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「肌老化の原因は紫外線」~UVケアで肌年齢と美しさが決まる!~

UVカットと保湿で肌を保護 あごまわりのケアが肌を守るポイント

スキンケアの常識 肌トラブルのない肌に

 

40代。今こそオイルを味方にして。ふっくらピンのツヤ肌に。

乳液やクリームのほか、フタになるものがあり、それが美容オイルです。オイルは肌の乾燥が進む40代から目を向けてほしいものの1つです。頼もしい保湿力があるばかりか、ほんの数滴で肌に見違えるようなツヤやハリが出る 欠かせない魔法のようなアイテムです。

 

オイルというと「べたつくのでは」「油やけしそう」と敬遠しがちですが、近年の美容オイルは水のようにさらっとしていて、その質感に驚くほどです。使用説明書に「夜用」とあるもの以外は油やけの心配もなく、日中でも気兼ねなく使えます。

 

機能面も多様化し、保湿はもちろんのこと美白ケアまで兼ねるもの、さらには洗顔後につけることで化粧水の浸透力を高めるブースター(導入)機能を備えたものもあります。乾燥肌の方は夏にも美容オイルをつけるのがおすすめで、紫外線を浴びると肌表面から水分が逃げてしまいますが、それを食い止めるためにも美容オイルは有効です。

 

また、ファンデーションの密着性を高めるので、メイク崩れもしなくなります。もしベースメイクの仕上がりにツヤが足りなかったら、上からとんとんとなじませればツヤ肌に早変わりです。ただし馬油やローズヒップオイルは油やけの可能性があるので、昼間は使用しないように。水をはじくため、ブースター代わりにはなりません。

 

 

オイルは人肌に温める温めると伸びがいい

◇ステップ1:オイルを取って温める

 ☞オイルはクリームと同様、手のひらを合わせてなじませ、人肌に温めます。手のひらになじませることで、つけすぎを防ぐ効果も。

 

◇ステップ2:手のひらで肌を包む

 ☞優しく肌を包み込むようにしながら、人肌に温めたオイルをなじませます。

 

美白オイル:油用性ビタミンC誘導体配合で美白に導く

 薬用ホワイトニングスクワラン(医薬部外品)30ml3000円(ハーバー研究所)

保湿オイル: リラックスができる香りが秀逸

 アルジュラン モイスト ディープスキンケアオイル 30ml1800円(カラーズ)

保湿オイル:数滴で潤いをたたえてハリツヤ肌へ。

 ダマスク ローズ デューオイル 20ml6200円(テラクオーレ)

保湿オイル:ビタミンEを含むウチワサボテンオイルなど4種のオイルを贅沢に配合。

 エンリッチオイル 50ml4500円(トーン)

 

 

紫外線は肌を老けさせる元凶。UVケアを正しく行って対策を

UVケアは、もう常識ですよね。真夏だけでなく春も秋も、それこそ1年中欠かしてほしくないのがUVケアです。地表に届く紫外線は、主に紫外線A波と紫外線B波があります。紫外線A波は波長が長く、肌の真皮層にダメージを与え、シワやたるみの原因になります。

一方、紫外線B波は波長が短く、肌細胞にダメージを与え、シミや日焼けの原因になります。こうした紫外線による肌ダメージを光老化と言います。さらに近年では紫外線以外にも近赤外線、液晶に使われるブルーライトも光老化の原因になるとされています。

 

とりわけ紫外線量が多い春~真夏は、日焼け止めを使った万全の紫外線対策が必要です。紫外線をカットする力はSPFやPAで表示され、真夏はこの数値が高いアイテムに切り替えたいものですが、それ以上に守ってほしいことがあり、それは正しく丁寧に塗ることです。

 

ほとんどの方は使用量が足りず、塗り忘れてる場所が多いのです。部屋にいてもガラスを通して紫外線は降り注ぎますから、1日中UVケアは抜かりなくしてください。つい塗り忘れてしまう方は、スキンケアの最後に使う乳液をUVカット効果のあるものに切り替えてみてください。わざわざ日焼け止めを塗る必要もないので、時短になりますよ。

 

塗り忘れやすい、やけやすいところとしては、髪の生え際、耳の上、首、デコルテなどで、薬指の腹を使って優しく塗りましょう。 日焼け止めは厚めに塗ってこそ効果が出るように作られているため、少ない量を薄く伸ばして塗るとうっかりやけてしまうこともあります。顔全体に塗った後、やけやすい頬高、おでこに重ね塗りがおすすめです。

 

 

UVカットと保湿を兼ねる乳液

◇つけている間美白もできる

 ソフィーナ ポーテ 高保湿UV乳液(美白)しっとり 30g3000円(花王)
◇空気中の有害物質もブロックする効果が。化粧下地としても使えて便利。

 オパジCマルチプロテクト UV乳液  30ml3000円(ロート製薬)

◇伸びやかな質感で、肌色をトーンアップ。石鹸で落とせるのがおすすめ。

 UVイデアXL プロテクショントーンアップ 30ml3400円(ラロッシュポゼ)

◇みずみずしい質感の化粧下地も兼ねる乳液。

 エリクシール ルフレ バランシング おしろいミルク 35g1800円(資生堂)

 

紫外線ダメージはここをチェック!

