絶対に失敗しない前髪のセルフカットー顔の印象は前髪で決まる
目次
前髪のさばき方で別人になれる 自分の気分に合わせてイメージを変えられる手軽な変身の方法とは?
分け目を変えると別人になれる
顔の印象を変える前髪のアレンジは、場面に応じて色々とあります。たとえば、面接やプレゼンなどの知的に見せたいシーンでは、シャープな顔立ちの右顔を見せつつも清潔感のある前髪がベストです。色気を出したいときのように影を作るのはビジネスシーンには向きません。
顔をスッキリ見せてくれるように前髪を耳にかけたり、スタイリング剤を使っておでこに沿うように流し、毛先をぴっちり内側にしまった方がきちんと見えます。分け目は7:3くらいだと、すっきりした清潔感が出ます。逆に、初対面の人がいるシーンやデートには、感情豊かで柔らかい印象を与える左側を見せましょう。
左側に分け目をつくって自然におろしていてもいいですし、サイドに流すにしてもあまりぴっちりまとめないほうがやさしい左顔の雰囲気に合います。こちらも3:7くらいのほうが印象が強くなりすぎません。たまに印象を変えたいとか、モードっぽい服にチャレンジしたいときは真ん中で分けるセンターパートが素敵です。
知的な印象を与えつつオシャレ感を強調できるので、いつも7:3分けなどの無難な前髪が多い場合には大きく印象を変えることができます。ただ、センターパートは似合う人を選ぶ難易度の高い分け目でもあります。左右対称に前髪を分けると顔まわりの影を作れないので、のっぺり見えてしまう危険性もあるのです。
ボブやショートなら毛先をアレンジし、ロングの場合は顔まわりの髪を少し巻いて動きをだし、真ん中わけであっても陰影をつくってバランスをとると、なじみやすくなります。
オシャレな印象を与える前髪の長さ
もし短い前髪を作るなら、眉と目の間でカットするのがベストバランスです。顔をある程度隠しているので小顔効果が高く、目を大きく見せてくれるという嬉しい面もあります。おでこを隠すと柔らかい人柄に見えるので、男女他わず幅広い世代に好印象を与えてくれます。
とくに個性を強調したくないのなら、重たくなりすぎないようにおろしたときに少しすき間からおでこがのぞく程度に透け感を出したほうが今っぽい雰囲気になります。逆にパツンとそろった前髪にすると、かなりモードで強い印象になってしまうため柔らかく見えません。
インパクトもあり個性的な雰囲気の出るヘアスタイルなので、それだけでもオシャレ上級者に見えますが、ファッションとのバランスを考えて挑戦してみてください。もし既にパツンとした前髪になっているなら、柔らかく見せたいときには少しおでこをのぞかせるといいですよ。
伸ばした前髪は流し方でアレンジ
美容室に行くのは平均して2~3か月に一回という人は多いと思いますが、問題は前髪が伸びることですよね。そんなときは変わっていく髪型も楽しめるように、斜めに流すテクニックで乗り切るのはいかがでしょうか。もともと眉より長めの前髪にカットしていた場合、一か月くらいたてば目にかかって邪魔になってくると思います。
そんなときは、前髪の毛先をアイロンでワンカールだけ真下に巻くと流しやすくなります。アイロンが怖いという人はマジックカーラーで巻いておいて、ドライヤーの熱風から冷風の順に当てておき、そのままメイクすれば終わる頃にはクセがつくと思います。こうすると毛先のカールが自然とサイドに向かうので、簡単の流せて邪魔にもなりません。
このときも、右分けにすると知的な印象に、左分けにすると甘めの顔が協調できます。もっと伸びてきて邪魔になったという場合には、トップから髪を前に持ってきて、前髪を巻き込みながらスタイリング剤をつけて1回だけねじるようにしながら耳にかけると、下を向いても落ちてこずにタイトな前髪がつくれます。
雨の日にも便利ですし、襟の詰まった服を着るときになどにもスッキリした印象になります。分け目は右分けのクールな顔を見せた方がハマるでしょう。これから前髪を長くするために伸ばしたいという人の場合には、前髪の幅を徐々に狭めるように両端を伸ばしてだんだんサイドの髪になじませていくと、伸ばしやすくなります。
絶対に失敗しない前髪のセルフカット
前髪を流すのにも飽きたし、どうしてもこの伸びてきた前髪を切りたい!という場合は、せめて多気筒に切らずに「正しいセルフカット」を覚えてほしいと思います。前髪は印象を大きく左右しますから、とにかく慎重に少しずつ切るようにしてください。
まずは両サイドの髪を耳にかけてください。できればダッカール(髪をとめるクリップ)などでブロッキングして、前髪をはっきり区別できた方がカットしやすくなります。次に、前髪の始まりのポイントをつくり、前に向かって三角形を作るようなイメージで、前髪の量を決めます。
前髪の始まるポイントは、基本的には前回の美容師さんが切ってくれたところと同じところから切るといいでしょう。あまりトップの上の方からとってしまうと、前髪が厚くなりすぎてしまったり、前髪の長さが出ることで顔も長く見えてしまうので、鏡を見ながらじぶんの顔がキレイに見える位置を探すようにしましょう。
注意したいのが、サイドの髪まで前髪と一緒に切ってしまうことです。プロ以外がサイド(こめかみあたり)まで切ってしまうと、顔が大きく見えてしまう可能性が高いので要注意です。サイドの髪は、黒目の外側から始まると覚えてください。黒目の外側の髪は、絶対に切らないようにようにしてくださいね!
