ベースメイクを制すれば化粧直しは必要ない
目次
メイクを1日中キープするためのテクニックを伝授 ツヤ肌に見せつつ、いつでも使えるメイク術
ツヤのあるメイクは崩れやすい?!
私たちが目指すべき「ツヤ」メイクですが、実はツヤを意識したメイクはキ-プ力が弱いです。ツヤは水分と油分からできているので、肌の上で蒸発したり動いたりするのです。例えば雑誌や高校で目にするモデルや女優のツヤメイクはもともと撮影の間しか持ちません。1カットの間もずっとそばにメイクさんが張り付いて直すほどです。
「ツヤ肌」はとにかく取れやすく、一日はおろか1時間でもキープするのが難しいのです。プロのヘアメイクでも一日キープするのが難しいツヤ肌を崩れないようにするにはどうすればよいのでしょうか?もちろん、舞台メイクのような厚塗りメイクはご法度です。
ツヤがあり、何をしても崩れないのは大変なメイクですが、これが日常生活でもできれば最高ですよね。しかも潤いつくる「ツヤ」なので、乾燥もしにくくお肌にもいいです。この普段から使える「ツヤ肌メイク」の方法をこれを読んだあなただけに伝授していきます。
美人の条件は「ツヤのある肌」へと変化
まずは、ツヤメイクにとって大切なベースメイクを作っていきましょう。ファンデ―ションの選び方ですが「白い」という言葉にとらわれないように、「白い肌は美人の条件」「色の白いは七難隠す」ではありませんが、わたしたちのまわりにはこういった認識が根づよく残っています。
「肌が白いですね」の言葉には騙されないでと思います。たくさんの価値感がある現代で「色が白い」はそこまで価値があるでしょうか?むしろ、どんなに白くてもカサカサだったら意味がないし、それよりはツヤのある黄色い肌の方が健康的でシャープな美しさがあります。
ポイントはツヤがあるかどうかなのです。肌の色に関係なく、ツヤさえあれば内側から輝いたかのように美しくなれます。白さを求めるのは「肌に透明感」を求めるからで、それを与えるのは白さではなく、ツヤ感や潤いに肌の色は関係ありません。
逆に黄色い肌に白を目指してベースメイクをしていくと、白浮きしたり首や腕などの顔意外の肌色との違いが際立ってしまいます。もともと白人の人でもそうで、さらに白く見せようとするとつくった感が出て不自然になります。
日本人の肌に「白」は似合いませんし、生まれつきの肌の色のまま透明感を上げて「ツヤ」を出すことを意識してください。ツヤ感さえあれば、「若々しい肌」「なんか素敵な雰囲気」を生む出すことができるのです。
下地は2種類、必要なところにだけ塗る
意外に知らない方も多いのが「下地は顔全体に塗らない」ことで、それは必要ないからです。そもそも下地を塗る意味は何か考えてみると、1つは”肌色を補正するため”です。でも顔全体の色を変える必要はありませんし、むしろ不自然になります。だから色補整の下地は一部分にだけ使ってください。
ここで肌色を補正するのはくすみやすい「めのまわり」だけで、めのまわりに下地を塗ると顔全体が明るくなります。もう一つの意味は”メイクを崩れにくくするため”で、顔には皮脂が出やすい部分が4つありそこがメイクが崩れやすいパーツです。ここに下地を塗っておくと皮脂を吸い取り下地が接着剤の役割をして、ファンデがピタッとくっつくのです。
つまり、下地のおかげで崩れないメイクになるのです、下地でUVケアを兼ねている人もいますが、すでにUV乳液でケアは終わらせているので大丈夫です。下地は自然に見える肌づくりのため必要なポイントだけに、用途に合ったものを使いましょう。
下地は様々なものが売られており、パール系、ブルー系、グリーン系、透明などが代表です。それぞれくすみを飛ばしたり、赤みを抑えたり、毛穴をカバーしたりと効能をうたっていますが、買うのはそのうちの2種類だけでOKです。下地の役割は「色補正を少し」と「接着剤」なのでこのふたつに合わせて使い分けます。
まず、人の肌には乾燥、血行不良、色素沈着などでくすむ部分があり、それが目のまわりです。肌が薄いので他のパーツよりもトラブルが出やすいのです。ここに色補正のための下地を塗りましょう。反対に、汗や皮脂が出やすいのが毛穴が密集している部分で、ここからメイクが落ちるのでテカったり崩れたりします。
毛穴の多いパーツは決まっているので、そこだけに接着剤のための下地を塗りましょう。使う下地はくすみをカバーする「ピンク系の下地」と毛穴を埋めて接着剤の役割を果たす「シリコン系下地」の2つさえあれば問題ありません。
2つも面倒だと思うかもしれませんが、顔全体に塗らないので一度揃えれば半年以上は確実に持ちます。
ピンク系の下地は清潔感を演出
まずは一つ目のピンク系の下地は使うと、くすみを消して顔を明るく見せる役目があります。これだけでぱっと華やかな清潔感が漂い、夕方になっても疲れた印象になりません。これを塗るのは先ほど言った目のまわりなのと、くすみを感じれば口元にも塗ります。
目のまわりはトラブルが見えると疲れて老けて見えるパーツなので、くすみを飛ばすだけで印象が全然変わります。パッと表情が明るくなり、数歳は若く見られますので忘れずに使いましょう。塗り方は少量を指に出してちょんちょんと目の周りをぐるっと囲んでおき、指の腹でササッとのばすだけです。
色が強く出ないように薄くムラなくのばしていきます。ファンデやその後のアイメイクにも影響が出るので、丁寧に伸ばし、白浮きしないようにしましょう。もちろん強くこするのはNGで、これは顔に塗るときの鉄則です。いつ疲れが顔に出るかは分からないので、ピンク系下地は毎日仕込んでおくのをおすすめします。
シリコン系でテカリ、くずれを防止
もうひとつの下地は崩れを防止するために「シリコン系の下地」を塗ります。塗る箇所は毛穴が密集している「小鼻、小鼻の脇、Tゾーン、あご」の皮脂が出るパーツです。毛穴に入り込んで肌をサラサラにするので皮脂がメイクで崩れてくる心配がなくなります。
ちなみにこの下地は多くのブランドがから発売されています。まず少量を指にとり、皮脂が出る4つのゾーンにだけちょんちょんと置いていきます。テカリやすいと思う部分は多めに、テカらない人は塗らなくて構いません。のせたら指で毛穴に刷り込んでいきます。
あらゆる方向から毛穴を埋めるイメージで塗りこんでください。薬指の腹が一番柔らかいので薬指を使いましょう。鼻の下を伸ばしたり、塗りたい部分を少し伸ばしながらくるくると円を描くように塗り込むとしっかり毛穴がカバーできます。
そして顔全体に塗るのは禁止です。毛穴の少ない部分に塗ると乾燥を悪化させてしまいますので、必要な部分だけにしましょう。
まとめ
化粧下地の使い方はもうバッチリですよね。
とにかく顔全体に塗り込んだり、白さだけを過剰に求めてしまっていた悪しき習慣は今日限りでやめましょう。肌の色よりも、透明感はツヤ感やうるおいでつくるもので、不自然な白色はせっかくの本来の美しさを生かせていません。
下地の役割は、色の補正と化粧崩れを防ぐための接着剤として使うのが基本なので、必要なところに適量を塗るだけで十分です。下地をたっぷり塗るのは舞台役者や歌舞伎の世界だけです。あなたの目指す一日中化粧崩れせずに、みずみずしいツヤ肌を目指すメイクは土台のベースメイクが肝心なので、今日から試してみましょう。
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