あなたが選ぶ正しいスキンケアはどっち?
目次
化粧品は肌の機能を保護するもの 使い方次第であなたの肌を最高の状態に導いてくれる
クレンジング剤は種類と肌質で決める
界面活性剤主体のクレンジングはダブル洗顔は不要になります。界面活性剤はメイクを水に流す作用があり、界面活性剤の多い「ミルク・リキッドタイプ」は肌に残留しづらいですが、「オイル・クリームタイプ」は洗顔後に油分が肌に残るので、ダブル洗顔したほうが良いものが多いです。
ニキビ肌や敏感肌の人は油脂でもダブル洗顔が必要になります。同じオイルでも油脂系クレンジングは、わりと水に流しやすいのですがニキビは脂漏性湿疹ができやすい人は、油分で肌荒れしやすくダブル洗顔をしたほうが良いでしょう。
ダブル洗顔とは、クレンジング剤が肌に残らないように、クレンジング後に洗顔料で顔を洗うことです。「ミルク」や「リキッド」のクレンジングは主に海面活性剤でメイクを落としますが、「オイル」「クリーム」は油分でメイクを浮かせ、界面活性剤で洗い流します。
例外的に油脂は水に流れやすく、肌に残っても皮脂に似た成分ですが敏感肌だと油分の分解物(脂肪酸)の刺激で肌が荒れたりします。ニキビや脂性肌の人は、油脂クレンジングの後はアミノ酸系などの優しい洗顔料を使うとよいでしょう。
夜洗顔したら、朝はお湯だけがベスト
洗顔の基本は一日1回がベストです。洗顔のし過ぎは肌トラブルのもとなので、夜にクレンジングや洗顔をしたら、基本的に朝はお湯だけで洗顔するのが理想です。もともと洗顔料を一切使わないクレンジングだけの人はそのままで問題なさそうです。
とはいえ、優しい洗顔料なら1日2回でも問題ありません。テカリが気になる人やいままでガンガン洗顔していた人はいきなり洗顔をやめないでください。特に穏やかな洗浄力のカルボン酸系、アミノ酸系の洗顔料なら問題にならないと思います。
洗顔のし過ぎは乾燥や皮脂過剰の原因になります。今まで一日3~4回も洗顔していた人が、急に一日1回のアミノ酸系の洗顔料にしたら肌が荒れてしまうことになります。洗いすぎには注意しつつも、自分の肌質やこれまでのスキンケア方法をふまえ、無理のない形で洗浄力をコントロールしましょう。
洗顔料は泡立てネットでしっかりと「泡」に
泡を作る添加剤には皮膚刺激があるので要注意です。洗顔に「泡」が大切なのはクッションとなって手でこすることで、肌にかかる「摩擦」を軽減してくれるからです。また、泡立てることでふわっと膨張し、洗える面積が増えるのもメリットの一つです。
しかし洗顔料の泡立ちを高めるための「添加剤」はものによっては皮膚刺激となる可能性もあります。泡立ちネットを使って、自分で作る「泡」は安全・安心なので、洗顔料の中身の成分にこだわって自分の肌質にあう基準で洗顔料を選びましょう。
以前とある洗顔せっけんで「小麦アレルギー」の被害者が続出した事件がありました。あの化粧品会社の広告がまさに手にひらにモコモコ泡をのせ、それを逆さにしても泡がくっついて落下しないというものでした。
このモコモコ泡を作っていたのが「加水分解小麦タンパク」(グレバール19Sという特殊な増泡成分で現在は使われていない。)これこそが小麦アレルギーの元凶でした。洗顔料に泡立ちを求めるよりも、泡は自分で作るほうが安心と考え、泡立てネットを活用しましょう。
化粧水は手で塗るのが最も肌に優しい
肌と異質な素材ほど摩擦や刺激が強くなります。肌は自分の手と違う素材ほど接触時に静電気を受け、肌への刺激や摩擦になることが知られています。手なら肌そのものなので、全く静電気を帯びずに安心です。コットンは帯電しにくい繊維なので、基本的には低刺激ながらやはり手には劣ります。
気づかないうちにあなたも至る所で静電気に触れていますが、感知しない微弱な静電気も蓄積すれば、ダメージになります。また化粧水をコットンに含ませると、化粧水の大半がコットン側に吸収されてしまいその分、より多くの化粧水を消費せざるを得ないです。
そのためコスパ的にも断然手で塗るのが正解となります。しかし、バスタオルや下着など肌に触れるものにはコットン(綿)がおすすめです。自然素材は肌に近い構造のものが多く、ウールやシルクもよい素材ですが、アクリルやポリエステルは刺激になるのでできれば避けましょう。
洗顔の締めは冷水を使うとよい
「気化熱」による肌の水分蒸発を防ぐことができます。皮膚の汚れを落とすには37~40℃くらいのぬるま湯で洗顔するのが正解です。しかしラストは顔に冷水を数秒かけるのが美肌の秘訣になります。
肌は温まると熱を外に放出しようとします。
このとき肌の水分と熱を一緒に発散するので肌を温めると乾燥しやすくなります。洗顔の締めに冷水をかけることで、乾燥を予防できしっとりとした肌を保つことにつながります。なお、顔の引き締めのために冷水を顔にかける人がいます。
しかし、引き締まるのはその時だけなのでこの目的でやるのは意味がありません。同じく毛穴の引き締め狙いで、冷水と温水を交互にかける美容法もあるようですが、交感神経と副交感神経が何度も切り替わることで、自律神経が乱れかねないのでこれはおすすめできません。
肌のことを考えるなら普通の日焼け止めで十分
「ロングUVA」という紫外線は肌を傷つけるわけではありません。シワ・たるみの原因となるUVAの中で一番波長が長い光線ですが、波長が長すぎてエネルギーが弱く、肌細胞へのダメージは基本的にはないと考えられています。
ロングUVAのような長い波長の光線を吸収できる紫外線吸収剤は、化学的に安定性が悪く皮膚刺激になりやすいです。敏感肌の人にとってはロングUVAよりも、紫外線吸収剤の刺激のほうが肌への負担が大きくなります。
ロングUVAも防げる成分の代表例には「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(アボベンゾン)」などで最近ではあまり利用されなくなった刺激の強い成分ですので覚えておきましょう。日焼け止めは基礎的なSPFとPAをチェックすれば問題ありません。
国産コスメが日本人の肌に合っている
海外コスメは日本製よりも刺激が強いことが多いです。欧米はもちろん、中国や韓国などの大陸は硬水が中心なので、肌の強い人種が多いと言われています。そのため、海外コスメは日本製よりも強い処方のものが多く、肌の敏感な日本人には刺激になりやすいのです。
ヨーロッパ特有の自然派志向があだになることもあります。欧州では新たな化粧品成分は何十年間も開発されておらず、古い成分ばかりの構成になっています。その分「有機植物」をつかったオーガニックコスメが豊富ですが、無農薬の植物は身を守るためにより強い毒を出すのです。
意外に知られていないのが、ヨーロッパでは新規の化粧品成分の動物実験が禁止されています。そのため新規開発が止まっており、何十年も前にできた刺激の強い界面活性剤しか使えない現状があるのです。また軟水に慣れた日本人は肌が鍛えられておらず、皮膚が薄いのも要因の一つです。
ヨーロッパでは配合しているすべての植物原料が「有機栽培」であることをオーガニックコスメでは定義しています。日本の定義があいまいで使用成分の基準がゆる~いオーガニックコスメのほうが、まだ低リスクかもしれないのです。
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