おすすめのボディクリームを選ぶならセラミド配合
目次
敏感肌・乾燥肌の人には油分+セラミド配合 塗るコスメでできる肌バリアづくり
塗る前に「洗う」を見直す
もし身体が乾燥する、もしくはかゆみが出るなどの症状がある場合は、クリームなどで保湿をすることを考える前に、ボディソープから変えてみることを検討してください。身体の乾燥やかゆみは、ボディソープを肌にやさしいものに変えると落ち着くことも多いものです。
肌が乾燥してしまうのは、ボディソープによって必要な油分や保湿成分が過剰に取り除かれるからであり、洗浄を穏やかにすることで、これらを肌にとどめることができます。健康な肌を維持するために必要なものは、何もわざわざ外から補給しなくても自分の身体で作ることができるのです。
アトピー肌や乾燥肌でお悩みの人は、まずボディソープの見直しから始めてみてください。
不足するセラミドを補給する「ケアセラ」
乾燥肌や敏感肌には、「セラミド」という物質が不足していることが最近の研究でわかってきています。セラミドは皮膚のバリア機能をつかさどる重要な物質ですが、人それぞれその産出量が異なっておりその量が少ない人は乾燥肌や敏感肌になりやすいと考えられています。
また、アトピー体質の人も同じようにセラミド量が、健康な人よりも少ない
ことが知られています。セラミドは皮膚のバリアになる物質なので、肌が弱い人はこの成分を積極的に補いかつ洗浄によって流し過ぎないことが、健康な肌を維持するポイントです。
2014年にロート製薬が発表した「ケアセラ」は、人間の肌に存在するものと同じセラミド(人型セラミド)を複数ブレンドした「天然型マルチセラミド」配合のボディケアシリーズです。同シリーズでも、ボディソープでの使用では大事なセラミドが流れてしまうので、そのぶん効果が減ってしまいますが「ケアセラ AP フェイス&ボディクリーム」は市販のボディケアコスメの中では大変希少な本物のセラミドを配合している商品です。
セラミドはとても高額な原料なので、ドラッグストアにあるようなクリームにはそれほど多くの配合はできません。しかし「ケアセラ」の天然型マルチセラミドは複数種の人型セラミドをブレンドすることで、ある程度配合濃度の不足をカバーしています。
市販のボディクリームとしては、かなり優秀な部類と言えるでしょう。主成分はBGやグリセリンなどの低刺激の保湿成分で、油分にはべたつきの少ないセタノールやエステルオイル(テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリエチルヘキサノイン)を使用し、比較的軽いタッチで塗り伸ばせるクリームで顔の保湿もできます。
石けん乳化はNG
クリームは基本的に水分と油分を界面活性剤で混ぜ合わせたものです。界面活性剤はインターネットの世界などで悪く言われることがよくある成分ですが、「界面活性剤は全部良くない成分だ」と考えるのは間違いです。良くない性質の界面活性剤もあれば、そうでもないものもあります。
一般的に洗顔料やソープ用の「陰イオン界面活性剤」には皮膚刺激がありますが、クリームなどの「塗り置き化粧品」の乳化に使う「非イオン界面活性剤」には皮膚刺激はほぼありません。まともな化粧品メーカーはこの区別を良く知っているので、クリームの乳化には一般的にこの非イオン界面活性剤というタイプを使用しています。
「ケアセラ」のクリームでは、「PEGー60水添ヒマシ油」がそれに当たります。しかし、これらの非イオン界面活性剤はほぼすべて化学合成して作られるものなので、過剰に「自然派」を追求する人々や企業の嫌悪の的になることがあります。
「石けん乳化」とは、化学合成物質じゃない(と思われている)石けんを用いて、水分と油分を混ぜ合わせる乳化手法のことを指します。とある石けんメーカーが作ったクリームは、合成界面活性剤は良くないということでこの石けん乳化法を採用しています。
しかしじつは、石けんも化学合成して作られる界面活性剤であり、先ほど挙げた陰イオン界面活性剤の一種で皮膚刺激があります。加えてアルカリ性なので、弱酸性の皮膚を保護するクリームとしては不適切です。皮脂などと反応して石けんカスを生じるなどの使用感の問題もあり「塗る」化粧品にこの成分を用いるのは間違いでしょう。
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