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あなたを守る肌の役割とは?~健康な肌の敵を知ろう~

あなたを守る肌の役割と肌の構造を知る! 肌に良いもの悪いものとは

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肌の役割①バリア機能  汚れ・紫外線・ウイルスなどから守る

外敵や刺激をブロックして、潤いを逃がさないのが肌の主な役割です。肌は外気と身体が接している境界線であり、その第一の役割がバリア機能です。バリア機能とは、体内に異物が入るのをブロックする働きのことで、細菌やウイルスなどの侵入を阻害して感染や病気を予防し、紫外線によって細胞のDNAがダメージを受けるのを防ぎます。

 

このバリア機能の最たるものがもっとも外側にある表皮であり、厚さ0.2mmととても薄くラップのように全身を覆って外気から体を守っています。表皮の中でも一番上にある角層は、角質細胞と言われるうろこのような細胞がみっちりと並び、物理的に外的刺激を遮断しています。

 

さらに角質細胞の隙間をセラミドやコラーゲンが埋め、微生物やアレルゲンが入り込むすきを与えないようになっています。また、水分が体の外へ逃げないようにするのもバリア機能の役割で、角層にあって水分をキープするMNF(天然保湿因子)や皮脂や汗で構成される皮脂膜もバリア機能を担っています。

 

 

肌の役割②新陳代謝機能 不要なものを排除する

細胞が生まれ変わり、分泌と吸収を繰り返す機能です。もし肌が生まれ変わらなければ、肌の表面は水分保持力の低い古い角質細胞で埋め尽くされてカサカサになり、紫外線を浴びて生成されたメラニンは排出することなく、肌はくすみっぱなしになってしまいます。

 

水が一つに場所に溜まってしまうと、どんどん淀んで汚水になっていくのと同じことが起きるのです。きちんと新陳代謝が行われている肌は、古い角質がスムーズに剥がれ落ち、フレッシュでクリアな角質細胞が常に表面に並びます。その中には、NMFなどの水分保持を担う成分が満ちていて、健やかでみずみずしい状態をキープしています。

 

さらに体の中で使えわれて不要になった水分を、汗腺から汗として排出するのも肌の役割です。発汗作用により体内の水分バランスは適切に保たれます。また肌には血管やリンパ管が張り巡らされていて、体中に必要な栄養を届け不要になった老廃物を回収するという役目も担っています。

 

これらすべてが正常に機能して、肌も体も健やかでいられるというわけです。しかし、日本人女性の肌は白人女性に比べ3分の2ほどの厚さしかなく、肌の潤いを保つNMFなどが不足しがちなことが判明しています。つまり、水分保持能力が低いので乾きやすく、刺激も受けやすい肌といわれています。

 

 

肌の役割③体温調節機能 発汗と筋肉の収縮でコントロールしている

外気温に左右されずに、恒常性を保つ機能です。汗は体内の水分のバランスを調整するものと言われますが、汗にはもう一つ大切な役割があり、それが体温を一定にコントロールする機能になります。気温などの影響で体が熱いと感じたときには汗を出して体の中に溜まった熱を放出し、体温を下げて平熱に保とうとします。

 

もし汗が出なければ体の中に熱がこもってしまい、熱中症を悪化させる原因になったり、逆に体に溜まった余分な水分のせいで冷えを招くこともあります。一方で、寒いと感じたときは真皮層にある立毛筋がキュッと縮み、いわゆる鳥肌が立った状態になり、熱の放出を最小限にして体の中にある熱をキープし、身体を冷えから守ります。

 

 

肌の役割④センサー機能 外の情報を受け取り身体を健やかにキープ

損度や痛みを感じて、脳に適切な指令をつなぐ機能です。五感の一つである触覚は、肌に備わった感覚で熱いや冷たいといった温度や、痛みなどの痛覚を感じることができます。何かに当たった、触られた、心地よい、といった感覚も、痛覚の一種とされていてこれらをまとめて温痛覚と言います。

 

この温痛覚を感知するのがマイスナーと呼ばれる真皮の中になる神経細胞で、ここが温痛覚を察知して信号を出すことで、それが脊髄や脳に届き、体温を適切にコントロールする機能が働いたり、危険から身を守る反射神経が発揮されたり、という作用が起こります。

 

スキンケアでここちよさを感じると、肌にいいホルモンが分泌されるというのもこのセンサー機能が発端となっています。

 

 

素肌美人が目指す健康な肌とは

トラブルや悩みのない肌になりたい!と思うなら、目指すのは「健康な肌」であり、それは肌が根本から健やかな状態ということで、そもそもトラブルを寄せ付けない強い肌のことです。また、健康な肌を保ち続けることは、肌の老化スピードを遅らせることにつながります。健康な肌の”5つのキーワード”を紹介ていきます。

 

 

1.「水分と油分のバランスがいい」肌

表皮に水分と油分が適切にあることがいい肌の条件です。潤っていることは健康な肌の条件といえますが、この潤いのもととなるのは水分であり、キープするのが油分です。ここでいう水分とは、角層に含まれる水分のことで20%が理想の値とされています。

 

油分とは皮脂と表皮の隙間を埋めるセラミドなどの細胞間脂質、角層の中で水を抱え込むNMFの3つを指し、これらをバランスよく含むことが大切になります。ただし、残念ながら数値では表すのが難しいようです。角層の水分量が20%より少なくなると、肌は乾燥に傾きます。水分量が減る原因はいろいろありますが、その一つが加齢です。

 

