オシャレなヘアアレンジで雰囲気をがらりと変える
目次
ポイントを押さえれば誰でも手軽にできる あなたが一番きれいに見えるお気に入りのヘアスタイルが見つかる
朝5分でできるオシャレな「ひとつ結び」
今、トレンドのアレンジと言えば、ダントツでひとつ結びです。シンプルなのに抜け感とオシャレ感が出しやすく、位置次第でどんなコーディネートにもハマるヘアスタイルです。ただし、一歩間違えると疲れて見えたり、子どもっぽく見えてしまうのも事実で、シンプルだからこそポイントを押さえることが大切です。
ひとつ結びには、低めひとつ結び、基本のひとつ結び、高めひとつ結びと、簡単に言えば3種類のひとつ結びがあります。ひとつ結びは高さによって雰囲気が変わるのが面白いところで、それぞれでポイントも違ってくるので、順番に説明していきます。
最初は低めのひとつ結びをする場合で、「こなれ感が出しやすく、オシャレに見せやすい」反面、一番疲れて見せてしまう可能性もあるアレンジなので、おくれ毛はなしで潔くまとめましょう。まずは、手を熊手にしてざっくりと手ぐしの跡を残して襟足の上で結びます。
トップの髪の引き出し方は、トップからサイドへジグザグとつまみ出し、結び目のまわりも忘れずに引き出してください。ポイントとなるのは耳の見せ方で、トップや後頭部同様、耳の後ろからもサイドの髪の毛をゆるく引き出し、耳を半分隠すとバランスよく仕上がります。
耳を隠すだけで、大人っぽいモードな雰囲気が簡単に作れるのです。ベースを巻く時間がないときでも、ストレートと相性がいいのがこのひとつ結びです。ただし巻かない場合は、モードに振り切ったほうがオシャレにハマります。前髪を8:2に分け手ぐしの跡は残さずに面を活かしたツヤのある質感に仕上げましょう。
ひとつ結びの際のオシャレな雰囲気の出し方
トップとその周辺の毛束は軽く引き出しつつも、全体はあまりデコボコさせないように、控えめにした方がいいでしょう。おくれ毛を出さない代わりに大ぶりのピアスなどを合わせると、小顔効果も担えます。ちなみに帽子をかぶるときは、トップの髪がつぶれがちですよね。
でも、この低めのタイトにしたひとつ結びなら違和感なくスタイルを維持できますので、冬に重宝すると思います。まとめるヘアゴムも、コンチョなどちょっと飾りのついたものにすれば、ゴムを隠す手間も省けた簡単に完成するので、試してみてください。
高い位置でひとつ結びにする場合は、あごから耳を結んだ延長線結ぶのが黄金バランスです。子供っぽく見える危険性があるので、おくれ毛でカジュアル感を出すと大人にも似合うようになります。こめかみからおくれ毛を少しだけ引き出してそのままもみあげも引き出し、スタイリング剤を少しだけ毛先につけて束感を出しましょう。
襟足からこぼれたおくれ毛もニュアンスになりますから、そのまま束感が出るようにスタイリング剤をつけておきましょう。高い位置でひとつ結びにするときには、全体がピンとしたストレートだと急にチアリーダーのようになりますので、かならずゆるく巻いてからにしましょう。
この場合は細いゴムでまとめ、毛束をとって巻きつけながらゴムを隠したほうが大人っぽくなります。ピアスはナシか、つけるとしてもシンプルな方がトゥーマッチになりません。どちらも、そのままおだんごにもアレンジできますので、覚えておくとオシャレの幅が広がりますね。
雨の日は「ウエットな質感」でボリュームダウン
雨の日に髪が広がりやすくなってしまって憂鬱に感じる人は多いと思います。その原因は、髪の水分量で湿気によって必要以上の水分が髪に入り込むと、髪が膨張して広がりまとまらなくなってしまうのです。もともと髪が傷んでいる場合には、それがさらにうねりへとつながります。
剥がれかけているキューティクルの隙間に水分が入り込んで膨張させるのですが、傷んだ部分と痛んでいない部分によって水分量が不ぞろいになるため、髪にうねりをつくってしまうのです。あなたの髪は、日常的な紫外線や摩擦、カラーリングなどで傷んでいないことはほぼないと思った方がいいでしょう。
