10秒で見抜ける美肌コスメを選ぶ方法
目次
科学の視点で成分から良い化粧品を探すための見極めポイントを紹介
化粧品は肌に良いと考えていいのでしょうか?
肌の悩みは「成分選び」により軽くなります。アトピー体質に生まれた私は小さいころからスキンケア化粧品、そして洗剤で肌が荒れたり、皮膚炎を発症したりしていたので「化粧品には何か悪いものが入っているのではないか?」と疑問を持ってきました。
もちろん「化粧品=肌や髪に良い」という根拠なき期待も抱いていましたが、肌に問題が無い人たちと比べるとその信頼感は薄かったと思います。大学で化学の基礎知識を得たことで化粧品の成分について情報を集めるようになりました。
その成果から化粧品が化学物質の複合物であることを理解し、それらの化学物質の特性を把握すれば自分の肌に合わない化粧品を避けることも難しくないと気づきました。そしてそれらの知識を肌悩みのせいで本来の肌の美しさに気づいていない多くの女性にアウトプットすることで役立ちたいと思い、情報発信しています。
成分から良い化粧品を探すにはどうすればいいの?
実際、世の中には化学の基礎知識がある私が聞けば、耳を疑いたくなるような、真偽を疑いたくなる非科学的な情報も大変多く、ネットや雑誌で飛び交っています。世の中にはあなたのように合わない化粧品に悩む消費者が少なからずいますし、触れるている美容や化粧品に関する情報は無法地帯です。
そして基礎知識を持たないという弱点に付け込まれて、そこまで良くもない化粧品に大金を払わされている人も大勢いるのが現状です。さて、このように化粧品とその業界について否定的なことを書きましたが、化粧品が肌に悩む人に大きな喜びをもたらすことは確かです。
すべての化粧品や製造業者が悪というわけではありません。化粧品の問題点やリスク情報ばかり目にしていると「化粧品など本当に必要なのか?」という疑問を抱く人もすくなくないでしょう。ですが、今のところ化粧品はそのものはあるべきだと考えています。
例えば、肌の機能が弱い人ほど良くない化粧品の影響を受けやすいですが、もし優れた化粧品があればその恩恵を受けやすいとも言えるからです。正しくいま必要な化粧品を選ぶことができれば、一つの化粧品の使用だけでも肌の機能を底上げし、健康そのものの肌を維持することもできます。
そこで、今回からのシリーズは実際の優れた商品を例に挙げながら、より良い化粧品を選ぶための方法や着眼点を解説したいと思っています。ぜひ、実践して悩みの解決にお役立ていただければと思います。
成分表示の1行目に注目するだけでよい化粧品を見抜けます
化粧品には、パッケージあるいは容器の裏などに「全成分表示」をつけるという法律で決められたルールがあります。(医薬品、医薬部外品は例外)成分表示を正しく読むことができれば、自分に合わないであろう化粧品を使わずとも避けることが可能となり、さらに慣れてくれば化粧品の大雑把な使用感やその実際の効果まで予測できるようになります。
成分表示は一見とても難しそうなものに見えますが、じつは少しのコツを掴むだけで意外なほど簡単に読み解けてしまうものです。10秒ほど見るだけでも、いくつもの情報を得ることができます。特に重要なものを1つ紹介すれば、成分表示は成分の配合量の多いもの順に記載されています。
一番上の1~2行を見れば十分ことが足りるということです。上位の5~6個までの成分の優劣さえ判断できれば、もうその化粧品の良し悪しはそこでほとんど決まってしまうわけです。
化粧品の成分は基本的の安全と思って大丈夫
成分の読み方として特に念頭に置かなければならないのは健康な肌状態の人が常識的に使用する上において、化粧品の成分は「基本的に安全」だということです。ネットや一部の書籍では、「合成界面活性剤はすべて悪」「防腐剤は危険」「天然成分で作った化粧品が良い」
「紫外線吸収剤には発がん性がある」などその実態とは全く異なった、消費者に対して単に過剰に危険性を煽っているだけのような情報が散見されます。しかしこれらのほとんどは実際にはまったく参考にすべきではない誤情報です。
化粧品とはとにかく安全性を優先して作られる商品なので、どの成分も「ふつうに使う」かぎりは一定の安全性は担保されているのです。近年の事件の例を見ると、本当に危険なのは強力な美白効果や天然由来をうたった新規の有効成分です。
それと比較すれば昔から使われている界面活性剤や防腐剤などは些末なものともいえるでしょう。
本物の化粧品とは安全で低刺激なものを指す
あなたに出会っていただきたい「本当に良い化粧品」とはどのようなものかお伝えしておきたいと思います。「化粧品」というのはそもそも肌の造作を変えるものではなく、あくまで肌の表面を整えて美しく「見せる」ものです。
それ以上の効果を求めれば思わぬ副作用が生じて肌に深刻なダメージを与えてしまうことも少なくありません。これまでの化粧品危害(化粧品使用による健康上の悪影響)の事件を見ると、そのようなケースが圧倒的に多いです。
だからこそ、本当に良い化粧品というのは「とにかく肌に対して低刺激、つまり安全である」ということが何より重要です。そして、そこに加えるべき美容効果として重要なのは「肌を守る」という効果であり、皮膚は人体のバリアなので化粧品の成分を体内に吸収することは基本的にはありません。
そのため成分が力を発揮するとすれば、それは「肌の防御」という形になります。肌の表面のバリアを補強し、刺激や乾燥、酸化などから肌を守る。現代の化粧品に求めるべき役割はこういったものだと私は思います。
このブログで紹介している良い例の化粧品の多くはこの基準に従って選出しております。そして、実際にこの方法で選んだ化粧品は素肌の健康維持に貢献し、アトピーや肌荒れに悩む多くの人の問題を解決した実績があります。
このブログで紹介する選び方のポイントはすべての化粧品に共通したものです。ぜひ、お近くのドラッグストアや化粧品売り場に立ち寄って、成分表示を読み解く楽しさを味わってください。そしてあなたが「自分だけの本当に良い化粧品」を見つける喜びを感じていただけたら、何よりうれしく思います。
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