年齢を重ねるほど、潤いを補給してキープするお手入れが必要になります。さらに水分量が10%以下になると完全なドライスキンと呼ばれます。ドライスキンの人は水分・油分ともに不足していて「キメの溝が浅く乱れている」や「毛穴が小さく目立たない」といった特徴がみられます。

 

逆にオイリースキンの人は、皮脂量とともに角層の水分量が多く、毛穴が比較的大きくてキメが粗く見えがちになります。テカってみえる原因は皮脂の過剰分泌と、キメの乱れも大きく作用します。キメが粗い肌はすぐにギラついて見えてしまい、一方キメが浅いと一見つるんとした肌に見えますが、皮脂により人工的なギラっと感が出てしまいます。

 

同じ皮脂量でもキメがちょうどよく整った肌では、光を自然に反射してなめらかなツヤ肌に見えるようです。

 

 

2.「キメが整っている」肌

肌表面の深い溝が均一に走っている状態が理想的です。キメは、皮溝と呼ばれる谷と皮丘と呼ばれる山で成り立っています。キメが整うとは皮溝が深く、皮丘がふっくらとして、皮溝と皮丘の落差がほどよくある状態のことを言います。さらに肌全体を見たときに、皮溝の大きさや密度が均一に分散されているのも健康的な肌の条件です。

 

私たちの肌は母親の胎内にいる初期には、ラップを貼ったようにピンとしていたのが、猛烈なスピードで細胞分裂を繰り返して成長するときにひび割れて、キメになると言われています。キメは柔軟性があることの証であり、キメが細かく均一に整った肌は、柔軟性があって潤いを保持する能力が高いと言えます。

 

キメが乱れていたり、キメがなくなってフラットな表面になった肌は、柔軟性が失われ水分をキープすることができなくなります。キメが乱れる原因はさまざまですが、年齢を重ねるごとに角層が厚く硬くなり皮溝ができにくくなることも一因のようです。対策として、潤いを与えるケアが必要になってくるでしょう。

 

キメとシワはともに肌にできる溝ですが全くの別物で、シワはキメが深くなったものではありません。本格的なシワは加齢によるものと、表情などによる折れグセがついて最終的にシワになるものがあります。ただし、初期老化サインの一つ小ジワは乱れたキメによるものなので、保湿で肌のに柔軟性を与えることで修復が可能です。

 

 

3.「弾力がある」肌

跳ね返す力で重力に負けない肌をキープしましょう。弾力とは元に戻ろうとする力で、触れたときに跳ね返そうという力が

感じられるのが弾力のある肌です。弾力のない肌は、押し返す力がないため寝跡などがつきやすく、重力にも逆らえません。そのため、下方向の力が働いて、どんどんたるんでいきます。

 

肌の中の弾力を作っているのが、真皮とその下にある皮下組織や筋肉組織であり、それぞれにある程度の硬さやハリがあることが重要です。特に弾力に深くかかわるのが真皮で、コラーゲンやエラスチンといった繊維細胞と、それらを生み出す線維芽細胞、そして周りを埋めるゼリーのようなグリコサミノグリカン、プロテオグリカンなどの基質で構成されています。

 

その中でも網目状に張り巡らされたコラーゲンと、コラーゲンをばねのように支えているエラスチンが弾力を担う主力成分です。みっちりと高密度に存在していること、線維芽細胞がコラーゲンやエラスチンを新たに生み出す力が強いことが、弾力のある肌の条件になります。

 

生まれつき肌が硬い、柔らかいという個人差はありますが、それは弾力とは別問題になります。また、柔らかい肌とは動きや刺激に対応できるしなやかさがある、つまり弾力がある肌を指します。むしろ硬い肌のほうが柔軟性に欠ける場合があります。表皮が薄く、真皮や皮下組織の厚い日本人の肌は、表皮の厚い白人に比べ弾力があって柔らかいと言われます。

 

 

4.「ターンオーバーが正常な」肌

28日間でどんどん肌の細胞が生まれ変わるのが正常な肌になります。ターンオーバーとは、表皮がどんどん新しい細胞に入れ替わっていくことで、表皮と真皮の間にある基底層で生まれた角化細胞(ケラチノサイト)が肌の表面に向かって上がっていくにつれ、有棘細胞、顆粒細胞と姿や役目を変えていき、最終的には角質細胞となって肌の最表面となります。

 

自然に剥がれ落ちるまでのこの周期が、28日前後だと理想的で常に健やかな細胞で肌の表面が覆われている状態になります。ただし、この周期は年齢やホルモンバランス、紫外線などに影響されるもので、一般的に20歳をピークに28日からどんどん遅くなっていきます。

 

すると、水分を抱え込む力がない古い角質が表面に溜まり、肌が乾燥したりシミやくすみが発生したりするのです。

 

 

5.「栄養が行き届いている」肌

肌の成長に欠かせない栄養素は血液が運んでくれます。そして、肌のもとになるのはなんといっても食べ物であり、摂取した栄養を動脈が肌のすみずみまで運び、要らなくなった老廃物を静脈が回収することで、肌の細胞は育ちます。もし栄養が不足していたり、血液の流れに滞りがあると細胞はエネルギー不足になります。

 

すると、肌の細胞がきちんと育たなかったり、新しく細胞を生み出せなかったりします。まずは、正しい食事をして、その栄養がきちんと巡るように血流をよくすることが大事です。体温でいえば36~37度だと血液の循環がいい状態だといえます。マッサージも効果的ですが、重力に逆らって血を巡らせるには筋肉による血流ポンプ作用が重要です。

 

適切な筋肉量を保持することは、健康な肌にとっても重要なのです。

 

☞次回「肌の老化のしくみ」~肌の良くない内的・外的要因ワースト5~

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