美肌のためのスキンケアで皮膚年齢を若返らせる
目次
肌の美しさは”習慣”で決まる 肌に良い栄養とケアを身につけて毎日続けるだけ
美肌になるのは「肉食コーヒー党女子」
肌はタンパク質なので、美肌を目指すならその代表である肉や卵を取りいえるのが必須です。おすすめはコラーゲンの直接的な材料である「ヒドロキシプロリン」が豊富な鶏もも肉です。コラーゲンそのものを食べてもいいのですが、サプリや飲料ではコスパが悪いと言えます。
また、卵はタンパク質やその他の栄養素が非常にバランスよく含まれた栄養食品で、効率的に美肌を作る手助けをしてくれます。コーヒーやワインには体内の酸化を抑えるポリフェノールが多く、シミや老化の予防にとても役立ちます。
コーヒーも酸化するので、自分で豆を挽くかお店で豆を挽いて冷凍保存をしましょう。体内で分解しにくい不飽和脂肪酸の多いサラダ油は良くありません。酸化するとより分解しづらく、消化器官に負担がかかり肌や体のダメージになります。
同じ油を何度も使いまわすと酸化するので、ファーストフードのフライドポテトやコンビニのホットスナックなどには注意しましょう。つまり、揚げ物の食べすぎとコラーゲン不足が美肌作りを遠ざける要因なのです。
化粧品で痩せることは絶対にありえません!
痩身や脂肪燃焼などをうたうジェルやクリームがありますが、これらで痩せることはありません。化粧品に痩身効果は認められておらず、「痩せる」という表現は景品表示法違反に当たります。ただし、化粧品によって肌を「引き締める」という表現は可能です。
肌は微弱な刺激を与えると一時的にキュッと引き締まる性質(収斂作用)があります。単に皮膚が収斂するだけで、体は引き締まりませんが「引き締め」といえば消費者が体のことだと思っているのです。
つまり、化粧品には「痩せる」と表現することはできませんし、痩せることもありません。
瘦身系コスメの有効成分は、「唐辛子チンキ」「バニリルブチル」など肌を温めて血行を促進するものが主流です。温まるので発汗はしますがただそれだけです。皮膚表面の血流がよくなるだけで、皮下脂肪は変わりません。
むくみはジェルなどのマッサージをすれば良くなるかもしれませんが、それはマッサージの効果です。別の部位の血流が悪いせいで脚や顔に水分がたまってむくむ場合もあり、これは根本原因の改善が必要になります。
美顔器の実態は謎に包まれている。。。
化粧品は肌の表面にしか浸透しません。そこで、これをイオンの力で肌の奥に届けようというのが「イオン導入器」になります。一部の美容成分は水に溶けると、静電気(イオン)を帯びるため、同じ極の静電気を加えると反発し、肌の奥に押し込まれるのです。
ただし、イオンを帯びる成分でも分子が大きいと肌の奥に入らず、有名な成分で導入ができるのは「ビタミンC」くらいになります。しかし強引に外から押し込めば副作用も考えられます。なんか効いてそうという理由で使っても大丈夫かは実はよくわかっていません。
化粧品は成分表示の義務があり、そこからある程度の良しあしを判断できます。しかし美顔器は「雑貨」という分類で、化粧品ほどの情報開示に細かいルールはありません。消費者には効果を見破るすべがないといえます。
さらに、まだまだ十分なリスク分析ができていない分野であり、例えば超音波美顔器は、一説によると超音波が肌の細胞を傷つけるとも言われています。そのため、効果もリスクも把握できていないものを大事な体に使うのはいかがなものかと思います。
ムダ毛処理は永久脱毛か電気シェーバーが肌に優しい
ムダ毛の処理方法はいくつかのパターンがありますが、敏感肌やアトピー肌なら除毛クリームは危険です。これの主成分は「チオグリコール酸カルシウム」といって、パーマ剤にも使われる強力な「還元剤」の一種です。
タンパク質を溶かす作用があるので、毛の周りの皮膚が荒れることもあります。また、カミソリは皮膚が削れるので、毛穴が炎症を起こしたりそのせいで広がったりすることがあり、おすすめはできません。
