「あなたの美しさを開花させる」~言葉、姿勢、食事~
自分が美しくなるために必要なことに敏感になる
言葉、姿勢、食事があなたの美しさを開花させる
自分の心と体を傷つけないために大事なこととは何でしょうか。私たちの心と体は、言葉、姿勢、食事でできています。思考や心を乱すような言葉、体を壊すような姿勢やトレーニング、内臓や血管を壊すような食事や生活。こんなことを続けていたら、美しくなれるわけがないと思いませんか。
自分を喜ばせることも、きれいになるためには必要です。肯定する癖をつける美人マインドには、ポジティブであることが不可欠です。自分を好きになったり、自分に自信を持ったりするためには、肯定する癖をつけてみましょう。普段の発言や頭に浮かんだ言葉が否定から入っていないかを思い返してみてください。
「でも」「いや」から会話を始めていないでしょうか。例えば、次のような会話です。
「今日は暖かくて気持ちいいね。でも夜は寒いよね。」
「あのお店美味しかったね。でも周りが騒がしかったよね。」
「あの人とお似合いだよ。いや、あの人のことは何も知らないよ。」
相手の話を否定している自覚がなかったとしても、「でも」「いや」から始まる否定の返しをすることによって、いいことも全て脳にネガティブなこととしてインプットされ、相手もあなた自身もマイナスな気持ちになってしまいます。
肯定的になる2つの練習
どうやら私は否定的に考えがちかも。そう思ったとしても大丈夫。そんな考え方の癖から卒業する方法、「ほめワーク」を2つ紹介します。
①相手のフリにまず「うん、そうだね」と返す。
☞さっきの会話のように、でも、やから返事をしてしまう人は、次の一言を言えるようにしてください。「うん、そうだね」「はい、そうですね」この一言から会話を始めれば、その後に先ほどと同じような話をしても否定的な印象になりません。会話の冒頭にうん、そうだねこれをつけるだけでオーケーです。
最初は本心からそうだねと思えていなくてもいいのです。言葉にするという行為を繰り返すことに意味があります。このブログを読みながら、「いや」「でも」が出てきそうになった時も、「うん、そうだね」という言葉に置き換えてみてください。
褒められた時にそうだねと返すことは、褒めてくれた相手を喜ばせる効果もあります。人を褒めることは勇気がいるもの。相手があなたのことを思ってくれ、伝えてくれた貴重なコミュニケーションの瞬間でもあります。そのため、相手の褒め言葉を受け取ることは、相手の気持ちを受け取ることと同じになります。
自分も相手も幸せにする言葉だと思えば、「そうだね」ということがちょっと楽しくなるはずです。
②ちょっとした時に自分を褒める。
☞次に、1人でできる自己肯定ワークを紹介します。それは、1日10回自分で自分を褒めることです。ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授は、人は1日に最大で3万5000回の決断をするという研究結果を出しています。ランチのお弁当にブロッコリーを入れる、電車に乗る、会社についてから飲み物を選ぶ。こういったことも決断です。
こんなアクション、毎日最大で3万5000回もこなしているなんて、それだけで大変なことだから、その数万回のうち10回だけでも自分で自分を褒めてあげてほしいのです。そして、褒めることに慣れてきたら、いくらでも褒めてあげてください。
褒めると言っても、とけ別な言葉を探す必要はありません。アクション+「すごい」で自分を褒めるだけで十分です。
「二度寝しなかったらすごい!」
「朝、ゴミを片付けたらすごい!」
「朝、子どもを褒めてあげたらすごい!」
「空を見上げる心の余裕があった。すごい!」
「いつもより1本早い電車に乗った。すごい!」
こんなふうに、好きなタイミングで自分に声をかけてみてください。オススメのタイミングは、1日の始まりからポジティブになれる朝です。朝から自分を褒める「朝ほめ」をしてみてください。そして、朝ほめの内容をハッシュタグをつけてSNSで発信して、ポジティブアクションをシェアするのもおすすめです。
そうして褒め仲間が増えれば、続けるのがより楽しくなるはずです。行動心理学の「インキベートの法則」によると、ある行動を習慣化するには21日間必要だと言われています。ここで紹介した2つの練習をぜひ21日間は続けてみてください。
そして、「いやいや」「そんなことないよ」「嘘でしょ」「私なんて」こんなマイナスな言葉は今日から禁止。
「うんうん、そうだね」「本当だ」と言葉からプラスに変えていくことが美人マインドの重要な要素のひとつです。
次回、「感謝とほめ返しが美人マインドをつくる」~自分を喜ばせる美の循環~
関連情報