美容液は肌を守る成分に注目して選ぶ
目次
高価だけど意味のない成分を使った高級コスメに注意。真に重要なのは肌を「守る」こと
肌に必要なのは防御成分
わざわざ美容液を購入するなら「肌に本当にいい成分がしっかり入ったものを使いたい」と思いますよね。巷では「肌に良い」とされている成分があれこれたくさん宣伝されていますが、本来人の肌というのは外から塗ったものを吸収して肌の内部に届けることはできません。
なぜなら、皮膚とは外部からの刺激やウイルスなどを体内に侵入させないための”バリア”であり、たとえ美容成分をつけたとしても、そう簡単に吸収するようなことはないのです。それを考えれば、「肌に浸透して細胞の生成を促す成分」などとうたっている商品は、あまり期待できないということになります。
本当に肌に良い成分というのは、例えば「肌のバリアになる」とか、「皮膚の酸化ストレスを抑える」というようなあくまで”防御”を得意とする成分です。そういう成分を探してみると、一番効果的なものではセラミドやビタミンC誘導体などの「抗酸化成分」になってきます。
試す価値のある美容液とは?
セラミドとビタミンC誘導体の両者もしくは一方を安全かつ効果的な濃度で配合している美容液なら、それなりにお金を出す価値があると言えるでしょう。セラミドは皮膚の角質層で外部からの刺激を抑えたり、皮膚内部の水分の蒸発を防ぐなどの機能を持つ肌本来のバリア物質です。
これは皮膚のもっとも外側の角質層に存在する成分なので、その効果を発揮するのに肌の奥底まで浸透する必要がありません。ただ、肌に塗りさえすれば、十分効果が期待できるというわけです。セラミドは種類が多く、本当に肌に有益なものを選ぶのが難しいですが、「シェルシェール モイスチャーマトリックスN」はおすすめです。
これは、数あるセラミド美容液の中でも屈指のセラミド配合濃度を誇ります。配合しているセラミドの種類も「ヒト型セラミド」という実際に人間の肌や髪に存在する成分です。敏感肌やアトピー体質の人は、皮膚のセラミドがもともと少ないことが多くの研究でわかっているので、ぜひ試していただきたいです。
非常に粘りのあるテクスチャーで、保湿重視の人向きだと思います。
化粧水レベルの美容液も存在する
「化粧水」と「美容液」だったら10人が聞けば、10人が「美容液のほうが美容成分が豊富で肌に良さそう」と答えると思います。これは化粧品メーカーの宣伝の仕方や価格の開きから、そのように感じてしまうのかもしれません。しかし本当のことを言えば「化粧水」と「美容液」にはその成分構成に厳密な違いはありません。
法律などで区別が決められているわけでもないので、ものによっては化粧水のような成分の薄い美容液が売られていることもありますし、逆に化粧水でありながら「美容液」といってもおかしくないほど豪華なものもあります。その商品を化粧水とするか美容液とするかはあくまでメーカー側の判断で決めています。
「美容液だから肌に良いに違いない!」と思い込むと、粗悪品を掴まされることがありますので注意しましょう。特に肌にとって意味のない成分を無駄にたくさん配合して、高級感ばかり演出したような美容液には要注意です。例えば30mlで1万2000円もする有名な高級コスメブランドでもこのような美容液はあります。
<見極めたい成分表示>
・変性アルコール:エタノールの別名。皮膚への刺激があるほかにも、アレルギー性や蒸発によって肌を乾燥させるという欠点がある。
・肌にとって意味のない成分(加水分解アマ種子エキス、酵母エキス、アセチルテトラペプチドー9):リフトアップ効果がある複合成分とうたっているが、皮膚には浸透しない化粧品ではその効果は不安。
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