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「大人の美肌の作り方」~美肌のコツは正しい洗顔と〆のすすぎにあり~

いままでのスキンケア習慣を疑う 正しく洗い、すっきり落とす

正しい洗顔料の選びかた

40代は今までの習慣の変えどき

今までのスキンケアの習慣を疑ってみるタイミングは、 ホルモンバランスも変わり、肌の乾燥も進む40代以降になります。肌のコンディションは20代から30代とはまるで違うのに、スキンケアはずっと同じものを使い続けている。これでは肌が満足しないのも当然です。

これからのスキンケアは保湿が最重要課題になります。さらにそれに加えて、くすみやシミ、シワといったエイジングサインに対する効果をも求められるようになります。もし肌の基礎力が弱ってきていると感じているのなら、なんとなく続けている今までのスキンケアの習慣を変えるタイミングになるでしょう。

まずは、肌が求めるような年齢に応じたアイテムを選びましょう。そして、コスメ選びよりも重要視してほしいのがテクニックです。これまでの洗顔の仕方、化粧水や美容水の補い方、クリームのつけ方が年齢肌に適しているか、今一度見直してください。

ちなみに、肌のために続けてほしいのが朝20分のスキンケアです。スケジュールが立て込んでいるに日は、スキンケアの時間を見越して早起きし、洗顔から化粧水、美容液、乳液やクリームまでたっぷりと時間をかけます。朝に土台をきちんと整えておけば、紫外線や外的刺激などのトラブルに負けないため、美しい状態を保てるのです。

時間が取れる夜にスキンケアをじっくり行う方がほとん方がほとんどだと思いますが、これからは朝に重きを置く、そんな習慣を見直すのも40代からだと思ってます。スキンケアの手順をおさらいしましょう。美容液は基本的に化粧水の次につけます。案外この基本を守れていない方が多いです。

 

 

美肌になれない時は、まず洗顔を疑う

40代になると保湿が重要です。一日中潤った状態を保つために最初に見直すべきは、スキンケアのファーストステップである洗顔です。メイクや皮脂汚れが落としきれていないと、その後に使う化粧水や美容液の浸透が妨げられ、乾燥が進みます。とりわけ40代からは、くすみの原因ともなる古い角質の蓄積が問題です。

 

若いうちであればターンオーバーの力でそれなりに排出できましたが、代謝が衰えてくる40代はそのまま肌に残り、やがて厚くなった角質が潤いを阻み、 肌の透明感を奪います。ですから、「朝はぬるま湯洗顔だけです」というのは、潤いに満ちた肌を遠ざける危険な行為になります。

 

汚れを落としきれないため、乾燥を招くのです。肌の状態が良くないからと、ワンランク上の化粧水や美容液を与える前に、まずはいつもの洗顔を疑ってみましょう。40代になると皮脂分泌が減るので、「洗顔=落とす」ことに恐怖心を覚えてしまう方も少なくありませんが、これは年齢に応じた洗顔料を使用していないからと言えます。

洗顔料は、乾きやすい大人の肌のことを考えたリッチな保湿成分が配合されたものを選んでください。そして、きちんと泡立てて、その泡を転がすように洗うことです。正しい洗顔を行うことが、美肌を育てる近道です。

 

 

しっかり汚れを落としたい時の洗顔のコツ

◇ステップ1:洗顔料をしっかり泡立てる

 ☞洗顔料を適量出し、水を加えながら泡立てます。フォームの泡は卵1個分が 理想です。たっぷり泡立てることで肌摩擦を軽減します。

 

◇ステップ2:皮脂の多いところから泡を乗せる

 ☞皮脂が多くて毛穴汚れがたまりやすいおでこから鼻に泡をのせます。小鼻の脇は指先でくるくるとなじませてください。

 

◇ステップ3:あごにも泡をのせる

 ☞皮脂が多いのに洗い忘れが多いあご。綺麗に洗えていないことが多いので、ここにも泡を乗せて 指先でくるくるとなじませます。

 

◇ステップ4:顔全体に泡をなじませる

 ☞手と顔の間にある泡を転がして、直接顔に触れないようにしながら、頬、こめかみ、顔の横にも泡を広げ、顔全体を覆います。

 

◇ステップ5:デリケートな目元は押し洗い

 ☞目元は泡で押し洗い。3~5秒泡を置いて汚れを吸着させます。泡を乗せたままだと乾燥するので、 1から5の手順は手早く1分以内で済ませましょう。

 

☆朝の洗顔は軽く、夜はしっかり

 洗顔は朝と夜で変えます。朝の洗顔は特に汚れていないので、ケーキに生クリームを塗るように、肌表面にさっと泡をのせる程度で十分です。よく泡立てた洗顔料を軽く塗り広げてください。一方、メイククレンジングの後に行う夜の洗顔は、1日に蓄積された 汚れを落とし、すっぴんの状態に戻すためのものなので、丁寧に洗いましょう。

 

 

洗顔の〆となるすすぎは優しくしつこく、抜かりなく!

洗顔料をたっぷり泡立てて、肌に直接手が触れないようにしながら、泡を転がすように洗います。ここまでは完璧でも、すきで台無しになっている方が本当に多いです。汚れを吸着した泡を洗い流す仕上げの行為=「すすぎ」をおろそかにしてはいけません。

 

最近の洗顔料に多いホイップクリームのような濃密は肌への密着度も抜群で、それだけにすすぎはもう十分と思うまで行わないと洗顔料が肌に残ってしまいます。すすぎ残しは吹き出物、皮むけの原因となるので、泡切れのよい洗顔料であっても、すすぎはしつこいくらいしっかりと行ってください。

前面を10回すすいだら、顔を傾けて左右各5回、おでこと顎を各5回と、最低この回数をこなしてぬるつきがなくなったら、1度顔上げて鏡を見てすすぎ残しがないか確認しましょう。生え際やあごは泡が残りやすいので要注意です。また、すぐ際の水やお湯の温度にも気を配りたいものです。

 

洗顔料の使用法には「水かぬるま湯ですすぐ」と書いてありますが、そのぬるま湯というのは30℃程度、つまり手で触れた時冷たくないと感じる水です。最も避けてほしいのが、熱いシャワーを直にかけてすすぐ行為で、泡はスッキリ落とせますが、大切な皮脂まで奪うため乾燥が進みます。

 

泡を完璧に落とすすすぎのコツ

◇ステップ1:前面はたっぷり10回

 ☞前面は手のひらに水をたっぷり作って10回すすぎます。凹凸の多い部分なので、ぬめりがなくなるまでしっかりと 洗いましょう。

 

◇ステップ2:側面は各5回ぬかりなく

 顔の側面、特に生え際はすすぎ残しが多いところになります。手のひらにためた水に顔を浸すようにして、左右5回すすぎます。

 

◇ステップ3:忘れやすいおでこ、あごは各5回
 ☞すすぎ残しが多いおでこは、生え際までしっかりと泡がたまるあごもよくすすぎます。ここで鏡を見て泡が落ちているのかを確認します。

 

◇ステップ4:タオルで優しく水分を拭き取る

 ☞清潔なタオルでポンポンと押し当てて水分を拭き取ります。この後、時間を置かずに化粧水をつけましょう。

 

次回、「きれいに化粧を落とすクレンジング」~潤いを守る洗顔・クレンジング~

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