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「潤いをたもつスキンケア」~美容アイテムの使い方に要注意!~

自分の肌に合ったスキンケアアイテムを見つけるためには?

 

シートマスクは時間厳守!時間超過は逆効果!

「肌がガサガサに乾いたから、ローションマスクでじっくりケアしよう」と、化粧水をたっぷり染み込ませたシートマスクを顔に乗せ、そのままウトウトしていたら、マスクも肌もバリバリに乾いていた経験ありませんか?。その行為、危険すぎます。シートマスクは長時間つけていれば潤いが増すというアイテムではありません

マスクによく使われる素材にコットンがありますが、つまりこれは水分や油分を吸い込む力に長けた素材です。シートマスクに含んだ化粧水がすっかり乾いてしまったら、今度はそのシートが肌からどんどん水分や油分を吸い上げます。ですから、シートマスクの時間超過は、そのまま肌の乾燥へとまっしぐらになります。

 

規定時間より長くつけていれば効果が倍増するのではなく、むしろその逆です。美容液成分やクリームなどリッチな保湿成分を含んだシートマスクであっても、規定時間からやや早めに切り上げるのがベターで、クレンジングや洗顔が正しく行えていれば、ほんの数分でも潤い成分がすっと入ります。

 

シートマスクの潤いをプールするには、上からラップ剤のようなもので覆うのも手です。

 

シートマスクの効果的な使い方

◇ステップ1:化粧水で保湿した肌にシートマスクをのせる

 ☞乾燥が気になる日は、じっくり保湿できるシートマスクを隙間がないよう肌に密着させたら、規定時間を超えないうちに外します。

 

◇ステップ2:上からラッピング

 ☞シートマスクの上から100均などにあるシリコンマスクで覆うと、水分が蒸散することもなく、蒸らし効果で潤いたっぷに。

 

<おすすめアイテム>

◇ミノンアミノモイスト プルプルしっとり肌マスク 22ml✖4包 1200円( 第一三共ヘルスケア)

◇ミノンアミノモイスト ウルウル美白マスク(医薬部外品) 20ml✖4包 1500円(第一三共ヘルスケア)

◇柔らかい素材で肌当たりも抜群!

 ☞フェイスマスク ルルルン ワンホワイト 30ml✖5本 1500円(グライド・エンタープライズ)

 

 

オールインワンを「ワン」で済ませてしまうのはちょっぴり危険⁈

洗顔の後、化粧水から美容液、乳液、化粧下地まで、たった1個でスキンケアが済んでしまうオールインワンコスメって本当に便利ですよね。多くはジェル状でベタつかないから使い勝手がいいのですが、乾きやすい40代の肌には正直物足りません。

パッと塗った瞬間はみずみずしくても、潤いを与えておける「貯水力」が圧倒的に弱いのです。とはいえ、オールインワンコスメが家事や仕事に忙しい女性の味方であることは間違いありません。特に肌が無防備になるお風呂上がりは、肌表面からどんどん水分が蒸散しています。

 

すぐにスキンケアの時間が確保できないのであれば、とりあえずパッと塗る分には非常に便利なアイテムだと思います。一昔前のオールインワンは、肌に伸ばすとポロポロとしたカスが出たり、保湿力が足りないものもありましたが、近年では機能もぐんと向上しました。

 

伸びやかな質感でありながら高保湿タイプのものが増えてきたので、選ぶときはそのようななるべくリッチなものを使うようにしてください。それでも40代の肌には油分がやや足りないので、特に乾燥しやすい目元や口元にはクリームやオイルをちょい足しするように心がけてください。

 

肌に合うスキンケアはどうやって見つけたらいいか?

