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「肌の衰えをリセット」~肌のハリとツヤは「肌アイロン」でつくる!~

肌アイロンのテクニックでハリつやを増し、若返る肌を手に入れる!

「肌アイロン」のテクでほうれい線をリセット

見た目年齢を左右するほうれい線は、加齢により頬の筋肉が衰えることで目立ってきます。生まれ持った骨格にも左右されるため、丸顔だったり、頬にボリュームがある方は、比較的ほうれい線が深く刻まれやすい傾向にあるようです。また、口元の筋肉が緩い、猫背で姿勢が悪い人もほうれい線ができやすいと言われています。

 

深くなってしまった溝を根本からふっくら持ち上げるには、美容医療の力を借りなければなりませんが、まだ浅いのであれば挽回の余地はありますエイジング対策の美容液を塗る際に、引き上げて塗るようなひと手間で、ほうれい線を消し去りましょう。

ほうれい線を目立たせないためには。日々取り入れてほしいのが「肌アイロン」です。美容液や乳液、クリームを塗るついでに肌を引き上げてから指でなぞり、ほうれい線の溝を消します。ほうれい線周りの硬くなった筋肉をほぐして血行を良くするので、ほうれい線の予防になります。

ほうれい線の衰えは「不機嫌顔」に繋がります。第一印象を大切にしたい方こそ、ほうれい線のケアを忘れずに。まだほうれい線が目立たない方は、予防として毎日の習慣に取り入れてみましょう。

 

ほうれい線を消す「肌アイロン」

◇ステップ1:こめかみをピンと引き上げる

 ☞美容液をなじませて滑りをよくしてから行いましょう。左手を右こめかみに添え、シワをピンと伸ばす気持ちで斜め上に引き上げて。

 

◇ステップ2:薬指と小指をスタンバイ

 ☞右手の薬指と小指をほうれい線の溝にフィットさせてスタンバイ

 

◇ステップ3:こめかみまで引き上げる

 ☞ほうれい線のシワを伸ばすイメージで、薬指と小指をこめかみまで優しく滑らせます。10回行い、逆側も同様。

 

 

目元をたるませるのも、たるみを消すのも、美容液の塗り方ひとつ

また、20代の頃はマスカラメイクの全盛期で、マスカラをたっぷり塗ってはアイメイクリムーバーでゴシゴシ拭いていた人もいるかもしれません。そのためか目元には年齢にそぐわない、乾燥小じわができていたりします。そこで、若い頃からリッチでコクのあるアイクリームに手を伸ばしたりした経験があるかもしれません。

 

でも、塗れば塗るほど翌朝の目元が重く、だるくなってしまうんですよね。目元にクリームは重すぎたようで、それからは目元美容液を愛用しています。1日に約2万回近くのまばたきを繰り返す目元は、皮膚が薄く、その上皮脂分泌も少ないため、乾燥小じわができやすいデリケートな部分です。

 

それだけに、細心の注意を払わないと、シワが刻まれることにもなりかねません。よく商品の仕様説明書には目元のマッサージ方法が記載されていますが、これ、ほとんどの方が正しくできません多くの方は力を込みすぎで、肌摩擦で乾燥やたるみの原因を作っています。

 

効果的な塗り方は、目元のシワをピンと伸ばすようにして美容液を塗る「肌アイロン」です。人差し指や中指だと力が入ってしまうので、使うのは薬指と小指。優しい力でしわを引き上げながら、目尻に向かってすっと力を抜きます。表面を軽くさするだけでも血行が良くなるので、目元がパッと赤く明るくなります。

 

 

デリケートな目元をケアする「肌アイロン」

◇ステップ1:こめかみをピンと引き上げる

 ☞顔全体に美容液を馴染ませて滑りをよくしておきます。左手を右こめかみにそえ、斜め上に引き上げて、目頭に薬指と小指を置いてスタンバイします。

 

◇ステップ2:ごく弱い力でなでる

 ☞薬指と小指の腹で目の下をなでます。デリケートな場所だけに強く引っ張るとたるみの原因になるので、優しいタッチで行いましょう。

◇ステップ3:こめかみまで引き上げる

 ☞目の下に溜まった滞りを流すイメージで、薬指と小指を目尻まで滑らせます。10回繰り返し、逆側も同様に。

 

