肌にやさしい汗拭きシートは化粧水成分で保湿もできる
目次
「ひんやり・スッキリ」には肌への刺激や乾燥といった代償があるので要注意!
清涼感はエタノールの演出
汗をかいたときに使うと、肌がすっきりして気持ちがいい汗拭きシートですが、その拭いた直後の肌がひんやりと冷たくなります。これが好きで使う人も多いでしょう。ですが、汗拭きシートの「ひんやり感」はシートに含ませてある「エタノール」という成分による演出です。
エタノールは非常に蒸発しやすい性質(揮発性)をもっており、その際に周囲の熱を吸収するため肌も熱を奪われて冷たく感じるのです。これまでの記事でも多く扱ってきたように、エタノールはこの揮発の際に周囲の肌の水分も同時に蒸発させてしまいます。
この結果、肌を乾燥させてしまうことがしばしばあります。また、エタノール自体にも皮膚刺激があるため肌の弱い人にはこのエタノールが多く含まれる汗拭きシートは不向きになります。良くない例として紹介する汗拭きシートの成分表では、水に次いで2番目にエタノールの表記があることが多いです。
エタノールの肌への影響とは?
エタノールは酒の主成分であり、蒸発(揮発)により肌に清涼感を与えますが、同時に水分を奪って乾燥を招くことは御存じの通りです。また、肌への刺激があることにも問題があり、肌に悪影響を与える成分として特に敏感肌には不向きとなることを成分表を見る際に覚えておいてください。
実際、このような商品の使用上の注意には「アルコール過敏症の方、特に肌の弱い方、乳幼児には使わない」「傷、はれもの、湿疹等異常のあるところ、目のまわり、粘膜、除毛直後には使わない」と明記されていることが多いです。これはつまり、この汗拭きシートは刺激が強いということを暗に意味しています。
ちなみに、女性用に比べて男性用の汗拭きシートはさらにエタノール濃度が高くなっており、より清涼感が強い分刺激も強いということになります。事実上、市場の汗拭きシートのほとんどがこのような成分構成となっているため、敏感肌やアトピー肌の人が安心して使えるものはかなり絞られてしまいます。
まるで「化粧水でふく」シートがある
そこで敏感肌にも使える汗拭きシートをリサーチしたところ「DHC からだふきシート」が特に良くできていることが分かりました。成分を見れば、敏感肌に負担になるエタノールの配合はなく、敏感肌用の化粧水に主成分として配合されている「BG」がメイン成分になっています。
BGにはエタノールのような清涼感はありませんが、ふき取った後のお肌を保湿しつつサラッとした感じに整えてくれます。汚れを落とすための界面活性剤も「ココアンホ酢酸ナトリウム」という皮膚のタンパク質の電荷を変化させない両性イオン系で、皮膚刺激の少ないやさしい成分です。
PHもクエン酸で弱酸性に整えられていますし、赤ちゃんの肌にも配慮したというセールスワードに嘘偽りはありません。無香料なのでアレルギーの心配が少ないのもうれしいです。敏感肌・アトピー肌・赤ちゃんなど、普通のエタノール系の商品が使えない人にもおすすめの汗拭きシートです。
価格も一般のエタノール系の汗拭きシートと比較しても極端に高いというわけではありません。ただ、問題点としてはこちらの商品はネット通販が基本で、DHC直営店でないと店頭ではなかなかお目にかかれないアイテムだということです。
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