「ベースメイクの時短テクニック」~大人に似合うアイブロウ~
目次
フィックスミストで崩れない肌をつくる
BB、CCクッションの違いを知れば、時短で好みのベースメイクが叶う
ベースメイクは手間をかけた方が美しく仕上がるのはわかっていても、忙しいとつい時短アイテムに頼りたくなりますよね。そんな時、真っ先に思い浮かべるのがオールインワンファンデーション、いわゆるBBクリームやCCクリームです。 BBクリームは下地、ファンデ、仕上げまで1つで済むベースメイクで、カバー力が高いので、しっかりメイクをしたいオンの日に向きます。
一方、CCクリームは肌色補正効果が高いファンデーション 下地、ファンで仕上げまでが1つで済みますが、BBよりもやや薄づきのため、オフの日のメイクに向いています。カバー力が優秀なBBクリームですが、質感が重たく感じる方は、ほぼ同じ機能を持つクッションファンでもおすすめです。
美容成分を含んだファンデーションが肌をしっとり包み込んで、肌の乾燥を防ぎます。元々クッションファンデは日本よりも空気が乾燥している韓国発祥のコスメでは保湿力に長けているのが特徴で、メイクのリタッチにも便利です。日中、カバー力や潤いが足りないと感じた時は、クッションファンデでポンポンと叩けば、つけたての美しさが復活。1つ用意しておくと便利なアイテムです。
目的で選びたいオールインファンワンファンデ
BBクリーム:スキンケアの後、たった1本でベースメイクが完成する時短アイテム。カバー力が優秀。
◇中央からファンデが出てくる仕組み。
☞エスプリークリキッドコンパクトBB 4000円(コーセー)
◇UVカット効果が高く、時間が経ってもくすまない
☞BBクリームホワイト377プラス 30g 3800円(ドクターシーラボ )
◇みずみずしく滑らかな塗り心地、手軽にツヤ肌へ
☞アスタリフト BBクリーム 30g 4200円(富士フィルム)
CCクリーム:軽やかに伸び広がり、肌悩みをカバー。ファンデーションまで塗りたくないけど、肌色を綺麗に保ちたい日に。
◇ 薄づきなのにヨレにくい
☞米肌 澄肌ホワイト CCクリーム 30ml 3500円 (コーセープロビジョン)
◇パーム状のトーンアップクリーム滑らかに伸びて自然に色づく
☞24ミネラル CCバーム 1800円(24コスメ)
クッション:クッション(スポンジ)にファンデーションを染み込ませたもの、みずみずしくリタッチもしやすい。
◇厚塗りとは無縁のフラットな仕上がりに
☞ミシャ Mクッション ファンデーション 1500円か(ミシャジャパン)
◇みずみずしくカバー力のあるファンデが長時間毛穴をカバー
☞タンイドル ウルトラクッションコンパクト 6500円(ランコム)
フィックスミストのひと手間で、ベースメイクは劇的に崩れなくなる
フィックスミストってご存知ですか?これは簡単に言うと、メイクの密着性を高めるスプレーです。メイク崩れを防ぐ、なくてはならないアイテムで、美肌女性の多くはメイクの仕上げに必ず使います。保湿成分をたっぷり含んだミストをスプレーすることで、ツヤツヤのベールを形成してメイクを定着させます。
つけた後、手でパタパタとあおいで余分な水分を飛ばせば、耐久性の高いベースメイクの完成です。潤いでつるんとした仕上がりになるばかりか、崩れにくくなるのでメイク直しも劇的に減ります。崩れないために耐久性のあるファンデーションを厚塗りするくらいなら、フィックスミストを1本用意した方がメイクの仕上がりは断然キレイです。
乾燥シーズンは肌からどんどん水分が蒸散してファンデーションが崩れやすくなりますが、そんな時もこのフィックスミストが活躍します。メイクの上からシュッとひと拭きするだけで、乾燥による粉浮きやムラを防いでツヤ肌を復活させます。1本あるだけで、メイクの仕上がりと持ちを格段にアップさせるフィックスミスト、40代は持っていて損なしです。
フィックスミストで崩れない肌を作る
ステップ1:フィックスミストをスプレーする
☞ベースメイクを密着させるミストを20センチ離したところから10回スプレー。このひと手間でメイクの持ちが飛躍的に高まります。
ステップ2:手であおいで軽く乾かす
☞粉感がなくなるまで軽く乾かします。ミットの水分がファンデーションのパウダーを抱え込んで一体化。長時間崩れにくいメイクに。
<おすすめフィックスミスト>
◇ネロリー、カシス、シトラスの3種の香りがあるので、その日の気分で選んでも。
☞グローミスト 50ml 2500円(RMKデビジョン)
◇潤いのベールを作り、外的刺激からも肌を守る
☞ルナソル フィックスアンドセット エアリーミスト 50ml 2200円(カネボウ化粧品)
肌の乾燥が進む40代には、必ずしも「お粉」は必要ありません
