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「潤いの秘密はたっぷりの化粧水」~乾いた肌を、たっぷりうるおすコツ~

化粧水を正しくつけるスキンケアで肌は若返る

みずみずしい肌

 

化粧水は惜しみなく。40代こそ規定量の「増し増し」で!

美肌の人は朝のスキンケアに20分かけています。中でも化粧水は押し込むようにたっぷりとがコツです。しっかり潤いを与えると、内側からふっくらとしてツヤが出るばかりか、油分と水分がベストなバランスに整い、ベースメイクも格段に崩れにくくなるものです。

 

化粧水が揺るぎない美肌を作ると言っても過言ではありません。仕事柄、多くの方のの肌を観察していますが、ほとんどの人の肌はとても乾いています。それは何が足りないかというと、ずばり化粧水で使っている量が圧倒的に少ないのです。
高保湿タイプの化粧水を使っても、量が足りなければ角層内を潤いで満たすことはできません。

 

化粧水を浴びるくらい惜しみなくバシャバシャと使いましょう。手のひらで温めた化粧水の水溜まりに肌を浸すくらいの気持ちでたっぷりつけましょう。規定量の1.5~2倍の増し増しくらいがちょうどいいのです。大人の肌には高機能性の化粧水を選びたいですが、それで量をケチるくらいなら、多少コストを落としてでもたっぷりつけるべきでしょう。

 

顔全体に塗ったら、目元や口元などの乾燥しやすい部分も、指先を使って隅々まで丁寧に塗ってあげましょう。モチっとプルっとしたらたっぷり満ちたサインです。

 

 

保湿を支える化粧水の付け方

◇ステップ1:化粧水を手に取り温める

 ☞化粧水を手に取ったら、手の温度で温めます。乾燥する季節は、このひと手間が浸透性を高め、潤いをアップする鍵になるでしょう。

 

◇ステップ2:顔全体に化粧水を馴染ませる

 ☞指先から手のひらまで肌に密着させるようにして、顔全体に化粧水を押し込むイメージでしっかりと。

 

◇ステップ3:乾きやすい目元は指を置いて

 ☞乾きやすい目元は、化粧水を馴染ませた薬指と小指を下まぶたの丸みに沿わせるようにして保湿。少し目線を上げると塗りやすい。

 

◇ステップ4:さらに全体に追い足す

 ☞再び手のひらに結集を取り、2~3の手順を繰り返します。肌が内側からふっくらアンドもっちりとするまで惜しみなく与えましょう。

 

☆スキンケアはライン使いがマスト?それともカスタマイズしてもいい?

 洗顔料から化粧水、美容液、クリームまでライン使い(スキンケアを同一シリーズで揃えること)をした方がいいですか?とは、よくされる質問の1つです。元々コスメの知識がある方なら、好みのテクスチャーや香り、求める効果でカスタマイズしてもいいと思います。

 

しかし、美白などある一定の効果を狙いたい、あるいはスキンケア初心者の方なら、基本はライン使いの選択が無難です。これはライン使いをすることで最大限の相乗効果を引き出せるように考えられているからです。なのでライン使いから始め、慣れてきたら少しずつお気に入りのものに切り替えてもいいでしょう。

万が一肌に合わなかった場合は、化粧水や美容液はボディケアに、クリームは髪のツヤ出しに再利用できます。

 

パンパン叩けば化粧水は入る。その思い込みは危険です。

洗面台でパンパンと肌を叩きながら化粧水を塗ってる方は見かけますが、パッティングをすると肌に化粧水が浸透するというのは勘違いです。確かにパッティングは血行促進効果があるので、そのようにして塗り込めば一時的に血色が良くなります。ところが、過度なパッティングはただの刺激にしかなりません。

 

肌表面に張り巡らされた毛細血管に刺激を与え、下手をすれば赤ら顔やシミの原因になることもあります。強く叩いたりこすったりする行為はすべて肌への刺激になります。ですから、原則的にコットン使いもおすすめしていません。もちろん清潔な状態で細かい部分まで塗れるコットンは、上質なものを正しく使えば便利です。

