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「コンシーラーを味方につける」~肌色の明るく、毛穴を隠すファンデのつけ方~

はだのくすみをカバー ピンク系下地で若々しい肌見せテクニック 

透明感のある肌 トラブルのない肌

 

シミ、クマ、シワの老けサインにはコンシーラーを味方につける

軽いシミやそばかすならファンデーションだけでも十分隠れますが、頬のシミ、目の下のクマ、深くなるシワはそれだけでは太刀打ちできません。欠点が目立つ40代こそ、コンシーラーは必須アイテムです。でも、「コンシーラーは部分的な厚塗りになってヨレてしまう」と敬遠している方も多いですよね。

 

女性の中には厚塗り感が出るから極力使用を控えているかたも少なくないと思います。それもそのはず、昔のコンシーラーは表情も動かせないほどガチガチに密着するため、使いこなすことが難しいプロユースのアイテムでした。ところが、近年のコンシーラーのテクスチャーは飛躍的に進化しています。

 

顔全部に塗ってもいいほど軽やかで薄く、均一に伸び広がるため、厚塗りになることがありません。ただし、コンシーラーにも選び方と使い方のコツがあり、表情が動かない頬骨の上あたりには質感が硬めのもの、よく動くほうれい線のような場所には、肌に密着して伸び縮みする柔軟性があるものを選びましょう。

 

塗り方も、ファンデーションの上から押し込むのではなく、ミルフィーユのように薄く薄く重ねて、 そして欠点部分との境目をぼかすようにトントンとスポンジや指でなじませれば、隠したことを忘れてしまうくらい美しく仕上がります。

 

 

隠したい欠点に合わせて選ぶコンシーラー

シミ:ファンデから浮かない肌と似たような色か、ワントーン暗い色をなじませたら、境目を指でぼかして

 

◇ツヤがあって肌にピタリととどまる。ピンポイントでなじませて

 ☞タンイドル ウルトラ ウェア コンシーラー 4200円(ランコム)

◇ホワイトクレイが皮脂を吸収するから崩れません

 ☞ペアプロ フル カバレッジ コンシーラー 3600円(ベアミネラル)

◇汗や水にも強く、つけたての美しさが持続する

 ☞ビヨンド パーフェクティング スーパーコンシーラー 2800円(クリニーク)

 

クマ:目の下に現れる青や茶色のクマには、血色を上げるオレンジ系を。ヘルシーな印象にたちまち早変わり

◇濃淡の2色セットで、クマに合わせてブレンドしても
 ☞24ミネラル UVコンシーラー 3400円(24コスメ)

◇幅広いな肌悩みに対応できる4色セットで、フラーレン高配合でエイジングケアも
 ☞UVffコンシーラー 5500円(FTC)

◇健康的な血色感をオレンジで出してからイエローで明るさをプラス

 ☞アンダー アイブライトナー 3000円(ケサランパサラン)

 

ほうれい線: 動きの多い場所なので、柔軟性の高いリキッドを。ワントーン明るいもので溝の影を飛ばします

◇シワ感までも払拭

 ☞フローレスフュージョン ウルトラロングウェアコンシーラー 3200円(ローラ メルシエジャパン)

◇伸びがよく溝に密着し、030のピーチはくすみを払う効果が

 ☞フォトレディ カラーコレクティングペン 1500円(レブロン)

◇滑らかに密着。光を拡散して手の部分を長時間カバー。

 ☞NARS ラディアント クリーミーコンシーラー 3400円(NARSジャパン)

 

 

毛穴の開きは保湿力の高いパウダーファンデで埋めて隠す

毛穴の開きは、軽い質感のサラサラなリキッドファンデーションだけではカバーできません。そこで、プラスアルファのアイテムとして活用したいのがパウダーファンデーションです。パウダーファンデーションは、粉そのものに肌の油分を吸い取る性質があるので、従来は肌の乾燥を招く印象がありました。

リキッドファンデーションのように指先を汚さないため扱いやすいのですが、夕方になるとパサついたり浮いてしまったりするため、40代の方が使用すると老け顔が目立つこともあります。ところが、近年の技術進化は目覚ましいもので、パウダーでありながらリキッドのようなしっとりした質感のパウダーファンデが続々登場しています。

