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「肌荒れのサイクル」~ターンオーバーが乱れた肌にならないために~

健康な肌=美肌と呼ばれるわけ

 

ターンオーバーが乱れる原因

大切な肌のターンオーバーサイクルですが、様々な要因によって簡単に乱れてしまうことがわかっています。以下はその代表的なものです。

 

 

遺伝

 ☞体質により、生まれつき保湿成分が見出しにくい遺伝子を持つ方がいることなどが研究で分かっています。特にアトピー体質の場合、皮脂の分泌量が著しく少ない方もいます。肌質は本当に人それぞれで、遺伝的な要素で決まってしまう部分もありますが、適切なスキンケアを身につけることで、ある程度肌状態の改善を目指すことが可能です。

紫外線によるダメージ

 ☞紫外線がシミやシワの原因になることはご存知の方も多いと思いますが、実はターンオーバーサイクルを直接的に乱す原因にもなります。紫外線による炎症反応を感知した肌は、ターンオーバーサイクルを無理やりに早めて、ダメージを受けた細胞を外へ押し出そうとします。

 

この状態になると、ターンオーバーの過程で生成されるセラミドやNMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)などの潤い成分を十分に作り出すことができなくなり、肌のバリア機能の低下につながります。1年を通じて外部に露出している顔、首、手の甲には特に気を付けて日焼け止めを塗るなどケアを行いましょう。

また、日焼けをしてしまったなと思ったら、適切なスキンケアを加えることで早期にダメージを抑えることも大切です。

 

炎症

 ☞花粉やPM2.5、摩擦などの刺激で肌表面に炎症が起こると、紫外線ダメージを受けた時と同じようにターンオーバーサイクルが著しく早まってしまいます。激しい場合には、わずか数日で肌が剥け変わることもあります。弱い炎症反応は、その後も数週間持続しうると言われています。

 

肌は一度炎症を起こすと悪循環のサイクルに陥り、さらに肌荒れを起こしやすくなります。炎症状態を未然に防ぐべく、日頃から予防ケアを行うのが美肌賢者たちの鉄則です。

 

加齢

 ☞残念ながら、加齢もターンオーバーサイクルに影響を与えます。加齢とともに肌表面の質感がゴワゴワしてきたように感じるのは、ターンオーバーの後半で角質層の剥離を促す分解酵素の活性が低下するためと言われています。年齢に応じたスキンケア成分を取り入れることで、ゴワつきを解消し、ターンオーバーサイクルを正常化したいところです。

 

皮脂の過剰分泌

 ☞皮脂は肌表面を保護するために必要ですが、過剰な分泌もターンオーバーサイクルを乱してしまう原因になり得ます。
皮脂の過剰分泌によるターンオーバーサイクルの乱れは、毛穴が目立つ肌やニキビ肌を形成する大きな原因の1つと考えられています。

 

思春期から目立った肌トラブルが増えてきた方は、ホルモンバランスの変化からくる皮脂分泌過剰が原因で肌荒れ起こしやすいタイプかもしれません。詳しくは後述する皮脂を抑制する効果が期待できるスキンケアを取り入れるべきるのがベタです。

 

間違ったスキンケア

 ☞メイクをするようになってから肌荒れが始まった方は、誤ったスキンケアで肌に刺激を与えているのかもしれません。スキンケアで最も肌にダメージを与えやすいのが、洗顔やクレンジングなどの落とす工程です。また、肌荒れを起こしているのに、刺激の強い美容成分を多用するのもNGです。

 

肌がきれいな人に憧れて、色々なスキンケアアイテムを使用することにも注意が必要です。肌の丈夫さは千差万別で、他の人にとって良かったものがあなたにもいいとは限りません。他人のスキンケアを参考にする際は、自分と年齢や肌質が似ているかどうかのチェックが必要です。

 

 

ターンオーバーが乱れる仕組み

これらの原因によってターンオーバーのサイクルが乱れると、角質層には「細胞核」が残ったまま分厚い角層細胞が見られるようになります。この状態を「不全角化」と言います。表面がごわごわとした質感になり、水分を保持する力も弱く、バリア機能が低下しやすくなります。

 

そのため、外部からの刺激に弱い状態になり、さらにターンオーバーのサイクルが乱れてしまう悪循環に陥りやすくなってしまいます。バリア機能の低下は刺激物質だけではなく、健康な肌ならトラブルの原因になり得ない、化粧品に含まれるわずかな物質さえも透過しやすくしてしまいます。

その結果、「敏感肌」と呼ばれる状態を引き起こすことがあります。一度この状態に陥ってしまうと、化粧品を使うこと自体が肌への負担になりかねないため、スキンケア用品を選ぶのがとても難しくなってしまいます。また、肌の状態を良くしようと躍起になって色々な化粧品に手を出してしまうと、さらに肌荒れを悪化させる可能性が高くなってしまいます。

特に、今まで美容が好きでスキンケア用品を色々試してきた方ほど、一旦この悪循環にはまってしまうと抜け出しにくくなる印象があります。まずは基本に立ち返り、シンプルなスキンケアに切り替えつつ、肌状態に合わせて必要な成分を選びながら、少しずつ肌状態を改善していくスキンケアを行っていきましょう。

<健康な肌とターンオーバーが乱れた肌>

 ☞ターンオーバーを乱す要因→ターンオーバーの乱れ→角層細胞の不全角化→肌のバリア機能の低下が、さらなるターンオーバーの乱れを引き起こします。

 

肌荒れのサイクル

・外的刺激(PM2.5、花粉、摩擦、紫外線、合わない化粧品)

・異物を排除しようとしてターンオーバーが早まる

・バリア機能が低い未熟な未熟な肌ができる

・新たな刺激を受けやすくなる

様々な外的刺激を排除しようとして肌のターンオーバーが早まり、刺激に弱い未熟な肌ができてしまう。そのため、肌荒れのサイクルを克服するには、土台から肌を立て直す必要があります。

 

次回、「守りのスキンケアで肌の土台をつくる」~スキンケア基本の3原則~

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