「どんなスキンケア用品を買ったらいいですか?」「いまだに肌に合うスキンケアが分からず困っています」そんな質問をよく受けます。肌質に個人差があるように、コスメも千差万別です。一概にこのスキンケアがいいとは言い切れません。いいと思ったコスメはあくまでも肌で試して体感を得たものですから、万人の方に向くというものではないのです。

しかし、自分に合ったスキンケアを選ぶわかりやすい指針はあります。それが美容液です。洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームといったすべてのラインが揃っているブランドの場合、そのラインの象徴的な美容成分をイチバン濃縮しているのが美容液です。

この美容液こそが、迷えるあなたを導く羅針盤となります。あれこれなら悩んだらまず美容液だけ試してみましょう。もしとても気に入ったなら、洗顔料や化粧水、クリームも肌に合う場合が多いです。そして、しっくりきたら、それこそがあなたにとって運命のスキンケアです。もちろん年齢や季節でその相性は変わるので、アップデートも忘れずに。

 

 

お金をかけるべきは、クリームより攻めの効果が高い美容液

肌は上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。一般的に化粧品は表皮の角質層までしか浸透しませんが、年齢に伴う悩みをケアするなら、表皮のさらに奥の真皮まで何かしらのアプローチをかけたいところです。それを大いに期待できるのが美容液です。

 

美容液には、クリームをはるかにしのぐ美容成分が高濃度で配合されていて、そのため値段も少しお高めです。クリームには滑らかな質感とリッチな効果がありますが、基本的な役割は潤いを閉じ込める蓋となります。効果を求めて高級なクリームを選ぶ前に、美容液に1番力を入れてほしいと思います。

 

しわやシミ、たるみなどのエイジングサインに徹底的に立ち向かうには、美容液の力がどうしても必要なのです。スキンケアはライン使いが理想ですが、全てハイブランドで揃えるとコストがかかってしまいます。その結果、量をチビチビ使うくらいなら、化粧水やクリームは多少コストを落としても構いません。

 

浮いた分は美容液に投入。そしてちょっと多いかな。と思うくらい贅沢につけましょう。

 

 

美容液とはとりあえず1ヶ月付き合ってみる根気が必要

肌の反応が以前よりも鈍くなっていると感じませんかちょっと背伸びをして買うようなハイクラスのエイジング向け美容液は、20代や30代にそれを使うと、翌日すぐに喜びと手ごたえをもたらしてくれましたが、そんな驚きに満ちた体験は減ったのではないでしょうか。

 

40代にもなると、美容液の効果が翌日ダイレクトに現れることは、残念ながらほとんどありません。これは肌の生まれ変わりであるターンオーバーが関係しています。肌の反応は加齢により鈍くなっているのです。「もしいいな、使ってみたいな」と思う美容液が現れたら、20代ほど目覚ましい効果が期待できないことを大前提にじっくり付き合ってみましょう。

 

シミを薄くするとされる美白美容液、シワの溝を浅くするエイジングケア美容液も、1本使い切ってみないと本当の効果はわかりません。一通り1本使いきるまで付き合ってみる根気強さが40代には求められます。もし塗った瞬間にいいかもと感じたり、3日から1週間使ってみて「あれ、違う」と思えたりしたら、その美容液は当たりです。

 

 

肌悩みに合わせて選びたい美容液

<エイジング対策美容液>加齢に伴う年齢、肌サインを集中的にケアする有効成分が、40代から投入したエマストアイテム。
◇エイジングサインにマルチに働きかけるから、「これさえあれば!」という安心感が。

 ☞ダブルセーラムEX 30ml 11000円(クラランス)

◇ターンオーバーが鈍くなる40代の肌に、とろみのあるテクスチャーも心地いい。

 ☞BAセラム レブアップ 40ml 13500円(ポーラ)

◇内側から立ち上がるようなハリが。

 ☞アスタリフト イン・フォーカス セルアクティブセラム 30ml 12000円(富士フィルム)

 

<部分用美容液>小じわが目立ってくる目元を集中ケアする部分用

◇ゴールドを配合したリッチなクリーム。ハリと透明感のある肌に。

 ☞AG ジーニアス アイクリーム 15g 7000円(ベアミネラル)

◇肌と一体化するように目元にピタッと密着

 ☞リファイニング アイセラム 15ml 7000円(カネボウ・インターナショナル)

◇目元に張りを与えてシワを改善

 ☞ベネフィーク レチノリフトジーニアス(医薬部外品) 20g 8000円(資生堂)

 

次回、「肌の衰えをリセット」~肌のハリとツヤは「肌アイロン」でつくる!~

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