キレイに魅せる理想のヘアスタイルの見つけ方
目次
ヘアスタイルは服とメイクとセットで考える 顔の輪郭に合わせて魅力的に魅せる髪形とは?
「私に似合う髪形にしてください」を叶える
自分に似合う髪形って何だろう?と女性ならば一度は考えたことがあるはずですが、自分の好みを把握している人、ましてやサロンで美容師に正確に伝えられる人は少ないのではないでしょうか。「私に似合う髪形にしてください」というオーダーは、美容師にとっては嬉しい反面、迷ってしまう言葉でもあるようです。
それは、人にはそれぞれ必ず「好み」があるからで、髪形というのはファッションとメイクとセットで考えるものだからです。かっこいい系が好きなのか、可愛い系が好きなのか、普段の服装はコンサバなのかカジュアルなのか、その人の好みの雰囲気や普段の服装に大きく左右されます。
でも、多くの女性は自分でも「どんな雰囲気の自分になりたいのか」分かっていないことも多いんですよね。そのため、美容師に要望を伝える際に、日常のライフスタイルや好みの雰囲気について話してみてください。美容師は判断する際に、よく二択の質問をたくさんするそうです。
「かっこいいのと可愛いのなら、どっちが好きですか?」や「ツヤっぽいのとふんわりの、どちらが好きですか?」など、質問を重ねていくとその人の好みが見えてきます。あなたも自分で自分のスタイルが分からない場合は、こういうカウンセリングを自分でやってみるといいかもしれません。
質問を二択にしていくとおのずと答えが決まっていきますし、もっと具体的にしていくなら好みのビジュアルを集めるという方法もあります。
キーワードで好みをオーダーにして伝える
「こうなりたいな」と思うモデルさんや「こういう着こなしが好き」という雑誌のコーディネート、「してみたい」と思う髪形や、「この人のキャラが好き」という映画の登場人物などを、雑誌やインスタグラム、ピンタレストも含めてスクリーンショットでとっておくのです。
それをスマホの一つのフォルダに集めてみると、自分が好きなもののテイストが客観的に見えてくると思います。そこから、キーワードを拾ってオーダーのときに伝えます。「ふんわり柔らかい感じ」「ナチュラル」「メンズライクな服」「シンプルで潔い」という感じで抽象的な感じで大丈夫です。
ここだけの話、美容師にも好みのテイストがあるのは事実で、男性の美容師の場合はできるだけ「可愛い」に近づけようとする傾向にあり、女性の場合は大胆で、「新しさ」をプラスしようとする傾向があります。お任せといっても、おそらく「似合えば何でもいい」と思う人はいないはずです。
買い物に行って適当に洋服を買うことはないですよね?同じようにサロンに行くからには「新しい自分を引き出してほしい」という思いがあるはずです。せっかくなら自分でもっと好みを研究して、理想の自分のビジュアルを考えてみましょう。トータルであなたの個性がハッキリします。
日本人の8割は丸顔じゃないという事実
顔型も頭の形も千差万別ですが、不思議なことにほとんどの女性は自分を「丸顔」だと思い込んでいます。キレイな卵型をしていても、本人は顔の丸みを気にして「この頬をスッキリさせたい!」と思っているのです。本来、頬の丸みや柔らかさは女性らしさを強調してくれるところで、あまり気にする必要はないと思います。
ですが面長な人であっても、「頬が丸くて、、、」という女性が多いようで、自分では特に気になってしまう部分なのかもしれませんね。顔の形を自分で確かめたいときには、ヘアバンドなどで前髪をしっかり上げて、後ろの髪もすべてまとめてまっすぐ鏡に向かって見てみてください。
自分の顔の輪郭をじっくり見る機会は案外ないのですが、そうやって見てみると、きっとほとんどの人は卵型だと思います。逆に顔の丸みを失うと老けて見える可能性もあるので、そうなったときの自分を想像してみましょう。それでもどうしても「頬の丸みが気になる」という場合には、2つの解消法があります。
ひとつは、「こめかみを隠すこと」で、つまり前髪の横幅を縮めるのです。基本的に美容師は、顔が卵型に見えることを理想として、顔まわりの髪をカットします。例えば面長の人なら縦長の印象を和らげるために前髪をおろしたり、彩度にボリュームを出して横幅を強調します。
丸顔の人なら、長めに作った前髪をサイドに流しておでこを見せ、縦のラインを強調します。エラ張りの人なら、リップラインにレイヤーを入れて輪郭に動きをだすようにします。どんな輪郭であっても全体を見たときに卵型に近づくように、足りない所は補い、はみ出た部分は隠すようにしているのです。
その人らしい美しさを強調するためのヘアスタイル
