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「肌悩み別化粧品の使い方」~つらい肌トラブルその原因とは?~

肌トラブルや悩み別 スキンケア・メイク方法の対処法

素肌美人 ツヤ肌

 

 

 

肌悩み別化粧品の使い方  つらい肌トラブル。。。その原因とは

よくある肌悩みやトラブルに対しどのようなスキンケアやメイクを施すべきなのか、悩み別に説明していきます。具体的な対処法に移る前に、まず肌トラブルを生み出す要因について知っておきましょう。肌を劣化させる要因は様々ですが、その原因を大まかに知っておくことが、ケアがより効果的にできたり、トラブルの予防に役立てることができます。

 

肌の劣化やトラブルをも主要な要因は次の5つです。

 

1.乾燥

 ☞肌の老化を促進する最たるものだと言ってよいでしょう。水分量が少なくなった角層が硬くなってしまうことにより、小ジワが生まれます。また、角層の水分保持機能が弱くなり、肌が乾燥するとバリア機能も同時に低下します。その結果、肌がくすんで見えることになります。乾燥は湿度の低下だけではなく、睡眠不足、加齢、体調不良など体の変化によって起こるので、化粧品での外側のケアだけではなく、生活習慣を整えるなど内側からのケアも大切です。

2.紫外線

 ☞これまでに何度も出てきた紫外線紫外線による肌への悪影響は、シミ、そばかすだけではありません。紫外線を浴びると、皮膚の中で活性酸素が発生します。活性酸素は、肌のターンオーバーを促す細胞にダメージを与えて活動を弱めるとともに、肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維などの繊維を分解する物質の産生も促します。その結果、肌のハリや弾力がなくなり、シワやたるみができやすくなります。

 

3.加齢、血行不良、栄養バランスの乱れ

 ☞加齢とともに細胞の働きが弱まると、皮膚全体の活性が低下し、そのため角層部分のバリア機能や水分保持機能が低下し、潤い、肌の弾力がなくなります。また、血行が悪くなったり、食生活の乱れで栄養バランスが崩れたりすると、肌に必要な栄養が行き届かず、ハリ、弾力の低下や肌のくすみを作ります。さらに栄養面で怖いのが糖化の問題です。食べ物に含まれる糖が体の中のタンパク質を変性させ、ハリや弾力に重要なコラーゲンを劣化させてしまうのです。 野菜を先に食べる、甘いものを控えるなどの工夫をして糖化を防ぐことが大切です。

4.ホルモン分泌の低下

 ☞加齢に伴い、若さを保つための2つのホルモンの分泌が減少していきます。これも肌を劣化させる大きな要因です。1つ目が、肌の弾力を保つコラーゲンを増やしたり、肌の水分保持を助ける働きをする卵胞ホルモン(エストロゲン)です。これは30代以降から徐々に低下します。エストロゲンの低下により、コラーゲン生成の働きや水分保持機能が弱まり、肌の老化が進行していきます。もう1つは成長ホルモンです。子どもの成長に欠かせないホルモンですが、大人では肌を含めた体の中の各組織の修復をする働きをしています。このホルモンが減少することで、肌の新陳代謝が弱まり、肌老化が促進されます。

5.ストレス

 ☞肌はストレスによる症状が大きく出やすい部分で、肌の表面には細菌やウイルスから肌を守ってくれる「ランゲルハンス細胞」という細胞がありますが、この細胞はストレスによって数が減ってしまうことがわかっています。そのため、ストレスが強い環境では、肌は些細な刺激にも反応してしまい、肌荒れを起こしてしまうのです。また、過剰なストレスが肌老化を促進する活性酸素を発生させることもわかっています。

 

 

「小ジワ、シワ、たるみ」をなんとかしたい!

◆原因

 ☞「シワ」とひとくくりにしがちですが、原因と段階によって2種類に分かれます。肌の乾燥でできるのが「小ジワ(表皮性シワ)」です。この小ジワがある状態で紫外線ダメージを受けたり、加齢によってコラーゲン繊維が減少すると「シワ(真皮性シワ)」になります。たるみは、表情筋の衰えにより顔の脂肪が支えきれなくなった状態で、シワとたるみは化粧品によるケアでの解消が難しいため、小ジワの段階のケアが大切です。

<お手入れ方法>

◇スキンケア

 ☞小ジワは角層の保湿で目立たなくすることができるので、洗顔後のスキンケアが最重要となります。セラミドやスクワランなどの保湿成分が豊富に配合された基礎化粧品を使って、保湿重視のお手入れをしましょう。化粧水で水分を与えた後は、油分の多いオイル美容液やクリームでしっかり油膜を作るのを忘れずに。毎日シートマスクをするのも有効です。

◇メイク

 ☞パウダータイプの化粧品は皮脂を吸着するので避け、油分の多いタイプを選びます。ファンデーションならクリームやスティックのものがおすすめです。目元や頬も乾燥しやすいので、滑らかにのせられるクリームアイシャドーやクリームチークを使うと、粉浮きせずキレイな仕上がりが長持ちします。

◇クレンジング

 ☞潤いを残しながらメイクを落とすことが大切なので、洗浄力の高すぎない乳液タイプやクリームタイプを使います。拭き取るタイプを使うときは、肌を摩擦しないように気をつけるようにしてください。

 

 

「くすみ」をなんとかしたい!

◆原因

 ☞ターンオーバーの乱れによる角質肥厚や乾燥、疲れや寝不足による 血行不良、食生活の乱れなど、くすみの原因はいくつもあります。いくつかの原因が重なっている場合もあり、主にコスメで対策できるのは角質肥厚型と乾燥型。その他のタイプは生活習慣の見直しが必要です。

<お手入れ方法>

◇スキンケア

 ☞灰色がかかったくすみなら、それは角質肥厚型になります。ピーリングや酵素洗顔でターンオーバーを促します。透明感のないくすみは乾燥型で、なんといっても保湿ケアです。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン配合のスキンケアにオイル美容液をプラスしたお手入れで、みずみずしいお肌になりましょう。

 

◇メイク

 ☞角質肥厚のくすみは下地が命で、パール入りのものを選び、光を味方につけてトーンアップさせましょう。ファンデーションは、ほくろや血管が隠せるくらいのカバー力の高いタイプを選びます。反対に乾燥型のくすみは、カバー力よりも保湿効果が高いメイクアイテムを選びましょう。潤い効果も望めるBBクリームなどがおすすめです。

◇クレンジング

 ☞角質肥厚型のくすみは、オイルタイプで溜まった角質を落とすケアをするとよいでしょう。乾燥も気になるという人なら、乳液タイプでメイクを落としてから、週に1回ほど酵素入り洗顔料でダブル洗顔しましょう。乾燥型のくすみは、乳液タイプやクリームタイプなど油分の多いクレンジング剤で潤いをキープしながらオフをするのがおすすめです。

 

次回、「肌をよみがえらせるスキンケア」~美しく若い肌を取り戻すために~

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