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美肌に導く洗顔の基本は「育菌」

正しい洗顔とその後のスキンケアについて今度は形成外科医に聞いてみた

洗顔 ぬるま湯

 

洗顔の基本は34度以下のぬるま湯

人肌よりもやや低めのぬるま湯だけで洗顔をしていきましょう。肌のバリア機能回復のためには、クレンジング剤はもちろんできるだけ石けんも使わずにぬるま湯だけである洗顔方法がおすすめです。皮脂汚れやメイク成分は、夜には体温で溶けかかった状態になっています

 

皮脂は32~33度で溶け始めるのでそれよりも少し高めの34度のぬるま湯なら、皮脂もメイクもかなり落とせます。しかも必要な皮脂や美肌菌は残るので、生き生きと元気な肌を保つことができるのです。ただし、熱いお湯で洗うのは禁物で、水の温度が37度を超えると肌本来の保湿分子が流れ出し、乾燥を招いてしまうのです。

 

余分な汚れはぬるま湯で落とせる!

やさしく洗って皮脂膜と美肌菌、角質バリアを守る。お湯は温度が高くなるほど石けんに近い洗浄力が出てきます。肌に潤いを取り戻すためには、必ず34度以下のぬるま湯で洗顔をしてくださいね。

 

 

 

洗顔は「石けん」でやさしく洗う

化粧をした日は純石けんを使って洗顔しましょう。油分は水だけでは落とせませんので、油分を多く含むファンデーションは、オリーブ油やヤシ油などの植物性油、牛脂などの動物脂をベースにつくられた純石けん(無添加せっけん)を使って洗いましょう。

 

石けんも界面活性剤の一種ですが、その成分は洗顔後皮脂の酸によって中和され、洗浄力を失って無力化します。つまり、バリアを壊す力は弱いのです。さらに肌に残った石けんかすは常在菌のえさになり、健康な肌に導くというメリットもあります。

 

しかし、石けんを使っても洗いすぎると表皮ブドウ球菌の数を減らし、美肌作用を弱めることになるので、1日1回を限度にしましょう。

 

<肌をいたわる洗い方>

1.しっかり泡立てて、指が肌に触れないようにたっぷりの泡を顔全体にのせる。

2.小鼻や口まわりの皮脂が出やすい箇所を、指先で肌に触れないようにくるくるとやさしく洗う。

3.ぬるま湯で洗い流し、清潔なタオルでトントンとふき取る。

純石けん 手作り石鹸

 

 

肌を弱酸性に保つため洗顔の回数を減らす

身体の健康を保つためにも肌を弱酸性に保つことが大切になります。健康な肌のPH値は弱酸性で、これよりも酸性やアルカリ性に傾くと炎症を起こしやすくなります。市販の洗顔料の多くはPH10前後のアルカリ性であり、弱酸性をうたう洗顔料には合成界面活性剤が添加されています。

 

健康な肌にはアルカリ性を中和させる力があるため、数時間で弱酸性に戻りますがまめな洗浄を繰り返しているとその中和力が低下していきます。さらに洗顔の回数が多ければ、回復前にアルカリ性に戻してしまうことにもなります。

 

また、肌荒れ菌や病原菌のほとんどは酸性が苦手で、中性に近い環境を好むというという理由からも、肌を弱酸性に保つことが大切になり、洗顔のしすぎは肌によくないと心得ましょう。

 

<健康な肌のPHは弱酸性>

健康な肌はPH4.5~5.5の弱酸性がベストで、汗と皮脂が混ざり合った皮脂膜が弱酸性に保つ。しかし、病原菌のほとんどは弱酸性が苦手で、PH5.5~7の中性になると繁殖するので要注意です。また、古くなった皮脂や汚れにより酸性に傾いたり、油分の不足した敏感肌や乾燥肌はアルカリ性に傾いてしまう。

 

健康的な肌のPH

 

 

育菌が美肌へ導くカギ

常在菌のバランスを整える「育菌」が美肌には欠かせません。皮膚にはたくさんの常在菌が存在していて、皮膚の表面や毛穴の中に約20種類、数百億個が生息していると言われています。じつはこれらの中には皮膚を守る良い働きをしているものが多く、美肌のために大切にする必要があるのです。

