化粧をしない日があってもスキンケアをしない日はない　肌を栄養と休息を与えるのがスキンケアの基本

メイクを落とさずに寝た日を取り戻す

メイクを落とさずにそのままソファで寝てしまったなんて日もありますよね。そんな朝は、メイクで服が汚れて雑菌が繁殖している可能性がある上に、パリパリに乾燥しています。即リカバリーのためのスキンケアを知っておきましょう。まずは、念入りにメイクを落とし、落とした後には酵素洗顔をしましょう。

乾燥しているのに平気かなと思うかもしれませんが、毎日スキンケアをしっかりしている肌なら大丈夫なはずです。きれいに落とすことを第一に考えましょう。メイクも余分な角質も、全部洗い流しますが、ひどい乾燥肌や敏感肌の人はいつもの洗顔料で丁寧に洗ったほうがいいかもしれません。

次にスキンケアは、昨晩の分もまとめてするという気持ちで、いつもの２倍の量でしていきましょう。「ミストローション、セカンドローション、美容液、ＵＶ乳液」の順に塗っていき、まだ乾燥すると思ったらそこから３倍の量にしてもいいくらいです。そして、ぺとぺとになった状態で少し時間をおきます。

手の甲を当てると「モチッ、ペトッ」くらいの質感になっていれば完成となります。「もちペト」の肌が出来上がったら下地からメイクをスタートさせてください。時間は巻き戻せませんが、肌の調子はリカバリーできます。

ヘトヘトでお風呂に入れない日はふき取りローション

お風呂なんて入れない、もう疲れてヘトヘト、そんな何もする気力が起きないという日は誰にでもあります。どんな日もきちんとスキンケアなんて難しいもので、あなたにも月に２～３回はそんな日があるはずです。そんなときの究極のおさぼり美容法を教えていきましょう。

それは「ふき取りローション」でふき取る、「オールインワン化粧品」をパックのように大量にべた塗りして終了という方法になります。まずは、ポイントリムーバーでアイメイクをふき取ります。その後に、ふき取りローションをつけていくのですが、顔も洗わずに終わらせるのでコットンだけは大判（６センチ×７センチくらい）の上質なものを使います。

何度もゴシゴシせずに、５～６回のタッチで終わらせましょう。たっぷりふき取りローションをしみ込ませて、コットンをたぷたぷにして使うのがポイントです。その後にミストローションをかけて、オールインワン化粧品を規定の何倍も塗ります。仕上がりがいつものスキンケアと同じくらい、もしくはそれ以上になるようにもちペトにする感じです。

本当にそれだけで大丈夫か不安になる人もいると思いますが、案外大丈夫なことは実証済みです。毎日のスキンケアでいい肌状態を作っていれば、たった１日さぼったくらいでは揺るがないからです。もちろん翌朝の肌の状態が”とてもいい”となるかはその人次第です。

ですが、いつものメイクがきちんとのる肌にオールインワン化粧品はもっていってくれるでしょう。さらに、ワンランク上のワザとしては、アイメイクを落とすのがとても面倒な日は、目は落とさずマスカラとアイライナーを残したまま寝て、次の日はそのままメイクします。

アイメイクはめんどくさいと思いながら落とすと、目の周りをゴリゴリこすってしまい良いことがありませんので、余裕のない日は肌のためにも注意してくださいね。

＜おすすめのオールインワン化粧品＞

①エルボ　パーフェクトオールインワンジェル

②ドクターシーラボ　アクアコラーゲンゲルリッチＥＸ

③ＭＩＭＣ　ＧＲＡＣＥ　ウーマンズパワーセラム

美容液よりも重要な日焼け止め

日焼け止めはとても重要で、シミや炎症をまず防ぐのは日焼け止めになるからです。だからこそ毎朝の乳液でＵＶカットも同時にできるものにするのは、紫外線を防ぐ手段をスキンケアに取り入れられるのでおすすめです。そして、塗るのにもテクニックが必要で、顔には凹凸があるので特にへこみ部分に塗るのを忘れないようにします。

とりわけ忘れがちなのは、あごの下、鼻のすぐ下、鼻の穴の脇になります。顔全体に塗り終わったと思ったら耳たぶ、耳の上、首にも日焼け止めを塗りましょう。ここまで塗るの？とおもうかもしれませんが、耳はメイクもしないので塗っていないと確実に日焼けします。