 

おでこのシワを消して「おじさん顔」を脱却

おでこのシワって、「おじさん顔」を加速させてしまうと思いませんか。おばさんではなくおじさんです!おでこにシワがあると、気難しい印象まで与えてしまいそうです。おでこのシワの原因は様々ですが、多くは長年の表情の癖で、視力が悪くて目を細めたり、上目遣いをしたり、眉をひそめて考え事をしていませんか。

 

表情を大きく動かす癖がある方は要注意です。さらに40代になると、そこに頭皮の筋肉の衰えによるたるみも手伝って、しわが目立ってくると言われています。根本からの引き上げは化粧品だけでは難しいですが、表面のたるみをケアするなら「肌アイロン」が有効です。

そして、頭皮マッサージを同時に行うとさらに効果的です。また、自分の将来の顔は親を観察すれば予測できます。もしあなたのご両親に表情の癖によるおでこのシワがあったら、その顔に近づく可能性があるので、まだ気にならないおでこのシワも先手先手でケアに励んでみてください。

 

おでこのしわをケアする「肌アイロン」

◇ステップ1:こめかみからアイロンを

 ☞おでこに美容液をなじませて滑りをよくしておきましょう。薬指と小指をこめかみの上に置いたら、生え際に向かって引き上げます。やや強めの力でOK。

 

◇ステップ2:薬指と小指を中央にスライド

 ☞指の位置を少しずつスライドさせ、おでこの中央をリズミカルに引き上げて、 手がピンと伸びているか鏡で確認しながら行ってください。

◇ステップ3:逆側のこめかみも引き上げる

 ☞さらに指をスライドさせて、逆側のこめかみも引き上げます。おでこを引き上げることで、シワだけでなくまぶたの重みも解消できます。

 

 

年齢が隠せない首のシワこそ、手を抜かずに毎日根気ケアを

スキンケアやメイクに気を配っても、意外と手を抜きがちなのが首元のケアです。顔と同様に紫外線を浴びているのに、保湿やUVケアがおざなりになりがちなのも、肌老化を進ませる原因です。それゆえに、首は年齢が隠しきれないパーツだと言われています。

年輪のように刻まれていく首のシワは、毎日の顔のスキンケアの延長で行います。1度上を向いて、首をピンと伸ばしてください。その時に消えるシワは、毎日のケアで目立たなくすることができます。諦めないでケアを続けましょう。ここでも有効なのが「肌アイロン」です。

 

顔と同じように美容液などで保湿してから、首をぐいっと持ち上げて アイロンをかけるように指先で首のしわを伸ばします。最後は首を上から下にさえ、鎖骨に老廃物を流しましょう。首専用の美容液やクリームもありますが、顔と同じものを使用しても構いませんので、毎日根気よく続けましょう。

ただし、思った以上に日中日差しを浴びるパーツなので、紫外線が気になる季節は日焼け止めを忘れないように。加えて週に1、2回、定期的に顔用のスクラブで角質除去すると、つるんと滑らかになりますよ。

 

首元の年齢を消す「肌アイロン」

◇ステップ1:耳の下に指をスタンバイ

 ☞首からデコルテに美容液を塗って滑りをよくしておきましょう。首を上げてしわを伸ばし、耳の下に手を置きます。

 

◇ステップ2:耳下からデコルテに向かってなでる

 ☞フェイスラインのもたつきを流すイメージで、耳の下からデフォルトに向かって指を撫で下ろします。逆側も同様に。

 

◇ステップ3:首の真ん中も上から下へ
 ☞鏡を見てシワが伸びているのを確認しながら、シワができやすい中央も指を上から下にリズミカルに動かして肌アイロンを。

 

◇ステップ4:鎖骨へつまりを流す

 ☞下に流したつまりを鎖骨へ。指の腹で鎖骨の内から外へとさすり、肩の内側でワンプッシュしてリンパを刺激。逆側も同様に。

 

次回、「たるみ解消エクササイズ」~日々の手軽なマッサージを習慣に~

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