黒目の外側の髪は、サイドの髪と一緒に留めておいて間違えて切らないようにしておくといいと思います。ここまでくれば、後は切るだけですが前髪のカットに失敗するのは絶対に避けたいので、三段階の内側、中間、表面に分けてカットすると、失敗しにくくなります。
前髪カットの注意点と手順
切っていくうえで絶対に守らなくてはいけないのが、前に切った長さよりも絶対に短くしないということです。一番内側のブロックなら、多少短くなっても上から次の髪をかぶせれば分かりませんが、外側を切り過ぎてしまうと修復のしようがなくなってしまいます。
ですから、内側の長さより絶対に短くしないことが肝心です。これさえ守れば、内側の髪が多少短くなりすぎても何とかなります。内側の髪を少しづつ切ることで、仕上がりの長さを決めていきましょう。迷ったなら、だいたい目と眉の間くらいの長さに切っておくと、どんなジャンルのファッションでも似合うと思います。
はさみは横向きではなく縦に持って、パツンとしたラインにならないようにカットしてくださいね。切るときに前髪が濡れた状態と乾いた状態のどちらで切ればいいのか、という疑問もよく聞きますが基本的にはどちらでもOKです。でも水に濡らすと髪は伸びるので、濡らして切る場合は縮むことを想定して長めに切りましょう。
濡れた髪は切った後の髪が飛び散らないので片づけには楽なのですが、乾いた後に微調整するから長めにしておこうくらいの気持ちで切った方が失敗が避けられると思います。一番大切なのは姿勢で、自分で切っていると切った髪が目に入らないようにだんだんと顎を引いてしまう人が多いです。
しかし、真正面を向いて切らないと理想の長さとズレてしまいますから、常にまっすぐ鏡を見るように意識してください。”黒目より外側は切らない”、”3段階に分けて切る”、”まっすぐ前を向く”、この3つの基本を守れば、大きな失敗はしないでしょう。
季節ごとに「新しい自分」を発見するために
昨年かってお気に入りだった服が今年着てみたら気分じゃないと感じたり、似合わないと思ったりしたことはありませんか?それはヘアスタイルも同じです。季節も変わるし、歳もとるし、環境も変わります。年齢とともに髪質だって変化するのです。
だからこそ今似合っているヘアスタイルや髪色がずっと正解だとは限りません。30代になると、10~20代の自分を模索していたころと比べある程度自分に似合うものや好きなテイストもわかってきますよね。そして、新しいものにトライすることをやめて、ついつい現状維持を選んでしまいがちになります。
でも、いつのまにか現状維持ではなく「昔のまま」の人になってしまうというのが一番危険です。「私はこれが似合う」とか「この髪形を褒められた」という固定観念ができあがってしまうと新しい挑戦ができなくなって、気づいたときには季節や時代の変化に取り残されてしまうこともあります。
トレンドが変わったのに昔流行った口紅をずっと使っているような「古い人」になるのはイヤですよね。自分のスタイルを持つのは大切なことですが、それが昔の自分への執着になってしまうのはもったいないです。ヘアスタイルを変えると、最初は鏡の中の見慣れない自分に違和感があると思います。
でも、周りの人から褒められたりしてだんだん慣れていきますよね。それが「イメチェン」ということではないでしょうか。最初は見慣れないくらいに変わったからこそ、チェンジできたものがあるはずです。すると、もっと強い色の口紅をつけてみようとか、カジュアルな服を試してみようとか、新しいチャレンジができるようになります。
年齢を重ねるたびに新しい自分を発見する
ヘアスタイルはマイナーチェンジでもいいので臆病にならず、自分を固定しないで色々試してみると、もっともっときれいになれる可能性が広がると思います。前髪のちょっとした透け感や毛先の揃え方、ショートヘアのフォルムにしても、時代によって微妙に流行が変化しています。
同じ長さを維持していても、少しアレンジするだけで印象は大きく変わります。仕事の関係で長さを変えられないという人もいると思いますが、そういった場合は、カラーや巻き髪、また毛先のカットで遊ぶのはアリですよね。夏ならちょっと緑を入れてアッシュっぽく、冬ならピンクを入れてツヤっぽくなど服やメイクに合わせてみて。
サロンへは最低でも1シーズンに1回はいくとメンテナンスができますよ。どんなに気を付けていても毛先の傷みやカラーの退色は避けられません。全体に黄色がかった髪と痛んだ毛先では清潔感に影響しますから、衣替えに合わせて、ヘアも変えていきましょう。
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