老け顔にならないために肌のハリや明るさを取り戻す
目次
疲れ顔や老け顔にならないための正しい対策とは?
目のまわりの構造が”くま”を目立たせる
疲れた印象や老けた印象を与える目の下の”くま”。実はいくつかの種類があり、それを知って対策を立てないとなかなか解消されません。1つ目の真の意味で”くま”といえる「青ぐま」は、血液が滞って青く見えるもので、血行不良が原因です。2つ目のむくみやたるみによってあらわれる「黒ぐま」は、老化現象なのでアンチエイジングケアが必要です。
3つ目のシミやくすみによる「茶ぐま」は、目の下に小さなシミが連なるようにできて”くま”に見えるようです。また、目をこすったり目元に湿疹などがつのタイプのする人は、角質肥厚や色素沈着が起こりこれが茶色く見える要因になります。このように主に3つのタイプの”くま”がありますが、どのタイプも年齢とともに目立ちやすくなります。
【★カン違いNGスキンケア ”くま”】
・アイメイクを落とすとき、コットンや手で強くこすっている。
・くまはすべて血行不良だと思い込み、頑張ってマッサージしている。
☆あなたの”くま”はどのタイプ? 簡単チェック法
・引っ張ると薄くなるが、完全には消えない☞青ぐま
・上を向くと薄くなる☞黒ぐま
・引っ張っても上を向いても変わらない☞茶ぐま
くまのタイプに合わせたお手入れ・治療法
◇血液のうっ血による「青ぐま」
目のまわりの毛細血管の血流が滞ることで起こるので、最善の解決策は血液の循環を良くすることです。血液循環をアップさせるために、皮膚が薄く青さの目立つ目のまわりだけでなく顔全体のマッサージをして血行を促進することが大切です。
そのほか、皮膚全体の代謝を促す有効成分を配合したアイクリームも良いでしょう。例えば、ビタミンE、高麗人参エキスやセージエキスなどが代謝を良くするので参考にしてください。体全体の血流を良くするのも効果的なので、ウオーキングなどの適度な運動もおすすめです。
◇むくみ・たるみによる「黒ぐま」
下まぶたの薄い皮膚が年齢とともに薄くなり弱ってくるために、たるんで影ができてしまうために起こります。むくみが加わるとさらに目立ちます。対処法としては、原因となるたるみを緩和するためにコラーゲンを強化するお手入れが必要です。
それにはレチノールやビタミンC誘導体、ピーリング剤などのコラーゲンを増やす作用のある成分を配合した化粧品を使うといいでしょう。これらの有効成分はシワにも有効なので使い続ければ、一挙両得の効果が得られます。むくみに関しては、冷たい飲み物や塩分を控える、運動するなどのほか目のまわりのツボ押しが有効です。
☆黒ぐまに効く有効なツボ☆
①瞳子髎(どうしりょう):目尻の端のくぼみにあるツボ。額のニキビにも効く。
②救後(きゅうご):目の下の骨のきわで、目尻から目頭に向けて四分の一内側にある。目尻の小じわにも有効
③四白(しはく):目の下の中央から親指1本分下に位置する。顔全体のむくみ、シワ、くすみにも効く。
◇シミ・くすみによる「茶ぐま」
小さなシミの集合体やこすることによる色素沈着・角質肥厚などで起こります。どれもメラニン色素が関係しているので、通常の美白ケアと同じお手入れを行ってください。もし、こすりすぎなどで角質が厚くなっているのであれば、ピーリングが効果的です。ただし、かゆみや湿疹がある場合は皮膚科に相談しましょう。
”くま”のタイプに合わせて効果的な栄養を摂る
青ぐまの予防:血液をサラサラにする「葉酸」や血液中のヘモグロビンの材料となる「鉄分」が有効です。
摂りたい栄養☞「鉄」鶏レバー、高野豆腐、ひじき、あさり、がんもどき
「葉酸」焼きのり、菜の花、鶏レバー、枝豆、アスパラ
黒ぐまの予防:むくみは塩分を控え、小豆やはと麦が有効です。たるみは食事よりスキンケアで緩和します。
茶ぐまの予防:シミと同様にメラニンの生成を抑える「ビタミンC」を一日数回に分けて補給します。
摂りたい栄養☞「ビタミンC」パプリカ、かぶの葉、ブロッコリー、ゴーヤ
顔立ちで”たるみ”の現れ方は異なる
たるみはシワと同様に真皮のコラーゲンやエラスチンの変化によって起こります。コラーゲンが弾力を失ったり、コラーゲンどうしのネットワークを維持するエラスチンが減少すると、線維全体のネットワークが崩れることで起きるのが”たるみ”です。実は、たるみとシワの原因は同じなので対策も同じになります。
ただし、その人の顔立ちによって現れる部分が異なり、「たるみ毛穴」「涙袋」「二重あご」「法令線」などがあります。
