髪と地肌にやさしいシャンプー選びの方法
アミノ酸系?カルボン酸系?硫酸・スルホン酸系?どの界面活性剤を選ぶかで髪と肌の未来が決まる
界面活性剤がシャンプーの性能を左右する
シャンプーの主成分(洗浄成分)は界面活性剤です。品質の良い界面活性剤は肌や髪に負担を与えません。地肌や髪に良いシャンプーを選ぶためには、まず界面活性剤を見極めることが重要です。特にシャンプーに用いられているのは洗ったものにマイナスの静電気を与える「陰イオン界面活性剤」という種類になります。
この成分には様々な種類のものがあり、洗浄力がとても高く刺激の強いものや、逆に洗浄力が低く刺激の少ないものなど、種類によって違いがあります。世間では、「界面活性剤は危険!」という人も多いですが、実際のところは肌や髪に悪影響になる界面活性剤というものは、品質の低いものだけです。
しっかり洗えるのに肌にやさしい!
市販の安価な商品の中にはあまり良いシャンプーと呼べるものはありません。しかし、美容室用のシャンプーなら、少し高価ですが高品質の洗浄成分を配合したものが揃っています。「洗浄力はしっかり、でも敏感肌にもやさしいシャンプーが欲しい」という人には「ディアテック カウンセリングプレシャンプー」がとてもおすすめです。
これは低刺激なのに比較的高い洗浄力を持つ「カルボン酸系界面活性剤(ラウレスー5カルボン酸ナトリウム)」が主成分になっており、一緒に配合されたクレンジング成分がヘアワックスやオイルなどの髪の不要物をしっかり落とし、かつ優しく洗浄してくれます。
目に入ってもほとんど痛くない優秀なシャンプーです。1000mlの詰替え用パックのみで、ボトルは別に買う必要がありますが、それだけ入っても市販商品の価格帯を少し超える程度、美容室用シャンプーとしては破格のコスパです。サッパリ、でもふらっとふんわり洗い上げる使用感の良さは多くの利用者が絶賛しています。
やさしさを極めた逸品のシャンプーとは?
カルボン酸系界面活性剤(通称・酸性石けん)は、敏感肌・アトピー肌にも十分やさしいものですが、「もっともっと地肌にやさしく洗いたい」という人には、「アミノ酸系界面活性剤」を主成分に浸かったシャンプーがおすすめです。
これはさまざまな種類のシャンプーが各美容メーカーから発売されていますが、特に私のお気に入りの一本は「DEMI ヘアシーズンズ カームリーウオッシュ」です。アミノ酸系界面活性剤の「ラウロイルメチルアラニンナトリウム」を主成分としており、地肌に負担にならない優しい洗浄力でしっとり洗い上げます。
そのうえ、シリコーンなどのコーティング剤は入っていないので、洗い上がりが重たくなることもありません。ほのかに漂う程度ですが、独特の優雅な香りがもたらすリラックス効果も含めて、人気のシャンプーです。
<注目の成分表示ー界面活性剤>
・ジステアリン酸PEGー150、トリイソステアリン酸PEGー20グリセリン:クレンジング機能を持つ非イオン系界面活性剤。少量でスタイリング剤の皮膜を取り除き、肌への刺激はほぼない。
注意すべき刺激成分を知っておこう
現在市販されている安価なシャンプーの界面活性剤は、「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」「オレフィンスルホン酸ナトリウム」などがほとんどです。その成分名に含まれる名称から「硫酸系」「スルホン酸系」などと呼ばれます。
硫酸系・スルホン酸系は、コストが低いので大量生産される成分ですが、これらの洗浄成分が入ったシャンプーは
髪や肌に強いマイナスの静電気を与えるため、髪がごわつきやすいですし、洗浄力も高く肌が弱いアトピー肌・敏感肌には刺激になりやすいです。
特に、ラウリル硫酸系はより刺激が強いので注意してください。ちなみにこのタイプのシャンプーには、シリコーンオイル(ジメチコン・アモジメチコン・シクロペンタシロキサンなど。通称・シリコン)を一緒に配合してゴワゴワの質感を緩和させる商品がかつてはたくさんありました。
ところが、昨今のノンシリコンブームで髪への残留による問題が指摘されたため、シリコーンが成分に使われることもあまりなくなってきています。(ただし、代替成分が使われた商品もあります。)しかし、実際にはシリコーン自体は髪や肌に特に悪い成分ではなく、髪の質感を損ねる界面活性剤を使っていることが本当の問題なのです。
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