 ・日に当たると角質が蓄積されやすい。あごの下の柔らかさと顔のざらつきを比較することで紫外線ダメージを判断。
・日に当たらない腕の内側で肌色のチェックを。ここよりも濃い色になっていれば、やけている証拠です。

 

 

日を浴びたらまず冷やし、72時間以内に美白ケアを

近年、小さなお子様にも日焼け止めを塗ることが推奨されているようになりました。それと同様に、40代の女性の方が日焼け止めを塗らずに出かけることはほとんどないように思われます。それが紫外線の強い夏ならなおさらです。とはいえ、うっかり日焼けをしてしまうことも少なくありません。

 

アウトドアやリゾート地で万全を期したつもりでもやけてしまったら、できるだけ早いアフターケアが大事です。もし火照りを感じるなら、濡れたタオルで炎症を沈めます。この時、「早く美白美容液を塗らなくちゃ」と焦るのは禁物です。炎症が起きた肌には逆に高濃度の美白成分が刺激になる可能性もあるので、まずは必ず火照りを鎮めてください。

 

炎症が治まったらたっぷりの化粧水で保湿をし、それから美白美容液を使いましょう。ここまで72時間以内が勝負です。なぜなら、メラニンが肌に定着するまでのタイムリミットだからで、この間にどれだけ適切なケアを重ねるかで、うっかり日焼けをなかったことにできるかが決まります。

 

また、肌が乾燥していると焼けやすくなるので、普段から保湿は念入りにし、さらに言えば内側のケアも効果的となります。リカバリーの意味も含めて、サプリメントなどで美白効果のあるビタミンCを取るようにするのもいいでしょう。

 

 

日にやけたら急いで冷やし、美白ケアを

◇ステップ1:炎症があるなら鎮めるのが先

 ☞日にやけた時は、まずは炎症を抑えることから。いきなり美白美容液を塗るのではなく、濡れタオルなどで冷やし、火照りを鎮めて。

 

◇ステップ2:保湿をしてから美白美容液を
 ☞美白ケアは早めが肝心。日を浴びて3日以内だったらダメージをリカバリーできます。化粧水でたっぷり保湿をしてから、美白美容液を。

 

<オススメ美白美容液>

・コウジ酸配合。

 ONEbyKOSE メラノショットホワイト(医薬部外品)40ml5300円(コーセー)

・密着度が高く、狙ったシミを集中ケア

 HAKU メラノフォーカスⅤ(医薬部外品)45g10000円(資生堂)

・1歩先の美白ケアを叶える画期的な1本

 エピステーム ホワイトフォトショット(医薬部外品)30ml9000円(ロート製薬)

・メラノサイトを集中攻撃。使い続けるうちにシミに手応えが。

 ホワイトショットSXS( 医薬部外品)20g12000円(ポーラ)

 

 

あごの周りを触りすぎるとたるみ、肌トラブルの原因に

あごは案外目が行くパーツなのに、特別なケアをしていないノーマークゾーン。皮脂分泌が多い場所だけに、20代の頃、あご周りのニキビに悩まされた人も多いのではないでしょうか。喋る時に口元を隠したり、頬杖をついたり、思った以上に触ってしまうのもあご周りです。

 

なのになぜか洗顔もすすぎもおざなりで、すすぎの泡だまりをタオルでグイッと拭っていませんか?ドキッとした方は要注意です。また、40代はフェイスラインがぼんやりしてくる世代ですが、これは肌のハリが失われるからで、ハリをなくしてたるんだ肌が重力に逆らえずあごの周りに蓄積すると、二重あごが目立つことも あります。

 

そのたるみを押し上げるべく、テレビを見ながらコロコロローラーであご周りをグリグリするとその結果、肌の奥にあるコラーゲン繊維が緩んで余計にたるむ。そんなケースもあるので、刺激の与えすぎは禁物です。最近聞いて驚いたのですが、私たちが日常使用するスマホやパソコンのキーボードは、天文学的な数値の雑菌で汚れているそうなんです。

 

それらの操作をした手で顎を触れれば、吹き出物の原因にもなります。だから、 できればあごを極力触らないようにしましょう。もし肌トラブルが出たら、マスクをつけると良いでしょう。こうすると、素手でむやみに触ることがないので治りも早くなります。

 

次回、「季節のスキンケア対策」~朝のスキンケアで一日を快適に過ごす~

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