毛を剃ると太くなるという俗説は間違いです。毛は根元が先端にいくほど細いので根元近くで切ると太く見えるだけです。ただ、剃ると毛穴が炎症して広がる場合もあるので注意が必要です。一番いいのはやはり永久脱毛です。
「剃る」あるいは「抜く」では、抜くほうがマシです。ただし、鋭利な毛抜きは皮膚を傷つける元になります。また、毛根から抜けず毛穴に短い毛が残ると、皮膚の中で埋没して炎症を起こすこともあります。先が丸くて、毛をスッと抜ける毛抜きがいいでしょう。
一番いいのは「電気シェーバー」で、それなりの値段のものは、肌への負担が一切なしです。自己処理にかぎらなければ、医療機関での脱毛が一番おすすめです。自己処理を続けるより長期的に見て肌にはずっと優しいです。
施術後は少し炎症しますが、何度も自己処理するより低刺激です。ただしエステではなく、医療機関で行いましょう。いずれにせよエステシャンには医療資格がありませんので、脱毛は安全性なら医療機関で行うのがおすすめです。
ビタミンCはサプリで毎日摂る習慣が肌にベスト
美容皮膚科などで「ビタミンC点滴」を受けるのはお金と時間の無駄かもしれません。ビタミンCは水に溶けやすい「水溶性ビタミン」なので、必要量を超える分はすべて尿として排出されます。過剰摂取しても心配ない反面、意味もないのです。
なお、点滴であればビタミンCが血中に行き渡るというのも諸説あり確かなことはわかりません。口からとっても栄養素は内臓から吸収されて血中に溶け込み、その果てに尿となって出ていきます。一方、サプリメントでビタミンCを習慣的にとるのはおすすめです。
美白や抗酸化の効果が望めま、ニキビや肌荒れが多い人には、ビタミンB2もいいでしょう。サプリの場合、「栄養機能食品」として登録されていれば、その効果が認められているという目印になります。ただし、ビタミンAやEは蓄積しやすい「不溶性ビタミン」になります。
これらは、過剰摂取による副作用もあります。妊娠中はビタミンAの過剰摂取で胎児に悪影響が出る場合もあるので、注意しましょう。
皮膚から有害物質は侵入しないが「香料」だけは別
日用品や化粧品に含まれる有害化学物質が、皮膚から体内に侵入して蓄積しさまざまな健康被害を引き起こすという「経皮毒」と呼ばれるこの主張はでたらめといえます。もともと経皮毒で指摘された成分は「ラウリル硫酸Na」「PG(プロピレングリコール)」の2つです。
ラウリル硫酸Naは、肌に50時間くらい浸すとやっと微量入りますが、洗浄剤なのですぐに洗い流すものです。またPGは現在ではほぼ使用されていません。つまり、通常の用途で成分が体内に侵入することはまずありえないのです。
私たちの肌バリアは、化粧品や日用品レベルの成分を簡単に肌の奥に通すほどやわではありません。もし傷口や炎症から多量に体内に侵入したとしても、界面活性剤は水に溶けるので、その100%が1週間以内に尿として排出されるしくみになっています。
多くの人は化学物質の実態をよく知らないために、無根拠にこれを恐れてしまいます。この心理を悪用した化粧品のマルチ商法などもありますが、どうか騙されないようにしてください。
「経皮毒」はもともと、ラウリル硫酸NaやPGの経皮吸収を指した作り話です。ここから、いろいろな界面活性剤が肌内部に侵入するといううわさが広がっていきました。一方で「香料」の経皮吸収には警戒すべきです。
化学物質の中でも香料は特異であり、分子が小さくさらに尿に溶けない脂溶性のため、体内に侵入して蓄積する可能性があるからです。また、湿布薬やステロイドは「医薬品」なので、意図的に経皮吸収させて効能を与えているものなので、これとそれとは話が別になります。
肌に優しい化粧品を使うのがスキンケアの第一歩
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