自分を丸顔だと思う場合は、顔の横幅が気になっている状態なので、前髪の横幅は広くても黒目の外側までにし、それより外側はサイドの髪に含まれて見えるようにカットしてもらうといいでしょう。こめかみを隠すだけで3割小顔に見えます。
まとめ髪のときなどには、こめかみからおくれ毛を引き出せば、おくれ毛が頬骨にかかって骨格矯正のような効果もあり、顔の横で揺れる「縦のライン」で横顔をカバーすることができます。ただし、ストレートの髪を出しても疲れて見えてしまう可能性もあるので、注意しましょう。
引き出した後に、スタイリング剤で束感をだして、軽く巻いておいた方がキレイに見えると思います。丸い顔(と本人が思っている)をカバーするもう一つの方法は、顔まわりの毛先に動きが出るようにレイヤーを入れることです。レイヤーがない長い髪は重みでペッタリしてしまいます。
しかし、レイヤーを入れると短い髪に動きが出て、頬まわりの輪郭をカバーしてくれます。無造作に揺れる動きで輪郭も気にならす自然に小顔の印象になるので、頬のたるみが気になる人や、二重あご、エラを隠したいときにも使えます。ただし、まとめ髪のときに拾えない短い髪の毛がパラパラと落ちてしまうという難点もあります。
仕事で毎日スッキリした印象のまとめ髪にしなくてはならない人には不向きと言えるでしょう。誰にとっても理想のヘアスタイルというのがなかなか一つに絞れないのが難しいところです。顔とヘアは切り離せないからこそ、自分のプラスを目立たせるようなヘアスタイルを研究することをオススメします。
前髪で影をつくると色気が倍になる
女性の中には「女っぽくしてください」とか「色気のある感じにしてください」と考える人もいます。結婚も出産もして女性から母親になり、自分のことは二の次三の次という暮らしをしていると、ふと”女性らしさ”を取り戻したいと思うのかもしれません。
こういった場合、本当は「髪型」を変えたいというよりは「印象」を変えたいのだと思います。でも、印象なら自分でも結構簡単に変えることができます。ヘアスタイルの中でも印象を大きく左右するのは前髪で、前髪の分け目を変えるだけでも、ガラッと印象を変えることができるのです。
ポイントはアシンメトリーな前髪で、左右非対称に分けることで顔に影を出すことができます。アシンメトリーな前髪は、ふとした瞬間に片側に目元だけ隠れ、表情が見えそうで見えない影を生みます。このうらはらさが色気を引き出すポイントです。
分量は7:3だと普通に見えてしまうし、9:1だと影が重たくなりすぎてしまうため、8:2分けくらいの配分がオススメです。いつも分けているのとは反対側の髪を持ってきて、手ぐしでざっくりとかき上げると分け目にボリュームが出て小顔効果も生まれます。特別なスタイリング剤もいりません。
毛流れを作るだけなので、シアバターなどを小指に少しだけとって手のひらでよく伸ばし、その手で一回かきあげるくらいで十分です。なかなかいつもと違う分け目にできないという場合は、生えグセが影響しています。多くの人はつむじから時計回りに髪が生えている影響で、左から右に髪が流れるクセがあります。
前髪テクニックで印象を自在に変える
一度根元まで髪を濡らし、クセの流れと反対の方からドライヤーを当てて乾かすことでクセの影響をなくし、フラットな状態にしてからシアバターなどをつけた手でかきあげれば、すんなりいうことをきいてくれます。前髪の長さはリップラインくらいあると、とくに色っぽさを強調してくれます。
動くたびに髪が揺れて唇に視線を集め、エラなどの骨格やフェイスラインにも寄り添って輪郭をカバーする効果もあります。そもそも人間の顔立ちは、ほとんどの人が左右非対称で、どんな美人やモデルでも、完璧に左右対称な人はほとんどいません。
一説には、左半分の顔は”感性”を司る「右脳」、右半分の顔は”理性”を司る「左脳」がコントロールしているからと言われていて、そのために左右の表情にもちょっとした違いが生まれると言われています。一般的には左半分は甘さや柔らかさが出て、右半分は知的で大人っぽい印象を与えるそうです。
ということは「色気が欲しい」場合、甘さのある左側の顔を隠して、大人っぽい表情になる右側の顔を強調するのが正解です。つまり、8:2の自分から見て右分けのサイドパートがどんな人でも一番色っぽく見える髪形になれるのです。
光の当たっている右顔はキリっとした表情なのに、揺れる前髪からのぞく顔はちょっとあどけないバランス、ぜひ鏡の前で試してみてください。残った右前髪は耳にかけてピアスをしっかり見せると、より色っぽさが増します。逆に2:8で分けて左側の顔を見せると甘い雰囲気になるので、デートのときにオススメです。
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