1.「たるみ毛穴」:初期のたるみで、多くの人が頬などの毛穴の開きからたるみを感じ始めるようです。若いときはハリのあるコラーゲンが毛穴をまわりから支えていますが、年齢を重ねてコラーゲンが緩んでくると支えきれず毛穴が開いてきます。
2.「涙袋」:もともと薄い目元の皮膚がたるみ、眼球のまわりにある脂肪を支えきれなくなって下まぶたの皮膚がぷっくり膨らんだように見えてしまう。
3.「二重あご」:フェイスラインのたるみで、体重が増えたわけでもないのに二重あごになるのは一種のたるみです。頬からあごまでが顔の中で最も脂肪の厚い部分で、それを皮膚が支えきれなくなると二重あごに見えます。
4.「法令線」:よくシワと間違えられますが、実はたるみが原因で頬の厚い脂肪を支える皮膚や皮下組織がたるんで顔全体が下がってきているのです。残念ながら化粧品での解消は困難です。美容皮膚科で行うヒアルロン酸注入などでないと緩和は難しいようです。
【★カン違いNGスキンケア ”たるみ”】
・独自の方法で強いマッサージを行っている。
・ふだん、たるみをグッと引き上げるように化粧品をつけている。
たるみ予防にはシワと同じお手入れ
たるみの原因はコラーゲンの弾力が弱まって脂肪などを支えきれずにたるんでしまうことです。たるみとシワは同じ原因なのでコラーゲンに働きかける化粧品を1本毎日のスキンケアに取り入れましょう。成分的な目安としてはコラーゲンを増やす作用のあるビタミンC誘導体やレチノールなどがあります。
コラーゲンの変性という意味で同じ”たるみ”も”シワ”と同じ原因です。たるんでしまってからはそれを解消していくのは難しいので、たるみが進行しないように早めにケアをはじめ予防していくことが一番重要です。
”たるみ”には代謝をたかめるマッサージが有効
たるみには必ずしも老化とはいえない要因が存在します。例えば、皮下組織の脂肪細胞が大きくなってしまうことや血行やリンパの循環が低下してむくんでしまうことなどが考えられます。「単なるむくみだから」と放っておくと真皮の皮下組織の機能低下にもつながるので安易な判断は避けましょう。
アンチエイジング化粧品を使ったり、老化を招く紫外線ををしっかり防いだりする対策は必要ですが、それ以外にマッサージによって真皮の活性化を図るのも効果的です。マッサージには代謝を高めてむくみを予防し、皮下脂肪をつきにくくする効果もあります。
二重あごの予防には筋肉トレーニングが必須
フェイスラインのたるみの原因は、コラーゲンの変性だけでなく筋肉の緩みとも関係しています。顔にある表情筋は皮膚にくっついているので筋肉が緩むと一緒に緩む=たるんでしまうのです。予防するには、表情筋エクササイズよりは器具などを使って行う運動がおすすめです。なぜなら、無理に表情をつくると、よけいに表情ジワを深くしてしまうケースがあるからです。
口からあごにかけての筋肉を鍛えるには、口にはさんで使うタイプの市販のグッズを使うと良いです。また、ペットボトルに少量の水を入れて唇で咥えて持ち上げそのまま10秒キープする。このとき歯は使わないようにし、慣れてきたら徐々に水を増やして負荷をかけていく方法もあります。
肌にハリや弾力をもたらす食品を摂る
たるみの原因には、抗酸化力の高いビタミンA・C・E(ACE=エースと呼ばれる)をとるのが有効です。とくにビタミンCは老化の原因となる過酸化脂質を抑える働きもあります。また最近は、やわらかい食べ物が多くなって咀嚼(噛む)回数や力がそれほど必要なくなったこともフェイスラインのたるみの一因です。
さつまいもやゴボウなどの食物繊維、砂肝のように硬く歯ごたえのある肉や骨付き肉など、噛む回数が増える食材を積極的に摂るのもよいです。食物繊維が多い食材としては、おから、大豆、納豆、モロヘイヤ、切り干し大根、ゴボウなどが挙げられます。
まとめ
老け顔を原因となるくまやたるみの対策はいかがでしたか?
普段のちょっとしたケアや食事で随分と改善できるものもあったのではないでしょうか。化粧品に頼るのではなく、まずは肌本来の力を取り戻させるお手入れが何より重要です。何もしないで放っておくとあとから元に戻すのは困難ですので、予防に努めましょう。
そのうえでコラーゲンやエラスチンなど真皮の機能維持のためのスキンケアとして有効成分の含まれる化粧品を適切に使いましょう。そうすることで若々しい肌のハリや弾力を実感できる美肌をつくることができます。美肌は一日ではつくれません。間違ったケアをやめて、習慣を変えることで素肌美人に目指しましょう!
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