美容液・乳液の効果を最大限に高める
目次
リップクリームだってスキンケアの一つになる
美容液は「ツヤ」のため
化粧水の次は美容液です。たっぷりと肌全体にしみ込んだ化粧水が、美容液の成分をしっかりと浸透させます。また、美容液には他にも大切な役割があり、それは一番「ツヤ」を出すことです。肌を守りプルプルにするだけでなく、この後のメイクにとって重要な「ツヤ」を出すのが美容液です。
この段階でモチッとした肌状態になるのがベストで、もしここで「ツヤが出ない」「くすみが気になる」人は美容液よりも美容オイルを少しマッサージしながら使ってみましょう。美白やリフトアップなどそのときに自分が求めている効果を得られるちょっと贅沢なものを使ってみましょう。
顔全体に均一に塗らないとテカリに変わる
ここでも美容液の効果を引き出せるかは、あなたの「手つき」にかかっています。化粧水もそうですが無色透明の美容液は塗られていない箇所はあっても分かりにくいものです。この後に乳液を塗りますがそのときに「ムラが出ているな」と気づいたら化粧水も美容液もきちんと塗れていない可能性は高いです。
中には美容液を塗った後のツヤツヤ感に「こんなに塗るとテカリにならないかな?」と心配する人もいますが、実は”テカリとは、ツヤがムラになったとき”を言います。美容液を塗るときの手つきは化粧水と全く同じに行いましょう。テカリにしないためにはあなたの手が重要な役割を担っているのです。
美容液の塗り方はメイクの仕上がりに影響します。ムラがテカリになり反対にぬれていないところは乾燥し、それがそのままコスメのつく部分とつかない部分となります。メイク直しが必要な原因の8割は、土台となる朝のスキンケアのテクニック不足です。
乳液はUVケアが入っているものを選ぶ
スキンケアの最後は乳液です。大事なのはUVケア入りの乳液を使うことで、下地やファンデーションにも入っていますがこの2つは時間とともに剥がれてしまいがちです。また、このあとにお伝えするメイク法は「ファンデや下地は必要な場所にしか塗らない」ので、この2つにUVケアを頼るのは心もとないのです。
だからスキンケアの段階でUVケアは済ませておきましょう。しかも、最近のUVケア入りの乳液はテクスチャーが良く、仕上がりのしっとり感もクリーム並みの商品が増えています。だからクリームを使わなくてもUV乳液でしっかり保湿でき、スキンケアを終わりにできます。
ただ「UVケア=ケミカルが肌にキツイ」という女性もいます。確かに一昔前はオイルがギトギトで肌にやさしいとは言えない商品も多くありました。でも今のUV乳液はオーガニックコスメやドクターズコスメのものも登場しており、どんな肌の人でも大丈夫な商品がたくさんあります。
ちなみに朝はクリームを仕上げに使いません。クリームは一見肌が潤って見えるのですがベトッとした感じが残り、ファンデがのせにくいのです。今はUV乳液の機能が高いので肌に程よいしっとり感を残しながらも、ベトつかずメイクができるのでクリームは必要ありません。
リップクリームもスキンケアのうち
「すぐにリップの色が落ちる」「唇の乾燥が、、」という人に、とてもいいおすすめのケアがスキンケアの最後にただリップを塗ることです。もしかしてメイクの最後に口紅を塗る直前に、リップクリームを塗っている人も多いかもしれません。
リップクリームをスキンケアの最後に塗る習慣にすると、顔の皮膚と同じくクリームで唇と柔らかく湿らせた状態にしておくことで、いざ口紅を塗るときにうるうるのリップになっているのです。朝のスキンケアで忘れずにリップクリームを塗ってあげることで、乾燥知らずのなめらかなぷるっと唇がキープできます。
「ペトペトチェック」がメイクを左右する
プロのメイク全員がスキンケア後に必ず行うことって知ってましたか?それは肌の表面チャックで、「肌はきちんと潤っているか」「ベタベタしすぎていないか」を確認します。メイクには「今だ!」という潤いのタイミングがあり、そこが分かれば美しい・落ちないメイクがつくれます。
プロじゃなくても”触ってチェックする”これだけで結果を大きく左右します。数秒で終わる「ペトペトチャック」の方法は「両方の手の甲で皮膚を軽く押さえる→手の甲を離す」だけです。「ペトペト」という感触があったらベストな肌状態になっています。
手の甲を皮膚に当てたときぺとっとつく感じがして、手を離すときも少し手の皮膚に顔の皮膚が持っていかれるような感じがよいです。
スキンケアは前には戻れない
スキンケア後のペトペトチャックで「ベトベトだ」と感じた人は時間をおいてください。ペトペトの変わるまでの時間は人それぞれですが着替えたり、歯を磨いたり別のことをしながら待ってみましょう。「そんな時間はない」という人は、ティッシュ1枚を顔に貼りつけて軽く油分をオフしてもよいです。
また「さらさらしている」「ペトモチ感がない」という人は、肌が乾燥している証拠です。乾燥する肌は、これまでの正しいスキンケアを根気よくしていくと改善されます。スキンケアを全体的に多め、特に化粧水の量を増やしてみてください。化粧水が内側からの潤いをつくってくれます。
スキンケアが全部終わって後に乾燥していたら化粧水に戻っていいのかという質問があるのですが、残念ながら答えはノーです。美容液や乳液を塗っている上からでは、もう水分はほとんど入っていきません。だからこそ、一つ一つのステップで量をケチらないでほしいのです。
とはいえ、失敗したらそこであきらめてしまうのも悲しいですので、応急処置としてスキンケア後にペトモチ肌ではなかったら最後に塗ったUV乳液をもう一度塗りましょう。ここで慌てて化粧水に戻ってしまうとせっかく塗った美容液や乳液が落ちてしまい、さらに乾燥させてしまいます。
原則、後戻りは禁止だと覚えておきましょう。
タップリ化粧水で「ペトモチ肌」になる
内側からふっくらツヤッとした肌は水分でしか作れませんので、セカンドローションの量を増やすことと、正しい手つきで塗ることを徹底してみてください。しかし、正しい手つきでスキンケアしていても、やはり肌の状態が環境によって悪くなることもありますそこで、乾燥する季節にはまず、化粧水の回数と量を増やします。
すぐに、機能性の高い美容液やクリームを投入したいという気持ちも分かるのですが、基本はやはり「水分」です。これなしには、高い美容液やクリームも効果を発揮しません。もし「いいクリームを使っているのに乾燥している」という人がいたら、その前に化粧水をたっぷりつけることをおすすめします。
それでもペトモチ感が出てこない場合は、美容液と乳液の量を増やしてみましょう。スキンケアはケチったら負けです。「もったいない」と感じたら、少し安いものに変えてでも量はたっぷり使ってください。”驚くほど速いスピードで肌が良くなりますよ”
まとめ
モチっとしたツヤ肌をつくる土台のスキンケアは確認できましたでしょうか?
スキンケアアイテムは使う量をたっぷりと「手つき」のテクニックで、高価なコスメでなくても美しい化粧崩れしない肌が作れます。そして仕上げの「ペトペトチェック」でメイクのタイミングを見極めましょう。
肌の状態をベストに整えてメイクをすることが、ツヤ肌をキープしメイク直しが必要なくなる秘訣です。また、リップクリームもスキンケアの一つとして化粧水や美容液・乳液とひとまとめにしておくといいです。朝のスキンケアが一日のツヤ肌メイクのキープ力を決めます。「たったひとつのメイク法」で肌の変わっていくスピードを実感してください。
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