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「肌に優しい洗顔のやり方」~乾燥を防ぎ、潤いを保つハリツヤ肌の作り方~

Tゾーン集中洗顔で肌の潤いアップ&ハリツヤが復活します!

素肌美人 透明感のある肌

 

 

たっぷり泡立つ洗顔料が肌の乾燥をまねく!

モコモコ泡をネットで作る洗顔の仕方がすっかり定着しました。泡立ちの良さで洗顔料を選んでいる方も多いと思いますが、実はたっぷりのモコモコ泡で洗顔することが肌の負担になっているケースも少なくありません楽に泡立てられる洗顔料には泡を作りやすくするために、より多くの洗浄成分や洗浄力の強い成分が配合されています。

 

乾燥肌の方が、こういった皮脂を落とす力の強い処方の洗顔料で大量の泡を作り、毎日しっかり洗い続けるとどうなるでしょう。もともと少ない肌の潤い成分が剥ぎ取られ、カサつきがどんどん進行し、肌の調子が悪くなってしまいます。オイリー肌の方の場合も注意が必要です。

 

泡立ちのいい洗顔料でしっかり洗おうと意気込んでも、それが油分の含まれたしっとりタイプの洗顔料であれば、ニキビなどの肌トラブルを悪化させてしまう恐れがあります。たっぷり泡でしっかり洗うという耳当たりのいい言葉に惑わされず、洗顔の際には洗顔料の質を見極め、自分に合ったものを使うことが大切です。

 

洗顔料には洗顔フォームと洗顔石けんがありますが、ここではより洗浄力の高い洗顔石けんについてご説明しましょう。洗顔石けんは見た目が透明なものと不透明なものに分けられます。透明な石鹸には保湿成分がたっぷり含まれ、水分配合量も28%以下と高めです。

 

大量生産に向かない「枠練り」という製法で作られることが多いため、価格は少し高めですが、肌の乾燥を防ぎたいならこちらが良いでしょう。一方、大量生産されていて安価な不透明タイプは、機械練りで作られていることが多い石けんです。
洗浄成分が多く、水分配合率も16%以下と低いので、ニキビ予防やオイリー肌のお手入れ向きと言えます。

 

肌質に合った適度な量の泡で洗顔すれば、肌トラブルはぐんと少なくなります。キレイな肌を作りたければ、泡の量より泡の質にこだわるようにしましょう。

 

 

洗顔時、泡を顔中にしっかり乗せる必要はない!?

洗顔についてもう1つお話ししておきましょう。とにかくしっかり洗顔することが美肌を作る絶対条件だと思ってる方は少なくないのではないでしょうか。実は洗顔はしっかりやればやるだけいいというものではありません。皮脂を目の敵にして手のひらでゴシゴシこすったり、泡を長時間肌にのせ、泡パックをしたりといった間違った洗顔を行ってしまう。

 

すると角層で肌の水分を保つ役目をするNMF(天然保湿因子)や必要量の皮脂までも洗い流してしまいます。こうしてスカスカになった角層は、化粧水や乳液で保湿しても元通りになるまでに時間がかかり、その間は紫外線やアレルギーの元になるアレルギンの影響も受けやすい状態になってしまいます。

よかれと思って行う念入り洗顔が、肌にダメージを与えてしまうことも少なくないのです。そこでおすすめしたいのが「Tゾーン集中洗顔」です。泡立てた洗顔料をの多Tゾーンに乗せたら、 夜は顔全体にその泡を伸ばしてすすぎ、朝を注ぎながら泡を顔全体に行き渡らせるだけです。こすり洗いをしないので、肌への負担が最小限で済みます。

Tゾーン集中洗顔のポイントは泡作りで、まず両手を濡らし、表示された適正量の洗顔料を利き手とは反対の手に取り、その手の平を少しくぼませて器のようにします。利き手で水を少量ずつ垂らすように加え、水と洗顔料をよくなじませたら、空気を含ませるようにしながら洗顔料を泡立てます。

