手軽に可愛く見えるヘアアレンジ　おしゃれな上級者の使うヘアワックスとヘアメイク

覚えていて損はないハーフアップ

あらゆるシーンで役立つのが、ハーフアップのヘアアレンジになります。夕方に髪がぺたんこになってきたときも、顔まわりの髪が邪魔な時も、あまり髪の長さを選ばずにできます。女性らしい雰囲気になりますし、ほどいたときに髪にボリュームが出るので、「夕方に髪のボリュームを出したい」日などの朝にやると効果的です。

まず、耳の上から毛束を集めゴムを通します。前髪が長い人は一緒に集めてしまいましょう。頭頂部より少し下の位置でゴムを２周させたら、３周目は毛束の中央にゴムをくぐらせ、毛束を２つに折るようにします。４周目は毛束の先をゴムに巻き込みながら、毛先をゴムに引っ掛けます。

お団子部分の髪とトップの毛をつまみ出したら完成で、これでお団子風のハーフアップができます。結ぶ位置をちょっと低めにすると清楚な雰囲気に、高めにするとカジュアルな雰囲気になるでしょう。日中に、ゴムさえあればどこでもできるので、日々やっているうちに上手になっていくと思います。

前髪は耳にかけられる長さがベスト

誰でも素敵に見える前髪の長さというのは、耳にかけられるぐらいまで伸ばした前髪になります。このくらいの長さの前髪は、顔まわりに下ろせばフレームにもなって小顔効果がありますし、いろんなアレンジもできてどれも素敵な雰囲気になるのです。前髪に必ずレイヤーを入れてもらうと、重たくならずにいい感じになります。

おでこを出すのが恥ずかしいと、短めの前髪の人もいるのですが年齢を重ねると個性的な雰囲気になってしまいます。例えば、きっちりと分け揃えられたアイドル風の前髪は、アイドル風の服にしか合わない実は個性的な前髪の一つです。目の上ギリギリでパツンと切った前髪も、眉が隠れてしまいミステリアスな印象を生んでしまいます。

眉は表情をつくり、その人の人格を表す場所と言われています。眉を隠してしまうと、近寄りがたい印象になってしまいます。もちろんその人の個性に合っていればどんな髪型も素敵ですが、長い前髪の魅力もぜひ知ってほしいと思います。また、短い前髪はお手入れが大変でしょう。

少し伸びてきたらこまめにカットしなければなりませんし、油断して伸ばしっぱなしにしてしまうと、だらしなく見えてしまうので、長いほうがお手入れも簡単だと思います。大人の前髪は、邪魔だから切るではなく、ちょっと長めに伸ばすのが雰囲気の面からもお手入れの面からもベストと言えそうです。

そうしたほうが毎日のアレンジも楽しめますし、ただ下ろしているだけでもなんとなく素敵な雰囲気が出て、周りの人に可愛い・キレイといわれるようになるはずです。

ブラウンのアイシャドウで薄毛を隠せる

年齢とともに増える悩みの一つが薄毛と言われています。特に髪の生え際や分け目が気になってくるという女性も少なくないのではないでしょうか。そんなときは薄いと感じる場所に、なんとブラウン系のアイシャドウを塗ってしまいましょう。アイシャドウの色はパレットでいちばん濃いブラウンがよいでしょう。

まぶたにアイシャドウを塗るついでに、違う指でブラウンのアイシャドウをとって頭皮にもちょんちょんとのせてみてください。影のようになり、頭皮が目立たなくなるはずです。特に、生え際には効果的です。もともと生まれつきの生え際の形で、薄く見えやすい人もいると思いますので試してみてください。

生え際が自分も他人もいちばん目に付くところなので、ぜひアイシャドウのついでに塗ってみると前髪に馴染んで見えるのでおすすめです。ただ、分け目が薄いと感じる人は、まず分け目を頻繁に変えてみてください。意外と何年も同じ分け目という人が多いのですが、それでは薄くなって当然です。自分の分け目がどこか分からなくなるくらい変えましょう。

ワックスは必ずてのひら全体に伸ばす

ワックスを使うとボリュームが出たり、アレンジもまとまりやすくなりますので、正しいワックスのテクニックをぜひ身につけてほしいと思います。まずは小指の第一関節の半分くらいのワックスをてのひらに取ります。最初は少量からトライして、ボリュームが出づらかったら、少しずつワックスを足していっていくと、自分の髪にちょうど良い量が見つかります。

もちろん、それをいきなり髪に塗るわけではなく、しっかりと手をこすり合わせて、てのひら全体に伸ばします。指の先、指と指の間までしっかりと伸ばしきるのがコツです。なぜなら髪をスタイリングするのは指だからです。指のまわりにきちんとワックスがついていないと、意味がないのです。

そしてワックスがすみずみまでついた手で、耳まわりの髪の根元をかきあげるようにつけていきましょう。根元についていないとボリュームが出ないので、恐れずに根元につけましょう。そうするとふわっと立ち上がる毛束が生まれて、ボリュームが出るので、お好きなアレンジを始めていきましょう。固めのバームを使ってもいいですよ。

ねこ毛の人は固いワックスで

ねこ毛の人は髪がかなり寝てしまいやすく、いちいちこまめに直すのが面倒だと思いますので、ワックスを使うのが便利でしょう。ワックスは男性が髪を立たせるためにつかうようなホールド力の強いハードなものを使うのが良いでしょう。てのひらに伸ばしたら、スティックのりくらい固いものが目安になります。

ちょっと柔らかめなものをと弱気になるかもしれませんが、それだと効きませんので、超ハードなワックスを使いましょう。ワックスをつける手順は変わらず、少量ずつ使うようにすれば失敗はしないはずです。ワックス後は、キープスプレーをすれば完璧で、ボリュームが長時間維持できるようになります。

＜おすすめハード系ワックス＞

①アムリター　ベジガーデンヘアワックス

②サムライウーマン　ヘアアレンジワックス

③エピキュリアン　ヘアワックス

白髪隠しはヘアアレンジのあとに塗る

白髪が少量で白髪染めするほどではないけれど、ちょっと気になる人はいつものマスカラで白髪を塗ってしまいましょう。メイク用のマスカラで十分カバーできますし、もちろん専門の白髪用の部分マスカラでも大丈夫です。ポイントは、ヘアアレンジのあとに色を付けていくことで、すると最小限の量でカバーできます。

マスカラでできるだけ最小限に塗ったり、あるいは太めのカチューシャやヘアバンドで隠したりしています。カチューシャやヘアバンドでは額の生え際は隠さず、２センチ以上後ろにセットすると素敵なバランスになります。生え際の白髪を隠したいのはわかるのですが、そこはマスカラで隠し、バランスのほうを重視してくださいね。

白髪がまとまって生えているなら、刷毛タイプの白髪隠しを買って一気に色を入れたほうがいいでしょう。