キレイなフォルムのヘアスタイルで小顔に見せるテクニック
目次
「ユルふわ」髪質をつくるヘアスタイルは360°を意識して!ふんわり後頭部で横顔美人に
頭を大きく見せる「四角いフォルム」の効果とは?
頭の形は人によって全然違うものですが、日本人に多い悩みのトップは「ハチの張り」と「後頭部の絶壁」です。ハチが張っているからこそ頭が四角く見えて、大きく感じられてしまうのです。だから、ペタンとした髪の毛でハチを強調してしまうのは絶対にやめましょう。
頭の形を良くするポイントはただひとつで、「トップ」と呼ばれる頭頂部のボリュームを出すことです。トップの髪の根元が立ち上がると、自然と頭が立体的に見えてハチや後頭部が目立たず、頭の形もキレイに見えます。例えば、ニット帽をかぶったときのヘアを想像してみてください。
ぴっちりと頭に張り付いた髪で頭の形が浮き彫りになってしまうと、あまりオシャレには見えませんよね。(ニット帽をとったときには、すぐに髪をかき上げてトップをふんわりさせることをおすすめします。)トップの髪を立ち上げるのに一番大切なのはドライヤーの使い方です。
というのもスタイリングにおいては、ドライヤーの使い方がすべてなのです。これはショートでもロングでも同じで、正しい乾かし方を知っているだけで、朝のスタイリングも驚くほど時短になるし、広がりやうねりなどのクセも解決できます。
ドライヤーの風向きでスタイリング決まる
髪は乾く途中で形が決まっていきます。だから、お風呂上りにタオルを巻いてしばらく放置なんてことをしていると、髪が傷むのはもちろんそのときについてクセが翌朝まで持ち越されてしまいます。その結果、朝には全部同じ方向に髪がはねていたり、片側だけ根元がペタンとすることもありますよね。
お風呂上りはとにかくスピード勝負で、放置していると頭皮の匂いも発生してしまいますから、できる限り早くドライヤーを使って素早く乾かしましょう。またどうしてもついてしまったクセをリセットしたいときは、水をスプレーして地肌までしっかり湿らせると、変なクセが解消しやすくなります。
ドライヤーの使い方は、特別な技術はいりません。もちろんサロンのように毎日ブラシを使って丁寧にブローしたらキレイにスタイリングはできますが、実はブラシは使わずとも根元を立ち上げる方法があるのです。髪は頭頂部にあるつむじの毛流れによって、円を描くように生えています。
ですから、髪の毛はほとんどの人(約8割)が右回り、つまり時計回りに生えています。前髪が12時、右側が3時、後頭部が6時、左側が9時というイメージで渦を巻くように生えているのです。だからそのまま乾かすと左側の根元は立ち上がりやすく、右側の根元はつぶれてしまいがちになります。
ボブなどの人は、左耳の後ろに髪がたまりやすくなっていると思いますが、それはつむじによる毛流れが理由です。毛量がどうしても左側が多く、右側が少なくなりがちですから、右側の少ない毛先がハネやすくなってしまうのです。
ヘアスタイルによるドライヤーの当て方
そのため、乾かすときにはつむじと反対まわり、反時計回りに下から上に向かって乾かすと、ブラシを使ってブローしなくてもすべて解消できます。本来の毛流れに逆らって乾かせば根元のクセがリセットし、自然な立ち上がりがつきます。
これで9割まで乾かしたら元のスタイルの髪形に戻して、毛先を軽く下に引っ張るように伸ばしながら、上からドライヤーを当てて仕上げます。上からドライヤーを当てると剥がれかけていたキューティクルの流れが整うので、面でツヤも出ます。
これはショートからミディアムレングスの人にオススメのドライ法です。自然と根元に空気が取り込まれて立ち上がるので、トップのふんわりとした丸みのあるシルエットが完成し、頭の形もキレイに見えます。
一方ロングの人は反時計回りに乾かすと言っても長い髪がなびいてしまって難しいと思います。その場合は、すべての頭皮に垂直になるように風を当てて、内側から空気を入れるようにドライヤーを当ててください。すべての根元が立ち上がるように意識して風を当てるといいと思います。
そして、最後にトップから髪を前に持ってきて下に引っ張りながら乾かすと、前に向き直ったときに自然と後頭部がふんわりしたシルエットになります。仕上げはボブやショートと同じように仕上がりスタイルに戻して、下に引っ張りながら上からドライヤーを当てるとツヤが出ます。
ただし、乾かし終わったからといって、ここでギュッとゴムでまとめたりはしないでください。クセがつくと「うねり」になってしまうので、長い髪の毛が邪魔なときは、根元の立ち上がりを消さない程度にやさしくまとめておくと、根元の立ち上がりを朝までキープできます。
アイロンイいらずで巻き髪をつくるには?