 

常在菌には善玉菌、日和見菌、悪玉菌の3つがあり、美肌作りにはそれぞれのバランスが整っていることが大切で、そのためには「育菌」が必要になります。洗顔の回数が多いと善玉菌を洗い流してしまうため、洗顔回数は最小限にしましょう。

 

美肌菌のえさになる汗をかいたり、美肌菌を増やすヨーグルトパックもおすすめです。常在菌を上手に育て、味方にしていきましょう。

 

ヨーグルトパックで手軽に育菌

ヨーグルトに含まれるビフィズス菌が腸内環境にいいことは知られていますが、美肌菌を増やす働きがあることも確認されています。以下のいずれかで試してみましょう。

 

・ヨーグルトを直接肌へ:ヨーグルトを顔全体に塗り広げて、5~10分間置いてその後ぬるま湯で洗い流す。

・ホエイはシートパック:ホエイ(ヨーグルトの上澄み)は乾燥したシートマスクにしみ込ませ肌にのせる。

ヨーグルトパック 美肌菌

 

 

化粧水の潤いは肌へのダメージになる?

肌のバリア機能を壊し、かえって乾燥させてしまうのが化粧水です。皮膚には遺物の侵入を防ぐシステムが備わっており、角質層はその最前線でバリアの働きをしています。ですので本来、角質層を超えて化粧水は入っていけません。そこで肌に浸透されるために化粧水の多くにアルコールや界面活性剤が使われています。

 

つまり、わざわざ角質を壊して無理やり保湿成分を入れるということで、バリアが壊れれば水分の蒸発が抑えられずに、どんどん乾燥が進行してしまいます。また、肌についた水分は体温によって予想以上の速さで蒸発します。その時肌の中にある水分まで持っていってしまうので「過乾燥」状態を招き、潤うどころか正反対の結果をもたらしてしまうのです。

 

<化粧品を大量につけても意味なし!>

角質のバリア機能を壊してまで、肌に保湿成分を入れようとするのは本末転倒の行為です。乾燥肌や敏感肌は化粧水などの化粧品を大量に使って自らが招いた状態です。使用をやめて肌のよみがえりを実感してください。

 

 

 

洗顔後は皮脂膜を補うだけでOK

洗顔後はワセリン、保湿にはセラミド入り化粧品を使いましょう。すでにお伝えしたように、自分の肌が分泌する皮脂が最高のクリームです。洗顔後、合成界面活性剤入りの化粧品をつけて肌を傷めるより、余計なものはつけないほうがよっぽど合理的です。つけるのであればワセリンがおすすめです。

 

純度の高いワセリンは酸化しにくく、皮膚にしみ込みにくい特徴があり乾燥した部分に塗れば、皮膚に蓋をして水分の蒸発・さらなる乾燥を防いでくれます。ただし、ワセリンで保湿はできないので、肌細胞が自力で保湿できないほどダメージを受けているような場合は、角質細胞間脂質に近いセラミドが入った乳液やクリームを使うといいでしょう。

 

肌本来の機能を引き出すアイテムを使う

△美容液や保湿アイテム

☞高機能、高濃度な美容液などは、角質層のバリアを破壊する性質があるので要注意です。

 

◎ワセリンで十分

☞米粒大ほどの量を手のひらに伸ばし、両手を合わせて温めてから肌に軽く押し付けるだけです。

 

 

 

まとめ

洗顔料を使わない洗顔のメリットを知って試してみたくなりましたか?敏感肌や乾燥肌でお悩みの人は今までのスキンケアに問題があったのかもしれませんね。顔の肌に備わった皮脂膜やバリア機能、美肌菌などをすべて洗い流していたなんて驚きですし、美しい肌になれないのも納得です。

 

肌はよく弱酸性だと聞きますが、その理由は肌の上の病原菌を増やさないための環境作りだったとは知っていましたか?洗顔料に含まれる合成界面活性剤よりアルカリ性に傾けることは、美肌から遠ざかるスキンケアになってしまいます。メイク落としの洗顔をするときは純石けんを使って1日1回を目安に洗いすぎないようにです。

 

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