 

しかし、ほとんどの人は指に力を入れすぎてぎゅうぎゅう肌に押し付けています。コットン表面の毛羽立った繊維は摩擦にもなり、肌表面を傷つけてしまう恐れもあるのです。化粧水を塗るなら手が1番です。おでこや頬を包み込むようにしながら、手のひらを密着させて顔全体に化粧水を塗布したら 指の腹を使って細かい部分まで丁寧に塗る。

 

仕上げに押し込むようにする最後の一手で、見違えるようなふっくらとした肌に出会います。

 

 

成分を知れば、間違えることなくコスメ選びにもっと強くなる

「この化粧水、とろみタイプなのに全然潤った感じがしない」と感じることはありませんか。正しい方法で化粧水をつけているのにわない場合は、肌に合ってないことも原因ですが、とろみが見せかけのケースも考えられます。とろみ剤の代表的な成分にセラミドがありますが、これには「本物」と「セラミド風なもの」があります。

 

成分表示に「セラミドー番号(あるいはアルファベット)」があれば、それは人型セラミドで有効なセラミドの証です。本物のセラミドは水に溶けないため自然ととろみがつくのですが、中にはあたかも本物のセラミドが入ってるように見せかけるため、わざととろみ剤を入れているものもあります。

その基材が保湿成分の浸透を邪魔している可能性だってあるのです。そして、40代の方に多いのがオーガニックコスメ信仰です。植物性だから安心・安全で肌に優しいとは限りません。当たり前のことですが、人によっては植物由来成分が刺激になることもあります。

 

化粧品に含まれている全ての成分を覚える必要はないですし、効果がなければ偽物とは限りませんが、私たちも成分の知識を少し頭に入れておくだけで、賢い選択ができるのではないでしょう。

 

肌質や季節でテクスチャーを選びたい化粧水

<さっぱりタイプ>皮脂量が多い方、あるいは汗ばむ春から夏はさっぱりタイプを。水のようにぐんぐん馴染んで乾きを癒します。

 

◇ヒアルロン酸をしのぐ保湿成分など、100%自然由来成分配合。コスパもよく、たっぷり使える。

 アルジュラン モイストローション エンリッチ 180ml1450円(カラーズ)

 

◇保湿の高いウチワサボテンオイルを配合。軽やかなテクスチャーで乾きやすい春夏の肌に。
 モイスチャーローション 155ml3400円(トーン)

 

<しっとりタイプ>リッチな質感のものから、たっぷり使えるものまで惜しみなく与えて、乾きやすい大人の肌を潤して。

 

◇つけた後の肌細胞1つ1つが潤いで満ちてふっくらしていくよう。
 フィトチェーン ハイドロチューナー 200ml5000円(コスメデコルテ)

 

◇様々な美肌効果が期待できる浸透力の高いビタミンC「APPS」を高配合。
 VC100エッセンスローションEX 150ml4700円(ドクターシーラボ)

 

◇ ベースは弱酸性の立山の温泉水。乾いた肌にぐんぐん染み込んで、大人の肌を潤いで満タンに。

 レステッドスキン ローション 120ml4200円(セルヴォーク)

 

◇ツヤとハリが出る<医薬部外品>

 エリクシール シュベリエル リフトモイストローションTⅡ 170ml3000円 (資生堂)

 

◇美容液のように美肌成分・美容成分が凝縮されている「化粧水」肌に艶とふっくらした弾力を与えます。

 エンリッチ化粧液Ⅱ しっとり 30ml1700円(ファンケル)

 

◇高濃縮イソフラボン配合。ふっくらうるうるになって透明感が出るうえ、コスパも優秀。

 なめらか本舗しっとり化粧水NA 200ml900円 (常盤薬品工業)

 

◇少しとろみがかった質感で、美容液に匹敵するほどの潤いを与えてくれる1本

 ワイルドローズ モイスチャーローション100ml3800円(ヴェレダ・ジャパン)

 

次回、「潤いをたもつスキンケア」~美容アイテムの使い方に要注意!~

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