ヘアスタイル抜け感の秘密オシャレな人は髪が違う
目次
髪が変わると顔も違って見える 自分でスタイリングできれば新しい自分の魅力が発見できる
シンプルな服も髪次第でオシャレに見える
ヘアスタイルはその人の「雰囲気」を決めるもので、遠くからでも近くでもあなたの印象のかなりの部分は、ヘアスタイルが握っています。どんな完璧なメイクをしていても、髪がボサボサではその人はおしゃれに見えません。せっかく、最新の流行りの服を素敵にコーディネートしていても服に着られているように見えてしまいます。
ところが、服はシンプルでもヘアスタイルが素敵だとなぜかオシャレに見えるうえに、顔までもが美人に見えるのです。最近はプチプラブームや着回しブームでシンプルな着こなしをする人が増えていますが、一見似ているコーディネートをしていても、なぜか特別オシャレに見える人っていますよね。
その理由は髪形にこだわっているからで、試しに一度パッと見て「あの人オシャレだな」と思う人を観察してみると、そのひとはきっとヘアスタイルを素敵にまとめていることに気づくはずです。流行の服にあれこれ挑戦するよりも、ヘアスタイルを変えた方が一気にこなれて見えるのです。
オシャレのコツは「自然」に「センスのいい」スタイルをつくること
そのために一番気をつけなくてはならないのが、「やり過ぎ感」を出さないようにすることです。シンプルな服を着ているのになぜか周囲から浮き立って見えるようなオシャレな人は、「見せる」「隠す」や「ふんわり」「ピッタリ」のメリハリが効いています。
例えば、大胆に襟の開いたニットに外国人のようなくせ毛ヘアを自然におろして鎖骨を強調していたり、寝起きの髪をざっくりまとめた髪に、襟の詰まったニットを合わせて大きく揺れるピアスを添えたりと、力を入れるところと抜くところがハッキリしているのです。
なぜなら、服もメイクもヘアも全部に全力だとオシャレに見えないからなのです。意識したいのは「抜く」ところを作ってトータルで100点を超えないようにすることです。服できちっとしたワンピースを着たら、ヘアは抜け感を出す。逆にカジュアルな服装なら、ピタッとモードにまとめたヘアスタイルにする。
「トータルで100点を超えない」と決めておけば、キメキメの感じにはなりません。頑張っている感じに見えるほどオシャレからは遠ざかるもので、それなら「足りない」ほうがまだマシなくらいです。全身のコーディネートでは常に抜くポイントを考えることで、オシャレ度はグッと上がります。
特にヘアスタイルはもっとも簡単に「抜け感」を出せるので、全身のオシャレ度を大きく左右させることができます。
「空気感」がヘアの抜け感をつくるのに大切
完璧なスタイルを作って一日中しっかりキープするのではなく、今はもっと力の抜けた自然さを感じさせる方がオシャレに見えます。スプレーでハードに固めて指が通らないようなスタイルはNGです。目指すは風になびいても、手ぐしでかきあげてもちょっと汗をかいても「いい感じ」に見えるヘアスタイルです。
最近は昔の成人式のように作り込んだアレンジスタイルはしません。洋服もちょっと力の抜けたカジュアルな感じで、パンツスタイルで行く人も増えたのではないでしょうか。それに合わせてヘアアレンジもカジュアルになってきています。
ゆるく編み込みをつくってから低くまとめるとか、毛束をいくつかねじって後ろでおだんごにする、というようなシンプルなものが多いです。美容師が目指すのも「完璧なスタイル」より、「崩し方で抜け感を出したスタイル」になっているからです。
ラフにまとめた髪は長時間経つと多少崩れてくることもありますが、はらりと落ちたおくれ毛もまたオシャレに見えてしまうスタイルをつくることこそオシャレヘアには肝心なので、今日からハードスプレーやハードジェルとはさよならしましょう。
パジャマでメイクではマンネリになる
美容室に通いオシャレを目指す女性の悩みで多いものを一つに「どうしてもあか抜けた感じにならない」というものがあります。そういうときに新しいヘアスタイルを試す前に、もっと大きな問題があります。この悩みをお持ちの女性には朝起きてパジャマでメイクをしている人が多いのですが、あなたはドキッとしていませんか?
