やさしいのに確実に効くニキビケアを紹介
肌環境を整えるのが第一。殺菌に頼ると再発するので注意が必要!
抗炎症剤で穏やかに整えるのがコツ
女性は身体のホルモン周期などで、一時的にニキビができやすくなる時期があると思います。そういう時にはスペシャルケアとして、ニキビ対策のアイテムを足す人も少なくないでしょう。このときに追加する化粧品として私がおすすめするのは「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」です。
有効成分に「グリチルリチン酸ジカリウム」と「アラントイン」という2種類の抗炎症成分を配合しています。この成分作用によってアクネ菌の増殖による炎症を抑え、ニキビの発生を予防できます。殺菌成分のような強烈な効果はありませんが、そのぶん穏やかな作用なので、副作用の懸念がほとんどありません。
BGなどを主体としたとてもシンプルな処方で、赤ちゃんの肌荒れにも使えるほど低刺激です。肌の調子額擦れてニキビができやすくなったときは、普段のケアにこのようなシンプルな化粧水などの抗炎症アイテムを付け加えるだけで、効率的にニキビ対策ができます。(ちなみにコスパも非常に優秀です!)
全身用なのでニキビケアだけでなく、あせもや荒れ肌予防のボディローションとしても優秀です。
殺菌・ピーリングは「その時だけケア」
ニキビケア化粧品の有効成分「イソプロピルメチルフェノール」は殺菌成分で、皮膚上の菌類の繁殖を抑える働きがあります。ニキビは、皮膚常在菌のアクネ菌が毛穴内部で過剰増殖することで炎症を起こし、腫れてしまったものなのでこの増殖したアクネ菌を殺菌することでニキビが沈静化します。
しかしアクネ菌は本来皮膚を守っている菌の一種なので、正常に働いていればニキビができることはありません。ニキビができてしまう根本の原因は菌そのものではなく、菌が繁殖しやすくなっている異常な肌環境にあります。そのためアクネ菌を殺菌していったんニキビが収まっても、その悪環境を何とかしなければいずれまた再発します
それどころかアクネ菌は本来肌を守る菌ですから、ニキビが完全治らないからと殺菌成分を使い続けると、肌を守るためのアクネ菌まで減菌してしまい皮膚の環境がさらに悪化するケースも少なくありません。また、良くない例の化粧品に含まれる乳酸やグリコール酸は、「AHA(αーヒドロキシ酸)」と呼ばれるケミカルピーリング成分です。
これらは皮膚の角質を溶かして剥離させる性質があるので、毛穴をつまらせている角質を除去してニキビを鎮静化させる目的で使われています。しかし、皮膚表面をある意味溶解させるのですから、当然皮膚には刺激が強く長期間使用するとそのバリア機能を損ねます。
これも使用直後はニキビの改善が見込まれますが、使用し続けるうちに肌のバリアが薄れ、逆に炎症を起こしやすい悪い肌環境を招く懸念があります。殺菌やピーリングは即効性が高いのですが、その分副作用も強く長期的なニキビケアには不向きです。対症療法的に一時だけ状態を緩和させるケアとして考えましょう。
荒れた肌に追い打ちしないように
ニキビができやすい皮膚はとても弱った状態になっています。このような時はできるだけ低刺激の化粧品を使うか、ほとんど化粧品を使わずムダな刺激を与えないようにするのがベストです。「ニキビ肌用のふき取り化粧水」というものが市販されていますが、この化粧水には前述した刺激成分の他に、エタノールを大量に配合しています
エタノールには強い殺菌作用があるので、より強力な殺菌が見込めるのですがその分肌への負担もとても大きいものになりやすいです。敏感状態の肌にはエタノールの刺激はとても強いものといえます。さらにエタノールには収れん作用(引き締め効果)があります。
その影響で肌の毛穴を閉じてしまうので、ニキビ内部の膿の排出が妨げられて完治が遅れる恐れもあります。エタノールが主成分のふき取り化粧水はニキビ対策には、成分の効果を考えると絶対にNGだと分かるはずです。
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