大した手間ではないはずなので、ついでに塗っておきましょう。日焼け止めはケチケチせずに、いつもの倍量をという気持ちでちょうどいいくらいの効果を発揮してくれます。

＜おすすめの日焼け止め＞

①

②薬用ホワイトニングセラムＵＶ

③Ｌａｒ　ネオナチュラルＵＶ　ホワイトプロ

お風呂前のブラッシングで頭皮が健康に

バスタイムは、顔も頭皮も毛穴が開き全身がリラックスする最高の時間ですよね。お風呂で習慣にすると、体にとって良い効果のあることがいくつかあり、それをするだけで肌や髪の調子がみちがえるようになると言われています。まず、お風呂に入る前に頭皮エッセンスをつけて、パドルブラシで少し力をかけて髪をとかしていきます。

下から上へ地肌にしっかりとあてて使いましょう。髪が細くて絡まりやすい人は手ぐしでほぐしてから、パドルブラシを使うとスムーズになります。こうやって頭皮ケアを普段からしておくと、シャンプーの時に余分な皮脂や詰まりが取りやすくなるので、ぜひ試してみてください。

＜おすすめのパドルブラシ＞

①ザ・ボディショップ　パドルヘアブラシ

②マベベ　ふかふかクッションのミニパドルブラシ

③ボタニスト　パドルブラシ

お風呂の中で使えるオイルケア

お風呂の中でやるべきことは、ともかく代謝を上げることです。「代謝のかなめ」といわれる足首を片足２０回ずつぐらい回してみるだけで、本当にドバっと汗が出てきてお風呂から上がっても体がポカポカします。バスソルトや好きなアロマオイルを入れて、温まりやすくするのもいいでしょう。

そのとき肩までしっかりと汗がじわーっと出てくるまで湯船に浸かってくださいね。半身浴よりも肩まで浸かったほうがしっかりと代謝があがると言われているのでおすすめです。さらに１週間に１～２回は顔のオイルケアをしましょう。まずは、お風呂にはなんでもいいので、オイルを置いておきましょう。

その美容オイルで小鼻のまわり、小鼻、Ｔゾーン、あごなど皮脂でごわつきやすい場所をマッサージしましょう。指をくるくる皮膚の上を回すだけで、毛穴が緩み角栓や古い角質が溶けやすくなりますよ。

どこでも使える安心なオイルミスト

とにかく肌は乾燥させないのがいちばんで、そんなときにおすすめなのがオイルインミストになります。すっぴんにはもちろん、メイクの上からでも使える便利なアイテムになります。オイルインミストは、ローションにオイルがはいっており水分だけのミストとは違って、肌を潤わせて感想を防いでくれます。

使いかたはメイクの上からならば、ミストを上向きに噴射してそれを顔にかぶるだけでよいです。数回繰り返した後に、顔を両手でおさえましょう。肌全体がしっとりとし、見た目のツヤも復活するはずです。間違ってもスプレーをそのまま顔に近づけて噴射しないようにしてくださいね。せっかくのメイクが崩れてしまいます。

家でのすっぴんのときなら、いつ浴びてもかまいませんので乾燥を感じたらシュッと浴びると肌の潤いが復活します。

＜おすすめのオイルインミスト＞

①アリミノスブリナージュ　シェイクオイル

②シュウウエムラ　パーフェクトミスト

スキンケアに「足す」のが美容液

美容液の使い方が分からないや何を選んだらいいのかわからないという質問がよくありますが、確かに「美容液」は、本当にたくさんの種類があり、しかも続々と新作が発売されているので迷う気持ちもわかります。まず、美容液にはどんな種類があるかというと大きく分けて、「保湿系」「リフトアップ系」「美白系」と症状別になっています。

美容液は強力なスペシャリストであり、例えば保湿美容液は保湿だけを強力にするし、美白系は美白成分のみです。たまに美白も保湿もと書いてあるものがありますが、より効かせたいのなら美容液一つにつき目的が一つのものを選ぶのがいいでしょう。

美容液ではありませんが夏になると、化粧品売り場の目立つ位置に「美白化粧水」や「美白乳液」も並んでいますが、集中的に美白に効かせたいのなら、これら複数の効果がひとつのものに入っている商品よりも、美容液で取り入れるのをおすすめします。

乾燥肌なら保湿を、シミを消すなら美白を、シワ・たるみなどにはリフトアップ系を使いましょう。もし複数で悩んでいるならその分だけ何本使っても大丈夫です。美容液は目的に合わせて増やして使いましょう。ただ、マストで使いたいのが「保湿系美容液」でなぜなら保湿は美しい肌の土台になるからです。

シミもシワも乾燥している肌が引き起こすものなので、保湿なしにはどんな高機能な美容液も無駄になってしまうでしょう。また、保湿系美容液は手ごろな値段のものもたくさんあるので、毎日使い続けやすくもあります。美白系は少しさっぱり系のものが多いので、保湿系と美白系の２本使いをおすすめします。