肌が乾きやすくなる40代は、「お粉」つまりフェイスパウダーはマストアイテムではありません。リキッドファンデーションの崩れ防止のため「お粉を」つけるのが常識でしたが、40代で乾燥肌の方ならこの手順を省いてしまっても構いません。乾燥する秋から春のシーズンならなおさらです。
リキッドファンデーションの仕上げにさっとひとはけすることで、輝きや透明感、立体感をもたらす「お粉」は、ファンデーションを塗った直後の肌をさらっとした手触りに仕上げてくれる役割があります。ところが、このお粉の形状は粉体であり、つまり油を吸い取る力があります。
長時間つけてるうちに油を吸い取って肌の乾燥を招き、メイク崩れの原因になることもあります。40代ともなると皮脂分泌が減りますから、必ずしも「お粉」を使う必要はないと考えます。夏は肌をさらっと保ちたいなら「お粉」を使っても構いませんが、エアコンの影響で思った以上に乾燥するため、1日中室内にいる場合は不要です。
もし塗った直後のベタつきが深いなら、ひの多い部分だけに薄くポンポンとはたくか、髪の毛が触れるフェイスラインや額の身につけましょう。
アイブロウはアップデートしないと老け顔に
90年代は「細眉」ブームでした。その頃の癖が抜けないのか、40代の方に意外と多いのは、眉山がキュッと上がった鋭角な眉毛です。年々体系が変わるように私たちの顔の骨格は変わり、眉を描くべきラインも違ってくるはずなのに、20年前と同じセオリーで眉毛を描いているからでしょうか。
太さこそ90年代の細眉ではありませんが、眉頭から眉山、眉尻の角度は同じラインで描かれている方が少なくなりません。時代遅れというよりも、年齢にそぐわない眉から卒業するためにも、40代に似合うアイブロウの描き方をマスターしましょう。
顔が痩せ、骨格があらわになる40代は、表情と連動する前が骨格からずれた位置にあると、それが悪目立ちします。ですから、アイブロウのかき始めは加齢で変わった骨格の位置にを正確に把握することが大切です。そして、目が小さくなり顔の余白が増えてくるのでまに存在感を持たせる意味から、若い頃よりほんの少し長く太く描くことです。
特に瞼の幅が広いと老けた印象になるので、眉下を太めに書き足すのが最大のポイントです。詳しいテクニック「40代が似合う眉」について解説していきますので、参考にしてください。眉は顔の印象を左右する要となるパーツです。皆さんの骨格に合ったベストのアイブロウを見つけてください。
大人が似合うアイブロウは太め&長め
ステップ1:ビックリ顔で眉山を探す
☞眉山と骨格を一致させます。ビックリ顔をして眉を動かす筋肉(眉丘筋)を見つけ、アイブロウペンシルで印をつけます。
ステップ2:眉尻を見つけ、眉山をつなげる
☞40代から眉尻は長めに。口角ではなく、小鼻と目尻の延長線上に眉尻を取り、ペンシルで印をつけ、ステップ1のまる眉山と繋げます。
ステップ3:にっこり笑いながら眉の上を埋める
☞小鼻の真上の延長線上にある眉頭とステップ1の眉山をつなげます。にっこり笑いながら1本1本描き足すと、なだらかで優しい印象に。
ステップ4:眉下を1本ずつ書き足して埋める
☞まぶたが下がって目が小さくなる分、目を開けた時、瞳とまぶたの幅が1:1になるくらい少し太めになるよう眉下を描き足して。
ステップ5:パウダーで輪郭をぼやかす
☞眉の隙間をアイブロウパウダーでぼかしながら埋めます。眉上は 明るめ、眉下は暗め、中央は濃淡ミックスした色で埋めると立体感が。
ステップ6:スクリューブラシで整える
☞毛流れをスクリューブラシで整えます。眉尻までブラシをかけるとラインがぼやけてしまうので、眉頭から眉中央だけでOK。
ステップ7:眉頭にはリキッドを
☞頭はブラウン系のリキッドアイブローで引き立たせます。眉頭を強く描くと凛々しくなりすぎるので、自然に埋める感じで。
アイブロウ3種使いで、完璧な眉に
◇アイブロウペンシル:ぼかし&ラインが1本で自由自在
☞ケイト ラスティングデザイン アイブロウw 1100円(カネボウ化粧品)
◇アイブロウペンシル:0・9ミリの超極細ペンシルのナチュラルブラウンは、眉頭、眉尻の微調整に便利
☞超細芯 アイブロウ03 500円(セザンヌ化粧品)
◇リキッドアイブロウ:にじまず長時間消えない眉毛が完成
☞ヘビーローテーション ティント リキッドアイブロウ02 1100円(キスミー)
◇アイブロウパウダー:しっとりきめ細かなパウダーが滑らかに密着
☞コントゥアリングパウダー アイブロウ BR302 4500円(ココスメデコルテ)
◇アイブロウパウダー:力強さと柔らかさを兼ね備えた絶妙カラー
☞インディケイト アイブロウパウダー 3500円(セルヴォーク)
次回、「目元の印象で左右するオトナメイク」~目元ふっくらが若々しい印象に~
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