生まれつきのストレートヘアは綺麗ですが、たまにはちょっとクセがほしいと思う人は多いようです。確かに力の抜けた自然なダウンスタイルには、緩やかな毛流れがあった方が柔らかく見えますし、まとめ髪にするときにも少しクセがあった方がまとまりやすくなります。
かといって毎朝髪を巻くだけの時間はとれないし、、、という人にオススメなのが寝る前の「仕込みおだんご」です。小学生の頃に髪を三つ編みにして寝たことがある人はなんとなくイメージできるかと思いますが、翌朝の髪は緩くパーマをかけたようにウェーブがついて当時は嬉しかったのではないでしょうか。
でも、実際は毛束を分けてギュッと三つ編みをすると髪がペタンとして根元が寝てしまうし、毛先はピンとしたストレートになり、かえって中間のソバージュ感が目立ってしまいます。だから大人は頭頂部でゆるいおだんごをつくって、ゴムが伸びたくらいのゆるゆるのシュシュでまとめて寝ましょう。
朝になれば大人っぽいゆるっとした巻き髪ヘアができています。頭頂部に髪を集まるために、根元も自然に立ち上がってシルエットもキレイです。毛先を丸めておけば朝起きてシュシュとるだけでゆるっとしたニュアンスのあるカールができているのです。おだんごにする位置は、自分で思っているよりさらに上の方にとめるようにしてください。
横になったときに枕にぶつかるようでは、眠るときに気になってしまいますので襟足にパラパラ落ちる髪の毛は気にせず、思いっきり頭のてっぺんに持ち上げて、毛束を持ったらねじりながら毛先をぐるぐるおだんごに巻き付けるようにして固定すればOK。毛先まで巻き込んだ方が自然なカールになります。
キレイなふんわりゆる巻きパーマをつくるコツ
注意点は、前夜に髪の毛をしっかり乾かすことです。ここでちゃんと乾かさずにまとめてしまうと髪が傷む原因になるので、注意してください。また、強いゴムで結んでしまうと変なクセが強くついてしまったり地肌に負担をかけて、抜け毛の原因になってしまうので、あくまでゆるいゴムを使いましょう。
パイル地のものや使い古してゆるゆるになったシュシュで十分です。この寝るときおだんごヘアは、起きたときの片側だけの毛先のハネやうねりも解消できます。枕と頭の関係を考えてもらえば分かると思いますが、髪をおろしたまま枕に寝ると、首筋に沿うように髪がうねります。
セミロングくらいの長さであれば、枕で中間の髪がへこむために毛先がハネてしまうのです。でも、上に向かって髪をまとめていると、毛穴がつぶれず根元の髪がすべて立ち上がったままなので、シュシュを取ったときにふんわりと丸みのあるシルエットができあがるのです。
トップの毛も寝ないので、頭の形もキレイに見えること間違いなしで、パーマをかけている人もこのおだんごで寝れば、朝わざわざ水で濡らさなくてもカールが簡単に復活します。そのままダウンスタイルにしてもいいし、アレンジしてもOKで、一日中ゆるっとエフォートレスなニュアンスをキープすることができます。
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