こうしてできた空気をたっぷり含んだきめ細かい泡を使うことで、界面活性剤の肌への負担が最小限に抑えられ、肌の負担を減らすことができるのです。市販の洗顔ネットで泡を作っても良いのですが、ネットにいきなり石けんを入れて泡立てることはやめましょう。石けんの使用量が多くなったり、その分肌への負担も大きくなってしまいます。

 

美肌を作るのは念入り洗顔ではなく、メリハリの効いたTゾーン集中洗顔だと覚えておきましょう。

 

「肌にやさしい洗顔」のまとめ

<ふんわり泡の作り方>

①両手を水で軽く濡らす。

②適正量の洗顔料を利き手と反対の手に取り、(石けんであれば5,6回ほど手の中で転がす)水を少量ずつ加え、手に取った洗顔料と水をなじませる。

③洗顔料の入ってる手をくぼませるようにし、泡立て器でメレンゲを泡立てるようにすくい上げるようにしながら、空気を巻き込みつつ泡立てます。泡立ちが悪ければ、途中で少量の水を加えましょう。

④片手全体にふんわり乗せる程度の泡ができれば上出きです。ただスプーン1杯程度の泡でも十分洗浄効果があるので、量は気にしないでもいいでしょう。

<Tゾーン集中洗顔のやり方>

①ふんわり泡を作ったら、額から鼻筋までのTゾーンにポンポンとのせます。
②Tゾーンに泡をのせたら、夜は顔全体にその泡をしっかり伸ばし、朝は軽くすすぎながら顔全体に泡を行き渡らせましょう。こすり洗いは絶対にしないようにします。

③顔全体に行き渡った泡をしっかりすすぎます。洗顔量が少なめであっても、すすぎはしっかり30回は行ってください。

 

 

乾燥予防のスプレー化粧水が肌の潤いを奪う 冷暖房の効いたオフィスなどで、肌の乾燥対策に「スプレータイプの化粧水をこまめに使っているのに、一向に乾燥が収まらない」という方、一度ポーチを空けて化粧水の容器をチェックしてみてください。それがエアゾール缶入りのスプレー化粧水だったら、肌の保湿効果はほとんど期待できません

というのは、このタイプの缶は吹き出し口の穴がとても小さくできているので、水を霧状に細かく出すことができますが、その分保湿成分など粒子の大きい成分を外に出すことはできないのです。そのため、潤いをキープできる保湿成分はほとんど入っていません

 

保湿効果の高い化粧水は独特のとろみがありますので、あのような液体を霧状にスプレーできないことを思い浮かべていただくとわかりやすいでしょう。つまり、エアゾール缶タイプの化粧水の中身はほぼ水だということです。このような化粧水を吹きかけたままにしておくと、スキンケアで浸透タイムを設けた時と同様のことが起こります。

化粧水を吹きかけた直後は、肌は一時的にとても潤ったような感じがしますが、実は肌についた瞬間から水分の蒸発は始まっています。さらに、肌表面の水分が蒸発するときに、気化熱の働きで肌の内側の水分まで持ち出されてしまうのです。普段のスキンケアでスプレー化粧水を使う場合はどうすればいいのでしょうか。

 

使用後に乳液やクリームで水分が蒸発しないようにフタをすれば良いのです。外出先で吹きかけるだけでは潤いをもたらすどころか、肌の乾燥を招く原因になってしまうので注意が必要です。プラスチック容器に入っている水素タイプの化粧水であれば、缶より吹き出し口の穴が大きいので、保湿成分が入ってるものが多くあります。

 

外出時にはこちらのタイプを使うのがおすすめです。エアゾール缶入りスプレー化粧水の後は必ず乳液やクリームで保湿ケアを忘れずに行いましょう。

 

次回、「効果的なシートパックの使い方」~まつ毛美容液の効果と使用法~

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