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髪のダメージを抑えるための日常ケアをおさらい 

ツヤ髪の秘訣は毎日の髪の保護から 髪のプロが認める最新のヘアケアテクニックを紹介

ツヤ髪をつくる 正しいトリートメントの使い方

素のままの髪で外に出ない

ホームケアをきちんとしたら、外出の時のケアも忘れずに行いましょう。子供のころは朝起きたまま髪は特に何もつけずに出かけていたと思いますが、大人は素髪で外に出るのはやめましょう。外出するときにノーメイクで家を出る人は少ないのと同じ感覚です。

 

化粧をしない日でもスキンケアはする人が大半だと思いますし、外出するときには日焼け止めくらいは塗ると思いますので、髪も同じに考えてください。紫外線や乾燥した空気で髪は傷みます。傷んだ髪は広がりやすくなり、スタイリングをくずしてしまいます。

 

分け目やこめかみのあたりからでてくるもやもやとした切れ毛や、まとめ髪からこぼれた生活感を感じさせる後れ毛も、ちょっとしたスタイリング剤をつけて束感を出すだけで一気に解消できます。スタイリング剤は苦手という人もいますが、肌に悪くない天然素材のものを選べば顔まわりにも使えます。

 

髪をまとめる際に仕込めば、はらりと落ちた髪もいい感じになってオシャレ度を上げてくれることにもなります。まとまりやすい髪にしてくれるうえに、ダメージ予防にもなりますからこれからは必ずスタイリング剤を塗って外に出るようにしてみましょう。

 

日差しの厳しい季節には、頭皮や髪の紫外線予防のスプレーもすると髪の傷みを防ぐとともに、頭皮を守ることもできます。頭皮はすれ違う際やかがむときなど案外匂いが気になる場所ですが、香り付きスプレーを選べば一日中気分も快適です。

 

 

 

スタイリング剤のつけ方は手つきがポイント

肌が敏感でスタリング剤を使うのは怖いという人には、シアバターなどの天然由来の成分を原料にしているアイテムを使うのがおすすめです。シアバターは赤ちゃんの肌にもつけられますから、敏感肌でも安心です。肌への保湿剤で髪のスタイリングなんてできるの?と思う人もいるでしょう。

 

実はサロンでもスタイリング剤をほとんど使わず、シアバターや軽いオイル程度で仕上げることが増えてきています。サロンにいった日はカラーやパーマをもたせるために、その日は髪を洗わないで寝るという人が多いので、寝る際に不快にならず翌日の髪もベタっとしないように肌に触れても安全なものを使うのが理由のようです。

 

シアバターなどの油分をつける際は、あまり量が多くなるとベタっとした感じになるので、ボブからセミロングくらいの長さの人なら、人差し指の爪の背で表面を1回削り取るくらいの量で充分です。一番のポイントは、手のひらでとってよーく伸ばすことです。

 

シアバターのテクスチャーは最初は固く感じますが、手のひらにとってこすりながら温めれば、すぐにしっとりとした柔らかさを取り戻します。それを両手のひらに刷り込むように、手のひらから指の内側にまでしっかりと伸び広げるのが、ムラにならずつけるコツです。

 

つける際には、手の平をパーにした状態で髪の内側に手を入れ、空気を入れ込むように手を動かしながら髪全体になじませます。何度か指を通せば自然と薄く全体になじみますので、1分もかからず完成です。このつけ方なら頭皮にもつけずにすみます。

 

巻き髪のときなら、全体になじませた後から下から上に向かって、毛先や中間の髪を指で少しづつつまんで毛束感を作りながら整えると、重たくなりすぎずスタイリング剤がしっかりつけられるので、カールもだれません。天然成分由来のスタイリング剤は、ショートでもボブでもロングでも使える万能アイテムです。

 

手に余ったらそのままハンドクリームとしても両手にぬれるのもとっても便利で、必需品といえます。起きてそのまま家を出るというのは、ツヤ髪のために今日からはナシです。まずは、まとめ髪でもダウンスタイルでも、スタイリング剤をつけるところからやってみましょう。

 

 

 

「ワックス」をもみ込むのはNG

スタイリング剤をつけるときの注意点は、ファーストタッチで髪の毛を握るようにしてつけないことです。「もみ込む」という言葉のせいで、スタイリング剤は握ってつけると思っている人が多いですが、そうすると最初に握った部分だけべったり重くついてムラになってしまいます。

 

スタイリング剤の重さでカールも伸びてしまいますから、必ず手のひらをパーにしてつけるようにしましょう。それでも巻き髪のカールがキープできない場合は、もう少しキープ力の高いスプレーワックスがいいでしょう。スプレーは油分も多すぎず、テクスチャーも軽めです。

 