朝のルーティンの順番が、朝起きてパジャマのままでメイクからスタートして、メイクしながらヘアスタイルをついでに整えて最後に着替えるというパターンなのです。でも、「オシャレな人」と言われて思い浮かべるのは、どんなタイプの服でも、全身の雰囲気が統一されている人ですよね。
その日がカジュアルな服装になるか甘めのワンピースになるか決める前に、いつもの流れで同じメイクとヘアスタイルにしているから、毎日同じ顔とヘアになってしまって、服との一体感が出せなくなっていたのです。洋服のコーディネイトを考えるときはコートやアクセサリー、靴やバックと一緒にトータルで考えるはずです。
しかし、洋服は着替えるのにヘアスタイルやメイクはいつもと同じという人が本当に多いのです。私たちはいつも「トータルの雰囲気」で人のオシャレ度を見ています。服だけ力の抜けたカジュアルなのに顔がしっかりメイクのコンサバ顔では、オシャレ度は半減で、カジュアルな服だけが浮いて見えてしまいます。
一体感を出すために朝一番に服のコーディネイトを考える
こうしたミスマッチを防ぐために提案するのは、朝の支度のはじめに天気予報を見ながら服のコーディネイトを考えることです。天気やその日の外出予定に左右される「靴」からコーディネイトを考えるのもいいと思います。それに今日着たいトップス、スカート、ワンピース、アクセサリーと決めていき、それからメイクとヘアを考えていきます。
首元は詰まっているのか開いているのか、スカートなら丈は膝上なのかひざ下なのか。全身のコーディネートで自分の顔の雰囲気と服やメイク、ヘアの甘さと辛さを調整するのです。とくにヘアスタイルは顔の額縁ですから、ヘアスタイルを変えるとそれだけであなた自身が新鮮にうつります。
いつもダウンスタイルの人がちょっとまとめ髪にするだけで、隠れていた魅力が出て首筋にドキッとさせられますし、逆にいつも髪をまとめている人が、ダウンスタイルにすると女っぽさが出て色気が出ます。ヘアスタイルをちょっと変えるだけで、あなたの魅力は大きくアップします。
新しい服が似合わないと思ったらヘアを変える
新しい服を買ったとき、初めて着る日にはまだ自分にしっくりこない気がして不安になることありますよね。やっぱりわたしには似合わないんだな、なんて思ってタンスの肥やしにしてしまった服はないでしょうか。そんなときはヘアスタイルを変えてみてください。
きっと似合わないと思ったのは、全身のバランスがとれていなかったのが原因で、ヘアを変えてみると急に「あ、これに合うかも!」と思えるようになるものです。注目すべきは、「襟元の開き具合」で、襟元は顔のすぐ下にくるからこそ、その人の印象を大きく左右します。
例えば、首の詰まった服は顔まわりの情報が多いのでヘアはシンプルでコンパクトに、アクセサリーもあまり多くつけるとうるさくなるのでつけないか、ごく小さなものの方が似合います。ネックレスをつけるときも丈の長いものにして、顔から離したほうがすっきりなじみます。
逆にデコルテの見える服なら、顔まわりが寂しいので情報を足していきます。ダウンスタイルにしてもいいですし、まとめ髪やショートなどの髪の短い人の場合は、存在感のある大きめのピアスなどで情報量を増やしてあげるのもありです。耳から3センチくらい下までくるような存在感のあるものにするとバランスがとれるでしょう。
服装に合わせてヘアスタイルでバランスをとるのがオシャレの基本
大胆ながらの入った服ならキュっとコンパクトなヘアスタイルにして、大きめのサイズの服なら少し高めの位置でひとつ結びにすると可愛さがぐんとアップします。どんな服の時もいつも同じヘアスタイルにしている人は多いと思うのですが、それはもったいないです!
どんなシチュエーションでもオシャレに見える人は、必ずヘアスタイルを3つ以上は持っています。会社に行くときのかっちりした服も、休日のカジュアルな服装も、ちょっとしたパーティーの服も、アウトドアの服も、どんなタイプの服でも着こなして、いつでもオシャレに見える人は、ヘアの力を存分に使っています。
洋服は、いつもヘアとメイクとアクセまでセットで考えるようにすると、どんなタイプの服も着こなせるようになります。ちなみに、美容師はおしゃれな人が多いと言われますが、それはヘアアレンジという最強の武器があるからです。どんな服でもヘア次第で着こなせると思うと、オシャレの楽しみも広がりますね。
美人見えするヘアスタイル3つのポイント①
どんなヘアスタイルにしても、女性をきれいに魅せるヘアスタイルには必ず共通する3つのポイントがあります。
1.ツヤと柔らかさのある質感であること。
2.顔の形がキレイに見えるフォルムであること。
3.顔が「卵型」に見えるようなスタイルであること。
プロの美容師はいつもこの3つを意識することでオシャレに見えるスタイリングをしています。つまり、この3点をおさえれば、誰でもサロンの仕上がりのようなスタイリングが自分でできるのです。まずは「ツヤと柔らかさのある髪」で抜け感を出すヘアスタイルにするとはいっても、髪そのものが美しくなければキレイには見えません。
「もともと髪が細くて、、、」とか「猫っ毛でいつもペタンとしてしまう、、、」などの髪質の悩みを抱える人はたくさんいると思いますが、自分の髪質を正しく理解しないまま、雑誌の情報を信じてアイテムを選んでしまう人がたくさんいます。
でもシャンプーやコンディショナーを見直して正しくケアすれば、髪質は改善できますしスタイリング剤のつけ方一つでも、髪のまとまりが大きく変わってきます。これは次回のブログで詳しく解説しますが、ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。
美人見えするヘアスタイル3つのポイント②
2つ目のポイントは、全体のフォルム。頭の形は人によっては全然違うものですが、日本人で多いのはハチが張っている形と、後頭部が絶壁になっている形です。2つとも当てはまる人もたくさんいます。これらをカバーするフォルムを作るには、髪の毛の乾かし方が非常に大切です。
もちろん毎日サロンのようにブラシを使った丁寧なブローをする必要はありませんし、難しいテクニックは一切不要です。大切なのは髪の根元を立ち上がらせるように乾かすということだけです。寝ぐせやうねりで毎朝スタイリングに困っている人は、ぜひ試してみてください。
3つ目の顔の形を「卵型」に見せるスタイルをつくるには、自分の顔の輪郭や髪の生えグセボリュームについて知っておく必要があります。女性の多くは「自分は丸顔で、、、」と思っていますが、実はほとんどの人は丸顔ではないのです。
輪郭をきれいに魅せるには、前髪や顔まわりの髪の毛のアレンジが重要になります。分け目を変えるだけでも大きく印象が変わるので、そうした簡単なテクニックも紹介します。アレンジは崩し方でオシャレ度が変わってきますので、それについてもお伝えしていきます。
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