 

エマルジョン(乳液)のようにとろける質感のものも多く、これが毛穴をカバーするのに最適なのです。顔に一通りリキッドファンデーションを塗ったら、パウダーファンデーションの出番です。パフにトントンと取ったら、毛穴が目立つ部分を中心にトントンと叩いてなじませます。

 

顔に乗せるとしっとりなじみ、毛穴の開きをパテのように埋めて瞬時に隠してしまいます。ただし、塗る際は肌摩擦に注意をしましょう。パフでグイグイ肌を引っ張るようにして塗るのは厳禁です。1にも2にも擦らないことが鉄則です。

 

 

毛穴の開きはパウダーファンデで埋め込む

ステップ1:パウダーをパフにとんとんと取る

 ☞スポンジの角や人差し指で抑えるようにして持ちます。表面をスポンジでトントンと叩いてファンデーションを取ります。

 

ステップ2:毛穴の開きを叩いて埋め込む

 ☞毛穴が気になる部分を埋め込む気持ちで、スポンジをトントンとはたきます。スポンジを引っ張って肌をこすらないようにしましょう。

 

◇豊富なミネラルが 素肌風の仕上がりを実現

 ☞ベアプロ パウダーファンデーション 4200円(ベアミネラル)

◇つけているのを忘れるほど軽やか

 ☞イーブン ベターパウダー メイクアップウォーターベール27 6000円(クリニーク)

◇ふんわりムースのよう

 ☞マキアージュ ドラマティックパウダリーUV 4000円(資生堂)

 

 

血色を底上げするピンクの化粧下地はマストアイテム

化粧下地を使っていますか?下地には、肌色を理想の色に近づける色補正と、ファンデーションの密着性を高めて崩れを防止するという2つの役割があります。とりわけ、肌色がくすみ、乾燥しやすい40代にとって、下地はマストアイテムで、下地を1つ加えるだけで、肌はパッと明るくなり、ツヤが出ます。

 

崩れにくくなるので、夕方になっても疲れ顔になりません。それに、ファンデーション1個で顔色をコントロールしようとすると、厚塗りになって結果的に老けた印象を与えてしまいます。誰もが求める素肌感や艶肌も、下地なしでは成し得ないと言えるでしょう。

 

下地には様々な色がありますが、40代が選ぶべき色はピンク系。血色がさえない肌も、くすんだ目回りも、ピンクの下地が明るく華やかに仕上げます。下地はファンデーションの前に塗りますが、この方法はファンデーションとほぼ同じです。手のひらになじませて体温でとろけさせたら、「スタンプ押し」で顔全体に伸ばします。

 

くすみが気になる目周りはやや濃くなるように重ねたら、スポンジを使って外側に向かってうすーく、うすーく伸ばしてください。

 

美しさに差がつく下地の塗り方

ステップ1:下地を少し多めに取る

 ☞基本はリキッドファンデの塗り方と同じで、規定量の1.1~1.2倍くらい手に取り、手のひらを合わせてなじませます。
ステップ2:手のひらでスタンプ押し

 ☞下地をつけた手のひらでスタンプを押すようにして顔全体に塗り広げます。

ステップ3:ツヤを出したいところは厚めに

 ☞ツヤを出したいおでこ、頬高の部分は厚めに塗るとメリハリのあるつや肌に。
ステップ4:スポンジを使って伸ばす

 ☞スポンジで軽くはたきながら、薄く薄く下地を伸ばします。中央だけでなく隅々まで塗ることで、ファンでも鮮やかに発色します。

ステップ5:くすみが強い部分は重ね塗り

 ☞目の下などくすみが目立つ部分は重ね塗りを。くすみやすい瞼も忘れずに。

 

◇高機能下地の定番
 ☞コフレドール グランカバー フィットベースUV 3000円(カネボウ化粧品)

◇軽やかなジェルが毛穴の凹凸までカバー

 ☞ベーシック コントロールカラーN01 30g 3500円(RMKデビジョン)

 

次回、「ベースメイクの時短テクニック」~大人に似合うアイブロウ~

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