そのため、雨の日はいっそタイトにまとめる方がキレイに見えると思います。おくれ毛を出すと首にペタっと張り付いてしまうこともあり、清潔感が損なわれてしまうので、できるだけタイトにまとめてちょっぴりモード感を出すとオシャレに見えていいと思います。
いつも着ている服でもタイトなヘアにすると少し雰囲気が変わってクールに見えますから、イメージを変えることもできますね。ただし、「地味」に終わらないようにアイメイクをしっかりして、目元の印象は強くした方がいいでしょう。
ウエットな質感を生かし雨の日ヘアスタイルに
ショートやボブのときは、ウエットな質感を楽しむのも素敵です。濡れたような質感にするだけで、雨の日特有のもわっとした広がりを抑えることができます。スタイリングには、市販のウエット質感用のスタイリング剤もありますが、手持ちのシアバター系のスタイリング剤にオイルを混ぜるだけでもOKです。
セミロングぐらいの長さであれば、人差し指の爪の背で一回すくったぐらいの量のスタイリング剤を手に取り、そこにオイルをワンプッシュ(パール大)加え、混ぜながら手のひら全体に広げます。両手のひら全体にいきわたったら、根元を外して中間から毛先までの髪にパーの手でまんべんなくなじませてください。
いつものスタイリング剤をなじませる時よりも、毛先により多くつくようにできるだけ指を開いて、毛先を何度も通すようにすると、いい具合にウエット感を出せます。もしウエット感が足りないと感じたら、少量のシアバターを指先にとり、毛先にだけつけながら束感の演出をするといいです。
いつもと同じデニムスタイルでも、クールにかっこよく見えてくると思います。ウエットスタイルは、もしかしたら難易度が高いと思われる人もいるかもしれませんが、それは服装とのあわせかたに影響されます。じつは、コンサバな服やフェミニンな印象の服にウエットな質感の髪を合わせると、途端に清潔感がなくなってしまうのです。
ウエットスタイルにするときは、クールなイメージの服、モードなイメージの服、メンズライクでちょっとハードな服の方が似合います。そして赤みの強い口紅の方がしっくりきます。せひ服も口紅も変えて挑戦してみてください。
「エフォートレスなおだんご」でパリジェンヌの定番に
決して着飾っているわけじゃないのに、洗練されて見えるパリの女の子たち。シンプルなTシャツにデニムを合わせたり、定番のボーダーやトレンチコートでも、どことなくオシャレな雰囲気になっていますよね。その力の抜けたエフォートレスなヘアスタイルの定番は、低めのおだんごです。
高めに結ぶよりも低めのおだんごの方が力の抜けた大人っぽさが出るので、どんな人にも似合ってその人らしさを引き出してくれる魔法のスタイルなのです。無造作感がカギなので、ベースの髪はできたら巻いておいたほうがキレイにできます。
最初に髪全体にシアバターをなじませ、耳の下のラインにあたる低めの位置でひとつにざっくりまとめ、二回目のゴムを通す際には毛先を残して輪にしておきます。まとめるときにはひとつ結び同様、指を熊手にして手ぐしの跡を残してくださいね。ここのラフさが全体の印象を左右します。
結び目を押さえながら、後頭部とサイドにかけて髪を少しずつ引き出しながら、後頭部のボリュームを整えたら、毛先を残して輪になった髪を左右に開きながらふくらみを円形に整えて割れてしまいそうなてっぺん部分にアメピンをうって、円形をキープします。
残った毛先はゴムを隠すように結び目に沿わせてポイントごとにアメピンで固定します。おくれ毛を多めに出すとカジュアルに、出さないとクラシカル度がアップします。余分に出てしまったおくれ毛があったら、アメピンでまとめましょう。
その場合毛先をピンで挟んでからおだんごの中心に差し込めば、ピンが悪目立ちしないのでキレイに見えます。こぼれたおくれ毛は、毛先が目立つと子供っぽい雰囲気になってしまうので、軽く巻いてゆるさを出しておくとよさげに見えます。
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