表面の髪を持ち上げるようにして全体にさっとかければ、指通りはあるのにキープ力もあって、自然なままのヘアスタイルを維持できます。

 

 

 

髪質に合わせてヘアオイルを選ぶ

最近では、ダウンスタイルのスタイリングにはヘアオイルを使って仕上げるという人も多くなっているようです。ヘアオイルは髪にもいいし、良い香りのするものが多いので、女性としては気分の上がるアイテムですね。ただし、オイルは使い方がちょっと難しいアイテムです。

 

髪質を良く見極めてから選ばないと、毛穴のまわりはベタっとしているのに毛先はパサッとしているという状態になってしまいます。特に根元にベタっとつけてしまうと、何日も髪を洗っていないような清潔感のない印象を与えてしまったり、髪に動きがなくなって重く見えてしまいます。

 

「抜け感のある髪」のポイントである空気感は、根元が立ち上がっていないと出せませんオイルをつける際には中間から毛先のみにつけて、根元には絶対につけないようにしてください。そして、オイルのテクスチャーも重めと軽めがありますから、自分の髪質や髪量を見て選ぶようにしましょう。

 

できれば購入前に試しに髪につけてみて、テクスチャーを手のひらで確かめてから買った方がいいと思います。もしも触ってベタっとした感じだったら、うんと軽いタイプのテクスチャーから始めることをおすすめします。

 

 

 

髪を硬くするホームカラーリングの罠

最近は年齢が若い人でも白髪に悩む人が増えています。20代後半くらいから、カラーリングに使う染料を白髪染めにする人もいるみたいです。白髪染めと普通のカラーリングの染料に違いは、色がしっかり入って持ちがいいことです。交じって髪に定着してくれるので、安心感があります。

 

でも、濃い色で染めてあるからこそ、伸びてきた根元に白いものが混じってくるときになりますよね。それでドラッグストアのホームカラーリングを試してみたいと考える人も多いと思います。でもプロの美容師ならおすすめしない理由があるようです。

 

それは、ホームカラーの染料は髪を凄く硬くしてしまうからです。普通のカラー剤に使われているよりも染料が濃いので、ギュッと色が入ってガチガチの髪にしてしまいます。一本一本が針金のように硬くなってしますので、触ったときの柔らかさも、光に反射するツヤも失われてしまいます

 

もちろん色だけでなく、技術的にも自分でキレイに染めるのは本当に難しいです。後ろの方は自分では見えないため、めくってみると中は白くて全然染まっていないということもあります。まとめ髪などにすろと、途端に襟足の白い部分が目立ってしまうということもあります。

 

また、本当は伸びてきた根元だけ塗ればいい白髪染めの染料を毛先まで均一に塗る人が多いため、ムラになってしまうこともあります。毛先はどうしても傷んでいますから、カラー剤も入りやすく根元に比べて濃く染まってしまうのです。

 

一度強いカラーが入ると、あとでサロンに行ってもキレイに染め直せなくなってしまいます。染めた部分よりも暗い色で全体を染め直す以外のリタッチができなくなってしまうようです。

根元にリタッチ 白髪染め

 

 

髪を守りながら染めるためにサロンの技術を

自然派志向で「ヘナ」などの染料で染める人もいますが、そうした植物由来の染料は使い続けると色を変えられなくなる強いものです。植物性だから害はないと思いがちですが、アレルギーになってしまう人もたまにいるようです。なにより植物性の染料は赤みを帯びるという色の特徴があります。

 

そのため、人によってはかなり赤い髪の毛になってしまうこともあるようです。使い続けると色も蓄積され、その髪色がずっと続くようになってしまいます。その部分の髪を切らない限り、明るくすることも、違う色に染め直すこともできなくなります。

 

髪は毎日伸びるものなので白髪を隠すことは難しく、美容師の中には伸びてきた場合も自然になじむようにハイライトを提案し、隠すのではなくごまかすというイメージで施術することもあるそうです。ハイライトでところどころ明るい髪が交じると、伸びてきた白髪もさほど気にならなくなります。

 

そうしたヘアが難しい人には、伸びてきた根元部分にのみヘアマスカラやヘアカラーファンデーションで色をつけることを提案します。どちらもドラッグストアなどで簡単に手に入りますし、小さいので形態も可能です。買う時にはシャンプーで落ちるヘアマスカラやヘアカラーファンデーションを選べば、サロンで染めるときも邪魔にならないでしょう。

 

白髪染めも、あまり頻繁にすると髪を傷めますので、1月半~二月に1回くらいの頻度でサロンで染め直すといいと思います。また、紫外線の強い季節には頭皮や髪の日焼け止めスプレーをすると、紫外線からのダメージを防ぐとともに、カラーの色落ち予防にもなり長持ちさせられますのでお試しください。

 

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